新生児服の準備におすすめ! 種類や選び方、着せ方を紹介
もうすぐ生まれてくる赤ちゃんの服選び。一体どんな服をどれだけ用意すればよいのか悩むママたちも多いのではないでしょうか?
新生児の服は、生まれた季節によって用意する種類や枚数も異なります。そのため、購入前に必要なアイテムをどれだけ必要なのかを理解しておきましょう。
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■新生児服の種類:肌着とウェア
新生児服には、まず肌着とウェアの2種類があります。それぞれ用途や目的が異なるため、赤ちゃんが生まれる前には肌着とウェア、どちらも用意しておきましょう。
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▼肌着とは?
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赤ちゃんの肌に直接着させる「肌着」は、
汗取りと体温調節を行う下着の一種。赤ちゃんは体はとても小さいのに、汗を分泌する「汗腺」が、なんと大人とほぼ同じ数あるといわれています。
そのため肌着は、汗っかきな赤ちゃんの汗をしっかり吸い取り、汗が蒸発するとき、肌の表面温度を奪われて体が冷えないよう体温調節を行う働きを担っています。
基本的に年中通して着るものであるため、季節によって素材を使い分けたり、成長に合わせて着せやすい形を選んだりしながら、赤ちゃんに着せるようにしましょう。
肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるため、デリケートな赤ちゃんの肌にやさしい素材のものが多いのが特徴。さらに肌に刺激を与えないようにと、縫しろを外側にして縫製された肌着もあります。
肌着の形は大きく分けて4種類あり、成長に合わせて使い分けを行います。新生児の頃は寝かせた状態でも着脱しやすい前開きの肌着を使うのが一般的。
その後、成長に合わせて、頭からかぶる肌着へと徐々に移行していきます。
▼ウェアとは?
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ウェアは肌着の上に着る洋服感覚のアイテムです。
基本的にトップスとボトムスがつながった形状をしています。形は3種類あり、丈の長さや着こなし方によってデザインが異なるのが特徴です。
低月齢の頃は、トップスとボトムスがつながったつなぎタイプのウェアが主流ですが、成長するにしたがって、トップス感覚で着られる丈の短いものへと移行していきます。
ウェアは形によって使用する期間は異なりますが、丈の長いものは生後7ヶ月まで、股下丈のものは最長2歳頃まで使うこともあります。
月齢が小さいうちは、肌着と同様に寝かせたまま着せたり、脱がせたりしやすい前開きタイプがおすすめです。肌着の上にアウターでもあるため、適切に体温を行うために、季節に合わせた素材や生地の厚さを選ぶようにしましょう。