乾かすだけじゃダメ!? 寝癖をつきにくくする上手な眠り方3選
出勤前の朝の時間、あわてることなく落ち着いて過ごしたいものですよね。
しかし、朝食の準備をしたりお化粧をしたりと、やらなければならないことも多くなかなかゆっくりすることはできません。
ただでさえやることが多くばたばたしがちな朝の時間帯、 寝癖を直すのに時間を取られてしまう という人も多いのではないでしょうか。
寝癖を“直す方法”はいろいろあるかと思いますが、そもそも寝癖がつかないようにすることができれば、髪に時間を取られることもなくなるはず。
ここでは、寝癖がつかないようにする眠り方について紹介したいと思います。
●寝癖がついてしまう原因
髪の毛は、水分がある状態から乾いていくときに固まって形が決まるという性質を持っています。
お風呂上がりに濡れた髪のまま寝てしまうと、そのあいだに乾いて寝癖になってしまうのです。
また、枕や布団で髪が押しつぶされ、根元の毛の流れが変わってしまう ことで寝癖となって現れることもあります。
これは髪質が硬くて太い人によく見られます。
●寝癖を抑える上手な眠り方3選
●(1)髪の毛を完全に乾かす
『お風呂上がりにドライヤーを使って乾かす人は多いと思いますが、根元までしっかりと乾かさないと寝癖はついてしまいます。水分が少しでも残っていると寝癖は避けられません』(20代男性/美容師)
髪は乾いていく過程で形が決まります。つまり、しっかりと乾かして形を整えた状態で寝れば変なクセがつきにくくなるということです。
ただし、ドライヤーをあてすぎると髪が傷んでしまうこともあるため、弱い風量で時間をかけて乾かす ようにしましょう。
温風だけだと頭皮に汗をかいてしまうこともあり、この水分も寝癖の原因となるため、乾かしたあとは冷風で冷やすようにすると汗も予防できます。
●(2)帽子やニット帽をかぶって寝る
『私はとにかく寝相が悪いので、帽子をかぶって強引に髪の毛を固定しています。柔らかい素材のものを選べばあまり気にならないと思いますよ』(20代女性/大学生)
いくらしっかりと乾かしていても、寝ているあいだに乱れてしまうとどうしても寝癖はついてしまいます。
そこでおすすめなのが、髪をしっかりと固定してしまうこと 。帽子やニット帽をかぶったり、フード付きのパーカーを着てフードをかぶって寝たりすることで髪の毛が乱れにくくなります。
寝るとき専用のナイトキャップもあり、これは寝癖防止のほか、髪の毛同士がこすれて傷つくのを防ぐ効果もあります。