やらない方がマシ? 人を不快にさせる間違った謝罪の仕方4選
政治資金の私的流用疑惑で批判を浴びている舛添要一都知事。
家族と利用したホテルの宿泊費などを不適切に計上していたほか、公用車での別荘通い、美術品の購入など疑問を感じさせるお金の使い方が次々と発覚しています。
複数回に渡り釈明会見を行った舛添都知事ですが、 本当に反省しているのか疑問の残る内容 で、さらなる不満を持った人も多いのではないでしょうか。
芸能人や政治家など、問題を起こした人が公の場で謝罪するということはよく見られますが、この謝罪の仕方を間違ってしまうと、さらなる批判を呼ぶことにもなりかねません。
ここでは、人を不快にさせてしまう謝罪の仕方について紹介したいと思います。
●人を不快にさせる謝罪の仕方4選
●(1)謝罪が遅い
『時間がたってから謝られても、いまいち本気度が感じられません。その場ですぐに謝ってほしいですね』(20代男性/営業職)
自分が間違ったことをしたと思った場合には、すぐさま反省と謝罪の気持ちを言葉にすることが大切です。
謝罪が遅くなればなるほど、相手に「逃げ回っている」「言い訳を考えている」 などと思われてしまい、イライラさせてしまいます。
●(2)自らの言動に対して謝罪しない
『テレビでよく謝罪会見を見るけど、誰に何を謝ってるのかわからないことが多いと思う』(40代女性/主婦)
謝罪の場でよく聞かれる「不快な思いをさせて申し訳ない」という言葉ですが、これは自分の行いに対して何も謝っていません。
不快な思いをさせたのは自分の行動の結果であり、まずしなければならないのは行動自体について罪を認め反省すること です。
それをしなければ、いくら謝罪の言葉を並べても形だけの謝罪となり、本質的な部分では何も反省していないということになってしまいます。
●(3)言い訳をする
『言い訳されると「いやいやながら謝ってるんだろうな」と思っちゃう。まずしっかりと謝って、今後の改善点でも話し合う方がよっぽどいいですよ』(30代男性/教師)
謝罪しなければならない状況でも、その全てが100%自分の責任とは限りません。
部下のミスを謝罪する場合や、本来の意図で受け取ってもらえなかったことで謝罪する場合などもあるでしょう。しかしそこで、自分の非を認めずにしぶしぶとした態度で謝るのは避けなければなりません。
「でも……」「それは……」など言い訳をする のはもってのほかです。