児童虐待の件数が過去最悪、被害者監督の映画に上映依頼が殺到 代表作『静寂』他2作品の上映が8月5日に大阪で決定!
映画の企画制作を行う有限会社コウベウッド(本社:兵庫県神戸市、代表:田中はるか)は、児童虐待体験を映画化したうみの樹袮監督作品『静寂』他の上映会を2023年8月5日(土)に大阪で開催します。
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【児童虐待の通報や摘発が過去最多に】
警察庁の調べによると、児童虐待の疑いがあるとして警察が2022年に児童相談所に通告した子どもは、前年に比べ7,671人増の11万5,730人でした。虐待事件で死亡した児童も37人に上り、児童虐待問題が顕在化したこの時代をどう生きるかが大きな社会問題となっています。それにともない、児童相談所への通告のあった児童数も、統計がある2004年以降一貫して増え続け、2011年に1万人、2020年に10万人を超えました。
出典:警察庁「令和4年の犯罪情勢」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/crime/r4_report.pdf
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【自身の児童虐待経験を映画化した『静寂』に再上映依頼止まず】
このように児童虐待が深刻化する中、自身の被害体験を赤裸々に映像化したうみの樹袮(旧姓はるか)監督作品に全国各地から再上映依頼が殺到しています。代表作『静寂』は、義父の性的虐待から生きる希望を失った一人の女子中学生が思わぬきっかけから再生を果たす物語です。
映画館では2022年の初上映以来、大阪、東京、沖縄すべてでチケット販売から半日で全席が埋まったほどの反響で、公民館やカフェなどでの自主上映でもいいので一日も早い再上映を、との声が各地から寄せられています。ファンの人たちには年齢性別問わずTwitterで拡散してくれた人たちも多く、そのようにSNSによる拡散も人気の要因となっています。
観客からは「同じ痛みがあるから観ていて苦しかったけど、今この問題を広く知ってもらうことには意味があるといううみの監督のお考えにはとても共感できました(40代女性)」「心の中がムズムズしました。こんなに辛い人生を歩む人がいるのか…。このような世界とは無縁に近い存在ですが、最後に差し込む一筋の光を信じたい(50代男性)」という声をいただいています。
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【「うみの樹袮監督特集」として『静寂』他2作品も同時上映】
うみの樹袮監督には『静寂』以外にどんな作品があるのか?との問い合わせも多く、今回は『静寂』他2作品を同時に上映します。