短所を長所に? 子育てのイライラを軽減する“リフレーミング”の方法
おおらかでマイペース であるとも言えます。
メリットやその子の良さがあるということを理解すると、親としての接し方も随分変わりそうです。
また、小学校低学年までであれば、一般的に親と一緒に仕度をしないと完璧に忘れ物をしないというのは難しい、という考えの先生もいます。
子どものプライドを損なわないように、親がサポートをする方法を考えてみるのもいいですね。
●あいさつをしない
あいさつができないというのは、リフレーミングしてみると、以下のような考え方ができるでしょう。
【警戒心がある】
ケースバイケースですが、知らない人に対して特にあいさつをしないようなケースでは、「知らない人についていってはいけないよ」といった親の言葉を強く受けとめ、警戒しているケース もあるでしょう。警戒心があるというのはいいことですね。
子どもとしては、道ゆく人にまであいさつをすべきなのか、学校のなかであった人やマンション内であった人にはあいさつすべきなのか、など判断がつきません。
明確な線引きを親子で決めてみるのもいいでしょう。
ちなみに、近年は「知らない人についていってはいけないよ」というのもNGワードだと言われています。「誰にならついて行っていいのか」を具体的に伝えておくのが最も安全です。
【慎重】
「今は“おはようございます”なのか“こんにちは”なのか?」「敬語を使うべき?」など、単純に迷っているうちにあいさつしそびれているのかもしれません。まずは子どもの話を聞き、いろいろなシーンを想定して練習してみるのもいいですね。
親は、時に「自分とは違う部分」「理解できない部分」に焦点をあてすぎてしまうことがあります。また、自分が果たせなかった理想を子どもに負わせてしまい、できないとつい腹を立ててしまう、ということも……。
でも、子どもにはそれぞれの特徴がありますし、子どもの人生は自分の人生ではありません。
イライラしてしまったら、一旦冷静に「それも良さだよね」と思ってみるといいのかもしれません。
【参考リンク】
・リフレーミング | 日本NLP協会(http://www.nlpjapan.org/nlpword10.html)
●ライター/yossy(フリーライター)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
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