価値が落ちない! 不動産コンサルタントに聞く“買うべき家”の見極め方
●Q4:いい中古マンションの見分け方ってありますか?
同じ築30年のマンションでも、ちゃんとメンテナンスがされ管理をしているマンションも、管理されていないマンションもほぼ同じ価格で売りに出されているのが現状です。中には修繕のための積立金が貯まっていないところも。
管理組合の議事録を見せてくれる マンションなら、そのオープンな姿勢だけでとてもいいマンションかと。
しかし、管理組合議事録は公開の義務がないため、見せてくれるマンションはまだ少ないのが現状ですね。
●Q5:未来の人口集中エリアかはどうやって調べたらいいですか?
『立地適正化計画』というのを市役所などのHPで公開されていないか見てみましょう。どんなにいい家もロケーションが悪く買い物が不便、学校が遠いとなれば住みにくいです。
未来のことを考えて、その街が活性化するエリアなのか も考えて家を買いたいですね。
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長嶋さん、貴重なお話をありがとうございました。
【取材協力/長嶋修】
『さくら事務所』創業者会長・不動産コンサルタント。1999年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立、現会長。『中立な不動産コンサルタント』としてマイホーム購入・不動産投資など不動産購入ノウハウや、業界・政策への提言を行なう。著書・メディア出演多数。
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