別に長男本人に「もっと公園に連れて行ってほしい」と頼まれたわけでもないのに、私の気持ちが1人で勝手に「もっと外に連れ出してあげなきゃ! たっぷり遊んであげなきゃ!」と焦っていたんです。
そんななかタイミングよく整った瞬間があったので、今日こそは長男を外に連れ出してあげたい! と思い準備万端頑張ったのに、寸前のところで当の長男本人に拒否され、「せっかく連れていってあげようと思ったのに!」という恩着せがましい思いがふつふつと湧いてきてしまい、
こんな結果になっちゃったんですよねぇ~~。
あーぁ。大人げないですね。
■ワンオペ、転勤族…とにかく余裕がなかった
でもね、外野はならなんとでも言えますけれど当時の私は私ですごく頑張ってたと思うんですよ。
4歳と0歳。坊ちゃん気質の長男とグズグズ一日中泣く赤ん坊の次男を連れて、見知らぬ土地で孤軍奮闘して、頼りになるはずの夫はほとんど不在で…。
そんな中でもなんとかして「長男優先」「怒らない育児」「元気に外遊び」「手作りのご飯」とたくさんのノルマを自分に課していました。
子育てに対するノルマはたくさんあるのに現実は出かける事ひとつとっても、準備がものすごく大変で全く思い通りに進みません。
次々と起こるアクシデント、舞い込む雑用、キリのないお世話…。
うまくいかない現実が空回りして、些細なことで怒りっぽくなってしまっていたんだと思います。
■「怒ってしまうこと」にたいして、私が出した答え
だから私は「怒っちゃダメ」とは思いません。怒りたくて怒ってる人なんて1人もいないと思います。
怒りたくないのに怒ってしまうから苦しいし悩むし辛いんです。
だからいつからか私はまず「怒ってしまったこと」への罪悪感を捨てることにしました。
怒ったっていい。
怒ってしまったのならもうそれは落ち込まずに、明日のことを考えよう。
イライラする日だってあるし、イライラのしきい値が低い時期だってあります。
人間だもの。
イライラもするし、カっと感情的に怒ってしまう時もあるでしょうが、あまり自分に厳しくしすぎず、こんな時もあるさと受け流して、また明日から頑張っていきましょう。
わが家のしつけ体験記