集まって何してるの? 「PTA総会」の内容&出席するメリット
こんにちは。教育ライターのyossyです。
今年度新たに小学校へ入学したお子さんがいる家庭では、親子ともに少し学校生活にも慣れたころでしょうか。
そんなときにやってくるのが、“PTA総会”のお知らせ。初めて経験する人にとっては、 何の集まりなのかもわかりづらいですね。
実際、PTAは任意の組織なので学校ごとの違いも大きく、一般的にあまり情報が出回っていません。
ここではPTA総会に関する疑問にQ&A方式でお答えしましょう。
●(1)PTA総会って何をするの?
そもそも“PTA”というのは、“Parents Teacher Association” の略称。
保護者と教職員からなる組織、ということですね。
学校ごとにPTAが存在しますが、市町村や都道府県などもっと大きい単位での“PTA連合会”も存在します。
特に各学校の代表などでなければ、子どもが通う学校のPTA総会のみに参加することになるでしょう。
総会には、一般的に定期総会 (定時総会、通常総会と言われることも)と臨時総会 の2種類があります。特別な議題がなければ定期総会のみということも多いです。
内容はケースバイケースですが、主に
・役員や委員会の活動計画や報告
・予算や決算
・その他重要な議題の審議
・意見の交換
などが行われるでしょう。
総会はPTAの“最高議決機関”として位置づけられるので、イメージとしては株主総会に似た部分がありますね。
●(2)PTA総会は何回あるの?
年1回の学校と年2回の学校が多いようです。
学校ごとに異なりますので、気になる人は配布されているPTA規約などを確認してみましょう。
●(3)仕事があるけど……絶対出席しなきゃダメ?
基本的には出席が推奨されますが、仕事や兄弟姉妹の行事、その他やむを得ない事情がある場合には困ってしまいますよね。
近年は共働き家庭が増加していることもあり、委任状を提出することで欠席が認められるケース も多いです。
ただし、特に役員や委員会に所属する場合は事前に相談しておいたほうがいいでしょう。
総会への出席をどれほど重要視しているのかどうかは、あくまで各PTAによって異なります。あまり良いことではありませんが、出席率が低く総会がただ形式的に行われているだけというPTAもあれば、活発な議論が行われ出席を重要視するPTAもあるのです。