「わが家のクリスマス準備」平野みかほの『子どもと、私と、らしさと』Vol.5 | HugMug
『La boutique Uncinq』を営みながら、毎日を丁寧に過ごす平野みかほさん。愛らしい娘さんふたりとの穏やかで微笑ましいエピソードを中心に、みかほさんの好きなものをご紹介していきます。第5回目は、クリスマスの準備について。姉妹でツリーを飾りつける様子や、よりムードを高めるアイテムなどを紹介してくれました! ぜひチェックしてみてね。
こんにちは。
寒さが身にしみる冬の訪れ。
今年もあとひと月となりましたが、お元気にお過ごしでしょうか?
年間行事で、私達家族がいちばん楽しみにしている行事といえば、クリスマスです。
昨年は、次女が産まれる前に購入していた180cmのツリーを二年振りに出しました。
長年コツコツ集めていたヴィンテージのガラス製オーナメントを飾りたかった私ですが、万が一ツリーから落ちて割れたら危ないので、次女の年齢を考慮し、安全面を優先。ドイツ製の木製オーナメントを中心に、子どもたちお手製のオーナメント、プラスチック製のボール、ベルベット調のリボンの4種を混ぜ合わせて飾りつけしました。
几帳面な長女はバランスを見ながら、ひとつひとつ丁寧にオーナメントを飾ります。
大きなツリーに初対面な次女は、飾り方や完成形をまだしっかりとは理解できていないせいか、姉が飾ったオーナメントをどんどん外して、床に並べます。(お人形やレゴの動物など、とにかく並べて整列させるのが次女のマイブーム)
それを黙々と拾い、また同じ場所に飾る長女。
自分なりにきれいに並べたオーナメントを戻され、「やーめーてー」と言っては同じ事を繰り返す次女。
「ツリーに飾りつけしたらサンタさんが来てくれて、欲しいものをプレゼントしてくれるんだよ〜、一緒にやろう? 」
「シャンタさん? くりゅ? ほしーい! 」
そんなこんなでふたりの交渉劇は続き、一歩進んで二歩下がるを繰り返し、丸一日かけてクリスマスツリーを完成させました。
「あ〜疲れたね〜」と言いながらツリーを見上げ、でも、ちょっと誇らしげな表情の長女。やんちゃな妹の機嫌を取りながら、我慢し、譲り、仲よく飾り終えた彼女に、私は欲しがっていたオモチャをひっそり追加注文してしまう、あまーいサンタさんなのでした。
木製オーナメントとリボンの組み合わせは、ほっこりと可愛い洋風な雰囲気のツリーに仕上げたいときにオススメ。
木製オーナメントは割れる心配がないので小さなお子様とも楽しく飾りつけができそうです。