子育て情報『焦りは禁物!繊細な子の入園は慣れるまで時間をかけてあげよう』

焦りは禁物!繊細な子の入園は慣れるまで時間をかけてあげよう

目次

・性格が違えば行動が変わる。集団になじめる早さにも差が出るもの
・慣れない場所ではお母さんのうしろにかくれんぼ。どうして遊べないの?
・朝のお別れは泣くものだと覚悟し、焦らずその子のペースに合わせよう
・お母さんとのスキンシップでエネルギーチャージ!愛情ががんばるパワーの源
・今日の1日1成長
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焦りは禁物!繊細な子の入園は慣れるまで時間をかけてあげよう


性格が違えば行動が変わる。集団になじめる早さにも差が出るもの

「うちの子は集団生活にちゃんとなじめるの?」繊細で人見知りが激しい子どもの家庭で、入園するときに最も多い心配事ではないでしょうか。登園初日から元気いっぱい走り回る子、すぐにお友だちと仲良く遊べる子、お母さんから離れられない子など様々な子どもがいます。様子は違えど、その子なりに新しい環境に慣れようとしているのです。子どもの行動は能力の差ではなく、持って生まれた性格が違うだけ。繊細な子は慣れるまでの時間がかかるのです。

慣れない場所ではお母さんのうしろにかくれんぼ。どうして遊べないの?

1歳のHちゃんは人見知りが激しい女の子。
先日お母さんの友だちの家に遊びに行ったときには、部屋に入った途端大泣き。1時間ほど泣き続け、お母さんはため息。泣き止んだ後も全くお母さんから離れず、おもちゃで遊ぼうともしません。普段から新しい環境に行くとじっとして動かないHちゃん。春からは保育園に通うことが決まっており「ちゃんと楽しく過ごせるのかな?」「友だちはできるのかな?」とお母さんは心配でなりません。

朝のお別れは泣くものだと覚悟し、焦らずその子のペースに合わせよう

繊細な子は慣れない場所や知らない人がいるとまずは観察しています。「ここは安全かな?」「この人は安心できるのかな?」と様子を伺っているのです。そして「ここは大丈夫」と思えると心を開きはじめ、クラスの子とも仲良く遊べるようになります。
慣れるまでの期間は個人差があり、1年以上かかることも。周りの子が楽しく過ごしている姿を見ると心配にもなりますが、いずれ「早く園に行きたい!」なんて言うようになりますよ。今は“朝は泣いてお別れ”が日課だと思い、焦らず時間をかけてあげましょう。

お母さんとのスキンシップでエネルギーチャージ!愛情ががんばるパワーの源

大人でも新しい環境は緊張したり気を遣ったりして疲れますが、それは子どもも同じこと。子どもなりに環境に慣れるためにがんばっているのです。その反動で家ではグズグズすることが増えたり、できることでも「できない!」と言ったりすることがあります。いつもと違う反応が見られた場合は外でがんばっている証拠。そんなときはスキンシップの時間を増やしましょう。
大好きなお母さんの愛情を感じることで、またがんばるパワーが湧いてくるはずです。

今日の1日1成長

不安が大きいのは繊細さの現れ。

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