コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
ゲームも勉強のうちかも!? わが家のゆる~い「ゲームルール」【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.41】
わが家の子どもたちはゲームが好きです。
コロナ禍にゲーム機を買ってから、それはすっかり家族の楽しみになりました。
ですがゲームには、熱中しすぎてしまうリスク、視力の問題、いろいろな課題があります。
しかし、わが家には、そこまでしっかりとした制限はありません。
今回のお話は、そんなわが家とゲームとの付き合い方のお話です。
■ゲームに対してゆるいわが家
わが家では、ゲームの時間に特に決まりはなく、ただ
「やるべきことはやる」「食事の時間には止める」「目が疲れたら外で遊ぶ」という、実にふわふわしたルールだけが存在します。
このルールに対してだけでも、“しっかり宿題を終えてからやる娘”と“とりあえずゲームで息抜きしてから宿題をやる息子”というように、捉え方はそれぞれ違います。
ですが、私が「そろそろおしまい!」と言えばパッとやめてくれます。
キリが悪いと“もうちょっと…”となってしまうので「キリがいいところで終わりにしてね」と言うようにはしていますが、それがプレイ時間10分だろうと1時間だろうと、子どもはキリのいいところを見つけて終わりにしてくれます。

そして、ゲームをやめれば各自、読書をしたり、工作や手芸を始めたり、外遊びを始めたり…。
それぞれ自分の好きなことを始めてくれます。
あまり制限をしすぎても、逆にそれが気になってしまったり、執着するようになる。
それはあると思います。
何を隠そう、
私はとてつもないゲームオタクでした。
10代の頃はそれこそ寝食を忘れ、何時間、十何時間もぶっ通しでやるくらいのゲーマーでした。
それでいて不登校の引きこもり。
たぶん、世のお父さんお母さんが「こうはならないでくれ!」とまず思うような子どもでした。
それが、脱ひきこもりをし上京する際にはゲーム機からスパッと離れることができた。
アイドルがマイクを置くように、ゲーム機をまるっと実家に置いたまま一人暮らしを始めることができたんです。
今では子どもに付き合いゲームをしても、その集中力は10分くらいが限界です。