子育て情報『親の口癖がカギ!? 「完璧主義な子ども」を大らかに変える声かけテク』

親の口癖がカギ!? 「完璧主義な子ども」を大らかに変える声かけテク

まさに前述の第一子の特徴にほとんど当てはまります。

子どものこだわりが強くなっているときは、母親である自分のシチュエーションに合わせて「ま、いっか」「なんとかなる」と口ずさむようにしてみました。

例えば、

「お豆腐は冷蔵庫にあると思ってたのに、なかった!ま、いっか。麻婆豆腐にしようと思ってたけど今夜は麻婆だな!」

「(外出先で)あ、タオル忘れちゃった!でもなんとかなる!」

というように、独り言をあえて聞こえるように子どもの前で口ずさんでみました 。すると、口癖は伝染し、長男の口からも「ま、いっか!」と聞こえてくるようになりました。

『「まっ、いいか」と言える子を育てよう 協調性のある、柔軟な心の育て方』の著者である諏訪耕一さんも、

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「まっ、いいか」とか「それは明日また考えよう」「仕方がないさ、相手があることだから」などのあいまいさを許すことができる、柔軟で幅のある心を持った子どもに育てることは、その子が後の人生において対人関係を良好に保つのに大変役立ちます。

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と述べています。

言葉を口に出してみることの効果については、医学博士・農学博士の佐藤富雄さんも著書『夢をかなえる口ぐせの心理学』の中で、

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意識的に肯定的な言葉を選び、いい口ぐせを習慣化することで、こうありたいと望む自分の姿が現実のものとなっていくのです。


言語習慣こそが、思考習慣をかたちづくる源です。

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と述べています。

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日々子育てをする中で、子どもへの言葉掛けには気をつけていても、そう毎分毎秒、きれいな言葉ばかりを掛けてあげられない状況もあるかと思います。

子どもへの言葉掛けと構えずに、母親自身のポジティブなつぶやき・口癖も子どもへの好影響があるということを認識すると少し気楽に続けることができるのではないでしょうか。

意図的なポジティブな口癖が、家族間に広がり、母親も子どもも心の幅を広く持てるようになればいいですよね。

【参考文献】
・『きょうだいの暗号』リンダ=ブレア・著/早川麻百合・訳
・『きょうだい型人間学:性格と相性を見ぬく』磯崎三喜年・著
・『「まっ、いいか」と言える子を育てよう 協調性のある、柔軟な心の育て方』諏訪耕一・著
・『夢をかなえる口ぐせの心理学』佐藤富雄・著

●ライター/りょんぺい(ママライター)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
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