子育て情報『名前を呼ばれるケースも!? 「不審者の声かけ」から子どもを守るポイント』

名前を呼ばれるケースも!? 「不審者の声かけ」から子どもを守るポイント

「かわいいね。モデルにならない?」

など、子どもの興味 を引くもので誘うような言葉を掛ける。

【親切心につけこむ】
「〇〇小学校への行き方を教えて」
「大人の手の届かない隙間に物を落としたので、手伝ってほしい」
「アンケートに協力して」

など、子どもの親切心 につけこんで誘う。

【混乱させる】
「お母さんが事故にあった。一緒に病院へ行こう」
「お母さんから、連れて帰ってくるように言われた。車に乗って」
「(子どもが)車に傷をつけた。親に説明するから一緒に来て」
「警察に一緒に来なさい(警察官を装う)」
「大事な物を落としたよ」

など、子どもの判断を惑わせる ようなことを言って、言うことを聞かせる。

【大声で怖がらせる】
大声で威嚇 しながら接近し、無理やり手をつかむなど接触してくる。


特に「〇〇ちゃん!」「〇〇君だよね?」などと名前で呼びかける など、手口が巧妙化しているそうです。自分の名前を知っているからといって、信用しないこと、足を止めないことを教えておくべきです。

●被害に合わないために、子どもに教えておくべきことは?

子どもが「声かけ」をきっかけとした犯罪行為にあわないためには「知らない人についていってはいけないよ」「不審者に声を掛けられたら逃げて」と教えておくだけでは不十分です。子どもにはどんな人が不審者かわからない のです。

そこで、子どもに教えておきたいのは「予防策」と「声をかけられたときの対処法」です。

【予防策】
・学校からは友達と一緒に帰る
・遊ぶときは一人にならないように気を付ける
・大人が近寄って来たら、手の届かない距離を保つ
・声を掛けられても立ち止まらない
・どうしたらよいかわからないときは、その場を離れて大人に相談する

【声をかけられたときの対処法】
・話しかけられても、無視して走ってその場を離れる
・『わかりません』『いりません』とはっきり言ってその場を離れる
・手の届かない距離を保つ
・車から声をかけられても近づかない
・近づいて来たら防犯ブザーを鳴らす
・近くの大人やお店、こども110番の家に助けを求める
また、防犯ブザーを鳴らすのは実は勇気がいることです。家で試しに鳴らしてみましょう。どれくらいの音がするのか、止め方などわかっていると安心です。


ランドセルの奥にしまわれていてはいざというときに役に立たないので、実際にランドセルを背負って試してみる ことをおすすめします。

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