子育て情報『身体への影響は? 知っておきたい「電子タバコ」の今ドキ事情』

身体への影響は? 知っておきたい「電子タバコ」の今ドキ事情

身体への影響は? 知っておきたい「電子タバコ」の今ドキ事情

こんにちは、フリーライターのyossyです。

大阪府立成人病センターの調査によれば、15〜69歳のうち、6.6%の人が「使用経験がある」と回答しているという“電子タバコ”。「目にしたことがある」「聞いたことがある」という人も増えているでしょう。

電子タバコは、出回ってから10年程度しか経っていませんが、世界で急速に市場を拡大しています。しかし、禁煙目的で使用する人が多いなか、通常のタバコによる健康被害とは異なる悪影響があるのでは、と懸念する声も……。

実際のところはどうなのでしょうか?今どきの電子タバコ事情についてご紹介します。

●電子タバコには、植物のタバコは入っていない!

そもそも、私たちが見慣れている“紙巻タバコ”と電子タバコは何が違うのでしょうか?

●紙巻タバコとは……

植物の「タバコ」の葉が原料となっており、葉タバコを乾燥・処理して刻み、紙で巻いたもの。日本で広く普及している形態 のタバコです。
「タバコ」と言われると、真っ先に紙巻タバコを思い出す人が多いでしょう。キセルなどの道具を使わずに吸うことができるため、利便性が高いです。

●電子タバコとは……

紙巻タバコと形状が似ているものも多いですが、植物のタバコは入っていません (※)。内部にバッテリーとカートリッジ、噴霧器があり、カートリッジ内には液体が入っています。その液体を加熱して霧化し、吸い口に蒸気が出てくる仕組みになっているのです。

※葉タバコが含まれる電気加熱式のタバコが国内で販売されていますが、こちらは狭義の電子タバコとは異なります。

●電子タバコのニコチンは規制されている

ご存じの通り、紙巻タバコを長期的に吸うことによって、健康が損なわれる ことが多くの研究によってわかっています。

タバコには、依存性があるニコチンをはじめとして、タール、一酸化炭素、その他多数の有害物質・発がん物質が含まれます。


吸う本人だけではなく、タバコを吸う人のそばでその煙を吸うこと(受動喫煙)によっても健康が損なわれるのです。

がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病等になるリスクが高まり、長期的に吸うと寿命が縮まると言われています。

一方、電子タバコはどうでしょうか?

電子タバコは薬事法によってカートリッジ内の液体にニコチンを含んではいけないよう規制されていますので、「健康への害が少ない」「禁煙に向いている」

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