コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
初登園は子どもにとって一大事!? 長男大号泣のあの日を振り返る【コソダテフルな毎日 第122話】
■あれから7年。長男が当時を振り返って語ったこと
当時、私も若くて一生懸命でしたね。
そして、あれから7年経った長男が
あの時どういう気持ちだったのかを語ってくれました。
とにかく彼の頭の中では
だそうです。
ママは色々安心させようと言ってくるけれど、
ボクからしたらどこに行くのかも何をするのかもわからなくて不安で、行く事は別にいいけどママについてきてほしい、ママと一緒に行きたいっていう気持ちで溢れていたそうです。
なるほど。
たしかに「行かない!」とは言ってなかった。ママも一緒に行くって主張してましたね。
長男:「バスに乗り込んだ時には嫌で嫌でしょうがなかったけど、走り出したらすぐに窓の外の車を見るのが楽しくなって、
どうでもよくなった」
え!!!! 切り替えはっや!!!!
現にあの日迎えに行ったら、朝の不安気な顔とは打って変わってニコニコ笑顔で出てきました。でも翌日からしばらく朝は泣き続けたんですけどね(苦笑)
大人の私達からすれば、幼稚園がどういう場所かも、幼稚園が何をする場所かも経験しているので不安はありませんが、自分に置き換えてみたら。。。
いきなり「お前このバスに乗れ!!」とか言われて、
どこに行って何をするのかもわからないバスに無理やり乗せられるような感じかな??
え、こわっ!! 絶対イヤだ!!
バスなんて乗りたくなぁぁぁぁい!! ていうか、一緒についてきてよ! どうして1人で乗せるんだよ!! やだよ! 家にいたいよーーーー!!!!
って、なりますね…おぉ…。
というわけで、人生で初めてママと離れて小さな社会に出て行く子どもたちからしたら、
大人が思ってる以上に、不安で心細くてドキドキしちゃう事なんだということが、長男の証言からもわかります。
でもじゃぁ一体どうしてほしかったのかと聞くと
「無理やりにでも放り込んでくれてよかった」だそうです(笑)
そうなのか! 休ませてほしかったとか、乗せないでほしかったとかじゃないのか!
長男は長男なりに「そりゃ無理やり乗せるしかないやろ」と思ってるらしいです。親が思ってる以上にたくましい一面も持ち合わせているということですね。
もちろんその子その子によって性格も違いますし、感受性も違うので一概にこうとは言えないのですが、我が家の長男の「当時を振り返る」でございました。
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