お盆前に知っておこう! 今さら人には聞けない「お墓参り」のマナー
いよいよ待ちに待った夏!やっほおお!ってな感じで盛り上がってますか?
夏といえば海水浴や花火、BBQに夏祭りなど楽しいことが目白押しですよね。
しかし、一方では2016年の夏は“史上最も暑い夏”になると言われており、「暑すぎて家から出たくない……」と家に引きこもる人も続出することでしょう。
地域によっては40度越えもあり得る今年の夏ですが、必ず外出して行わなければならないイベントがありますよね。
そう、お盆のお墓参りです。子どものころは親に連れられてなんとなく行っていましたが、大人になると「あれ、お墓参りってどうやるんだっけ?」と悩む人は少なくありません。
が、悠長に首を傾げている暇はありません。もうすぐお盆が迫っています。
そこで今回は、お墓参りで気をつけたいマナーについてお話ししていきます。
●お墓参りはいつ行くの?
あなたは一年を通してお墓参りを何回行うべきかご存じですか?
なんとなく、正月とかお盆とか……とぼんやり覚えている人もいるでしょう。お墓参りを行うべき時期は、主に以下の通りになります。
・月命日(故人の亡くなった日と同じ日。祥月命日を除いて毎月ある)
・祥月命日(故人の亡くなった月日と同じ月日。一年に一度)
・春のお彼岸(春分の日と前後3日間)
・秋のお彼岸(秋分の日と前後3日間)
・お盆(8月13〜16日)
・お正月
全部行くとなると、16回も墓参りしなくてはいかない計算 です……(汗)。
とはいえ、仕事や家庭の事情で全部行くことは難しいでしょうから、お盆や命日、お正月など年4〜5回が一般的だとされています。
実家を離れて上京してきている人なんかは、年に1〜2回くらいが平均かもしれません。
●お墓参りは夜してはいけない、はウソ
お墓参りは夜にしてはいけない、という説を聞いたことはありませんか?
地域によっては眠っている先祖に失礼だとか、霊に取り憑かれるだとか言い伝えられている場所もありますが、基本的にお墓参りをしてはいけない時間というのは存在しません 。
ただ、霊園や共同墓地では閉園時間が定められているケースもあるので、それ以降のお墓参りはNGです。
また夜にお墓に行くと外灯がなく真っ暗な場所もあり、転倒してケガをする危険性や予期せぬ犯罪に巻き込まれる恐れもあります。まあ、肝試し以外に真夜中に墓地に行く人なんていないと思いますが……(笑)。