朝の支度も、褒めるときも。“具体的な声かけ”がハッピーを呼ぶ、と思っている。
関西人主婦で二児の母のモチコです。
娘イチコは幼稚園の年中組。
入園して1年半経ちますが、朝の準備はいまだになかなか進みません。
朝は時間がない!
……ですが、「急がば回れ」の精神で、
細かい動作をイメージできるよう具体的に 声をかけています。
同じように、普段の声かけはイチコがイメージできるよう
「とにかく細かく」を意識しています。
⑴指示は一段階ずつ
4コマに描いたよう、「着替えて」「リュックの準備して」ではなく、
着替えなら何を脱いで何を着るのか、
リュックの準備なら、まずリュックを棚に取りに行ってなにを入れるか
ひとつずつ伝えています。
正直「ここまで言わなわからんか!」と思うのですが……わからんのよね。まだ4歳。
最近は、余裕があれば「着替えよ! まず何する? 」とクイズ形式にする ことも。
早く自分で考えられるようになってくれ〜!
「10年後は何も言わなくても準備して学校まで行っている! 今だけや! 」と、
自分に言い聞かせて頑張っています(笑)。
⑵時間は目に見えるもので伝える
「ちょっと待って! 」が、イチコには感覚として通じません。
時計も読めないので、「3分待って」もわからない。
数も39からいきなり60になったり70になったりするので使えない。
ということで、「ちょっと」を具体的な動作や事象に言い換えて います。
例えば「お母さんがこのお皿洗い終わるまで待って」や「このテレビ番組が終わったらまた声かけて」など。
時間の感覚ではなく、目に見える何かに置き換えて伝える ことで
お互い「ちょっと待って」の感覚が共有できています。
「待てなーい! 」と言われることもありますけどね……!
そこは待ってくれ! トイレ以外!
⑶褒めるときも具体的に
イチコは褒められるのが大好き!
私だけでなく、友達のお母さんにもせがむほど。
(ちょっと恥ずかしいし申し訳ないしでやめてほしい……。)
褒めるときも、「えらい! 」「すごい! 」だけでなく、
「ご飯粒全然残してなくてえらい! 」
「二太郎(弟)めっちゃ笑わせてる! すごい! 」と、
具体的に何を褒めているか を伝えます。
「靴揃えるだけでもえらいのに、
二太郎のもお母さんのも揃えてくれたん!えらい〜! 」と
重ね技で褒めることも。
クドい……クドいわ〜!
でも具体的に言うとめっちゃ喜ぶ のでやめられません!
「お母さんはイチコのこと見てるんだよ! 」