子育て情報『【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。』

【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。

目次

・子どもが生まれたら、みんな人生でいちばん写真を撮る
・初めて息子の姿を見たのはファインダー越しでした
・息子の健やかな成長を願って制作した写真集のこと
・その写真が輝くのは、ずいぶん先の未来だと思うから
【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。

子どもが生まれたら、みんな人生でいちばん写真を撮る

自分の家族写真で作品集デビューしたり、そこから他人の家族写真も撮らせてもらったり。たくさんの家族写真を撮ってきて、自分なりに“家族写真”を追い求めてきました。そのなかで「子どもが生まれると、人は人生でいちばん写真を撮るんじゃないか?」と思うようになりました。誰に撮りなさいと言われているわけでもないのに、みんな自然とたくさんの写真を撮る。赤ちゃんが生まれることはとても神秘的なもので、人生でも大きな出来事になるわけで。本当は見ているだけでも充分なのかもしれないけど、止まらない時間を止めたい、いいなと思った時間を切り取って、写真で残したいと思う。もしいつか自分の子どもが生まれたら、写真家として赤ちゃん写真、子ども写真という大きなテーマと向き合いたいなと思っていました。

初めて息子の姿を見たのはファインダー越しでした

写真集「まんねん」で最初のページになっている、誕生した瞬間の息子の写真です。生まれてからわずか1秒くらい。
【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。

妻の出産をそばで見守るなかで、いざ生まれる!というときに、ファインダーを覗いて待ち構えていました。シャッターを切ったあと、そこから肉眼で息子を確認して。本当は逆の方がいいんじゃないか? と思うけど、早く撮りたい気持ちが出てしまった瞬間。僕も初めての赤ちゃんだったので、育児にも戸惑いながら、写真を通して息子と向き合い続けました。そんなところから、息子との写真集「まんねん」はスタートしました。

息子の健やかな成長を願って制作した写真集のこと

息子が健やかに育ってくれるように、誕生から4歳まで縁起のよい人やモノと一緒に撮った作品集「まんねん」。
縁起がよいものが○○にある、と聞けば、息子を連れて撮影しに行きました。全国どこでも車を飛ばして。茨城県に大きな獅子舞があることを知って、これは行くしかない! と。獅子舞に頭をかまれる縁起かつぎ。11ヵ月の豆粒みたいな息子です。
【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。

これは写真集の表紙にもなった、101歳の長寿のおじいちゃんと4ヵ月の息子の写真。
【父親から見た子どもたち vol.1】家族写真を撮り続ける写真家・浅田政志さんの子ども写真。
101歳の長寿の方が老人ホームにいるというのを聞いて、すぐに会いに行きました。その日初めて会った方ですが、快く受け入れてくれました。息子もすごい笑顔(笑)。これは2018年に家を建てたときの棟梁さんと。そのとき、大工さんの働きぶりを身近で見て、息子が「大工になりたい」

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