コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
好きは才能を超えるかも!? 天才ではないけど「計算」が好きな息子の日常【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.40】
我が子の才能…それはずばり、
計算が好きなこと!!
今回はそんな計算が好きな息子のお話です。
■話し始めはゆっくりだった息子
息子は乳幼児期、おしゃべりにあまり興味がなく、はじめて「ママ」と言ってくれたのも3歳を過ぎてからでした。
しかし行動は大人びていて、しゃべらずにも自分のほしいものやしたいことをしっかり伝えてくれる不思議な子どもでした。

ですが基本はマイペース。
文字や数字を覚えたこと自体もそんなに早いわけではなく、幼稚園で同じクラスの女の子たちがお手紙交換ブームを巻き起こしている横で、黙々とダンボール工作に励んでいるタイプでした。
そんな息子が計算を覚え始めたのは年長さんの時。
幼稚園で就学に備えた授業があった影響でした。
それがなんだか楽しかったのか、らくがきちょうには絵ではなく、計算式が並ぶように…。

それに真っ先に反応したのが、お姉ちゃんでした。
「そうま…てんさいじゃん!!」
算数がちょっと苦手な娘は大興奮。
世間にはとんでもない天才がいるわけで、それと並べることはとてもできないのですが、娘にとっては衝撃的なことだったのでしょう。
弟を褒める褒める。
それが良かったのか、それは関係なくただ好きだったのかはわかりませんが、息子は計算の魅力にどんどんハマっていくのでした。