勝手に利息が減る? “預金連動型住宅ローン”のメリット&デメリット
納めた税金が返ってくる んですね。
ただし、「返済期間が10年以上あること」などといった条件がありますし、借入額が4,000万円を切れば控除額は減っていきますので、繰り上げ返済をすることで逆に損をしてしまうこともある、というわけです。
●【デメリット】まとまった預金額がなければ、損をすることも
では、デメリットについてもふれておきましょう。上記のメリットは、まとまった額の預金額があるからこそ得られるものです。
預金連動型住宅ローンの場合、利息がかかる額は減りますが、金利そのものは通常の住宅ローンよりも一般的に高いです。
預金額が少ない場合は逆に利息額が膨らんで、返済額が増える ということになってしまうのですね。
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いかがでしょうか。自分の返済プランや収支状況をふまえて、しっかりとシミュレーションしたいですね。
実際の内容は商品ごとに異なりますので、詳しくは金融機関に問い合わせてみてください。
【参考リンク】
・住宅を新築又は新築住宅を購入した場合(住宅借入金等特別控除) | 国税庁(https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1213.htm)
●ライター/yossy(フリーライター)
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)