今回のグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイは、子どものときの習いごとにまつわる切ない思い出について。前後編でお届けします。
あけましておめでとうございます!
今年は大厄年のグラハム子です。ちなみに、夫は私のひとつ年上です。
今回は、私が夫と結婚を決めた理由のひとつを描きたいと思います。それはまだ結婚前、夫(当時はまだ彼氏)とともに、共通の知人たちと食事をしたときでした。
■子どもの習いごとの悩みに知人たちは…
こんな会話を聞きました。本当に、なにげない会話の一部だったと思います。でも、私にはすごく胸に刺さる会話でした。
なぜなら、私自身が昔、A先輩の息子と同じような経験をしたからです。
■“母の希望の習いごと”に自分が向いていないと思ったら
私は幼稚園のころ、とあるスポーツの習いごとを始めました。きっかけは覚えていなくて、気がつけば通っていた感じです。おそらく
母の希望だと思います。
最初の数年は疑問を持たず通っていました。母も応援してくれていました。が、小学校2年生のころ、
私は母にそう言いました。理由は、「自分にはその
習いごとがあまり
向いていない」と気づいたからです。