どうすればイイの? 子どもが“捨て猫”を拾ってきたときの対処法
必要となるのは、以下の物です。
・水
・子猫用のミルク
・哺乳瓶(離乳前の場合)
・猫用トイレ
・猫砂
・猫用のエサ(総合栄養食)
限られた期間の保護であれば、これらのグッズを買い集めましょう。他の細かい物については、獣医さんに聞くといいですよ。
●(4)引き取り先が見つかるまでお世話する
最初に注意してほしいのは、人間用の牛乳を与えてはいけない ということ。とくに生後1か月未満の猫には絶対にあげないようにしましょう。
さきほど買ってきた子猫用のミルクを与えます。生後10日くらいまでは、1日に4回の授乳が必要となります。
生後1か月くらいになると、普通のエサを与えて大丈夫です。
拾ってきた猫が生後どのくらいなのかは、獣医さんに聞いておきましょう。
また、子猫の場合は自分で排泄することができません。猫は24時間尿が出なければ死んでしまう ので、サポートしてあげる必要があります。
ティッシュをぬるめのお湯で濡らし、お尻にあててトントンと刺激を与えたり、さすったりします。そうするとおしっこが出てきます。
●引き取り先の探し方
一定期間保護したけれど、やっぱり家で飼うのは難しい……そんな場合は引き取り先を探しましょう。
●(1)SNSを活用して里親を探す
Twitterなどでよく猫や犬の里親を募集しているのを見かけますね。
SNSはいろんな人とつながることができますから、里親を探すのにはうってつけです。
電柱にポスターを貼るよりも効果的といえるでしょう。
里親募集の際は、性別や年齢などの詳細な情報を載せるようにしましょう。写真も必ず載せたほうがいいです。
写真はかわいく写っているほうが引き取り手も現れやすいので、なるべくかわいい写真 にしましょう。
●(2)動物病院へ相談する
病院によっては、代わりに里親を探してくれるところもある ようです。いろんな病院へ電話して里親を探してくれるところを見つけましょう。
●(3)ボランティア団体へ連絡する
愛護団体やボランティア団体へ連絡するのも一つの手です。捨て猫を保護して里親を探してくれるので、連絡してみましょう。
各都道府県に散らばっているので、ネットで検索して探しましょう。
●捨て猫を保護できない場合
本当なら保護してあげたいけど、家族が動物アレルギーを持っていたりペット禁止のマンションに住んでいたりと、どうしても保護できない場合もあるでしょう。