小1宿題問題!息子のやる気を引き出したのは先生との文通!?
息子が小学校に入学して、ようやく慣れてきた梅雨の頃のことです。
学校から帰ってくると、とりあえず机の上に宿題を広げるものの、なかなか進みません。
特にえんぴつが止まるのがカタカナの練習で…。
文字を書くことがあまり好きではない息子。
算数のプリントは似たような問題が続いてもすぐに終わらせることができるのですが、ひらがなやカタカナのプリントはどうしてもやる気が起きないのです。
確かに、ひらがなもカタカナも日常生活で目にしているので知っている。
でも、読める文字もいざ書いてみると鏡文字になっていたり、上手に書けなかったり…。
だから何度も書いて練習することは大切なのですが、「なんでわかるのに練習するの?」と言う息子に、私はどう伝えればいいのか日々悩んでいました。
「やる気」はどこからやってくる?
息子に「なんでわかるのに練習するの?」と聞かれても、「宿題だからやりなさい」としか言うことができなかった私。
そんな私に、先生のメッセージは、そっとやる気を引き出すことの大切さを教えてくれました。
息子の「やる気」は、自分の気持ちに寄り添ってくれた先生の気持ちに応えたいと思ったときに、自然に出てきたようでした。
息子と先生の「プチ文通」は、カタカナのプリントが終わった後の漢字練習ノートでも続きました。
それは、毎日の学校生活の中で感じたことを書いて伝える楽しさを体感することにつながったようです。
私もそんな息子と先生のやり取りをきっかけに、「やりなさい」ではなくそっとやる気を引き出すことを心がけています。<まんが・文:しみず宇海>