福岡・筑後市発 子どもたちの学びを民設民営図書館で保障する取組「ミライキャンパスカタル」を継続すべく、2月28日(金)までクラウドファンディングを実施
「一般社団法人KATARU」(所在地:福岡県筑後市山ノ井138-23 MEIJIKAN 1階、代表理事:牛島 道太)は、誰もが学べる社会の実現を目指し、子ども、若者の自立を支えることができる地域づくりを行っています。2024年3月31日、JR羽犬塚駅より徒歩1分の場所に、「みんとしょかたる」をオープンさせました。福岡県初の「みんとしょ(一箱本棚オーナー制度の民設民営図書館)」です。館内に並ぶ本やボードゲームは、本棚オーナーが子どもたちのために選んで持ち寄ったもの。
「かたる」とは、筑後弁で「参加する」の意味で、本を通していろんなことに「かたる」場所として地域に開かれています。日中は不登校の子どもや保護者が自由に過ごせるサードプレイスでもあります。毎月約200人の子どもや保護者が利用しています。
2024年7月より不登校の子どもたちへの学びの提供を開始し、来年度に向けての取り組みとしてクラウドファンディングを「congrant」にて2024年12月15日から開始しています。
「congrant」クラウドファンディングサイト
https://congrant.com/project/kataru/14120

タイトル
■実施背景
福岡県筑後市近辺には、不登校の子どもが学べる場所は市が設置している適応指導教室しかありません。
そのため、不登校の子どもが過ごせる場「みんとしょかたる」を2024年3月に設置しました。
そこで、モデル的に学びの機会を提供し、5名の子どもたちが登録しています。来年度からも継続して学びたいという希望が多く、どのように運営していくか検討し、みんなで運営を支える仕組みにしていきたいとのことでクラウドファンディングを行うこととしました。
■特徴
*本棚オーナーによる学びの提供(企業や個人事業主など)
「みんとしょかたる」には様々な事業を行っている本棚オーナーがいます。その方たちによる学びの提供が行われています。
例) 司書の消しゴムはんこ作り、書家の書道教室、起業コーチによる起業体験
*完全無料での学びの提供
地域の有志、寄付などで運営していくため、保護者の利用料負担は0円で実施。
そのため、子どもの精神的な負担も少なく、学校や関係機関が連携しやすくなっています。
無料で提供しているフリースクールはほとんどありません。
*学校や関係機関との連携
教室に入れない子どもたちの、学習支援室での支援も行なっています。