ディウカ(divka)、ファブリック バイ カズイ(PHABLIC×KAZUI)、ラマルク(LAMARCK)などが参加するファッションイベント「東京ファッションアーク 2017 Nov.(Tokyo Fashion Arc 2017 Nov.)」が、2018年11月18日(土)に東京・ラフォーレミュージアム原宿にて開催される。「東京ファッションアーク」は、東京を代表するファッションデザイナーチーム「CREATORS TOKYO」による展示即売会だ。会場には、東京発の17ブランドが集結。ウィメンズでは、ファイブノット(5-knot.....)、チノ(CINOH)、ディウカ、ラマルクなど、メンズでは、アモク(amok)、シンヤヤマグチ(Shinya yamaguchi)、リュシオル ジャンピエール(LUCIOLE_JEAN PIERRE)など。また、ファブリック バイ カズイやユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)は、メンズ・ウィメンズともに展開する。多くのブランドが並んでいるが、会場はどこかアットホームな雰囲気。そんな中で、各ブランドが、今すぐ着られる2017年秋冬シーズンのコートやジャケット、ニット類をはじめ、アーカイブ商品やサンプル商品などを豊富なラインナップを、一部特別価格で取り揃えている。お気に入りのブランドから初めて出会うブランドまで、見て、着て、良さを実感できるだけでなく、運が良ければデザイナー本人に接客もしてもらえるので、それぞれの服の魅力をより一層知ることができる。なお、ディウカ、ネイプ(NAPE_)、サトコ オザワ(SATOKO OZAWA)、ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)ら8ブランドはインスタレーションも実施。各ブランドのアイテムを着用したモデルが会場をウォーキングする。【詳細】CREATORS TOKYO presents Tokyo Fashion Arc 2017 Nov.開催日時:2018年11月18日(土) 11:00~19:00会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階【参加ブランド】※W:ウィメンズ、M:メンズファイブノット(W)、アモク(M)、チノ(W)、ディウカ(W)、ヘルマフ アンド ロディタス(HELMAPH & RODITUS)(W)、ジーンジニーアンドハングリーフリークス, ダディ(jean genie & hungry freaks, daddy)(W)、ラマルク(W)、リュシオル ジャンピエール(M)、ミドラ(MIDDLA)(W)、モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)(W)、ネイプ(W/M)、ノーノーイエス(No,No,Yes!)(W/M)、ファブリック バイ カズイ(W/M)、リエカ イノウエ ヌー(RIEKA INOUE GNU)(W)、サトコ オザワ(W)、シンヤヤマグチ(M)、ユキヒーロープロレス(W/M)■インスタレーション時間:14:30、16:00、17:30(各回10分程度)参加ブランド:ディウカ、ジーンジニーアンドハングリーフリークス, ダディ、リュシオル ジャンピエール、ネイプ、ノーノーイエス、ファブリック バイ カズイ、サトコ オザワ、ユキヒーロープロレス※CREATORS TOKYOは、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催する、Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門の受賞デザイナーのチーム名。所属デザイナーに対して、国内外でのビジネス展開に向け、最長3年間にわたり、商品企画、販売、広報等の様々な支援を実施している。
2017年11月05日誰もが知っている「パリコレ」の他にも、世界各地でファッションウィークが行なわれているのは知っている?実は、東京にもファッションウィークはあるんです。3月14日から19日までの5日間にわたって行われた「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016AW 」では、東京を拠点とするブランドをメインにアジアを含めた約50ブランドが今年の秋冬に発売される新作を発表しました。その中から見えてきた気になるトレンドを、ROBE編集部がピックアップ!ヌーディーカラーワインレッド、モスグリーンといった秋冬らしい落ち着いた色合いを基調とするところや、若草色・カナリアイエローといった柔らかなくすんだトーンをベースにするブランドが多く見られた今季。その中でもコレクション全体のさし色のように使われていたのが、肌に馴染む明るいベージュやザラザラとした質感を連想させる土色でした。「tiit tokyo」で登場したウルトラスウェードのセットアップは全身ベージュでも野暮ったさを感じさせず、ほどよく肩の力が抜けた印象。肌に近い色だからこそ、上質な生地を選んで下着感を出さないのがコツ。ツヤツヤの生地はそのまま素肌で着たいくらい気持ちいい!胸ポケットのロゴ刺繍で遊び心も忘れずに。(※MBFWT公式スケジュール外の参加) ショルダーポイントパリやNYなど海外コレクションでも見かけた、肩周りを強調させるディテール・コーディネートが東京でも登場。ずるりとアウターをはだけさせて中を覗かせたり、80年代さながらのパワーショルダーだったり、「肩周り」の主張の仕方も様々。「in progress」をテーマに未完成の服に残されている美を表現した「divka」。ここで見られたのは一風変わったパワーショルダー。サイズを微調整した痕跡のように幾重にも重なった生地が作り上げる肩の尖り。そこから首にすっと沿うように流れるラインが美しい。禁欲的な印象を与えるスタッズ、メタルビーズのチョーカーが全体を締め上げています。ふわもこ毛足の長いファー、フェザー、ボアなど「ふわもこ」素材のアクセントが気になるところ。アウターとして大胆に取り入れたり、アイキャッチーなワンポイントとして使ったり、取り入れ方も自由。無機物と有機物の融合「Inorganic & Organic」をテーマに掲げた「Hanae Mori manuscrit」。ネイルやルージュまでボルドーで統一しキリリとした印象の中で、まるで光が差し込んでいるかのような純白の巻きスカート。そこからサラサラとのぞく軽やかなファーは、まるで咲かんとする蕾のようでした。アクセサリーはなし。徹底してここでの主役はフェイクファー。Iラインシルエットコーディネートのバランスでは全体をすっきり細長く見せる「Iラインシルエット」がトレンド。ニット×シャツ×ワイドパンツにストレートラインのアウターなど、何層にも重ねて作るIラインが主流のよう。「KEITA MARUYAMA」は「夜へ」をテーマにいつものファンタジーな世界観にダークなテイスト加えたコレクションを披露。目を引いたのが、同柄でまとめ上げた新感覚Iライン。セットアップ、シャツ、バッグ、タイツ、すべてのアイテムに見られたアールヌーボー調の花柄があまりに印象的でした。ここまで同柄で揃えても散らかり感がないのは、落ち着いた色合いと規則正しい柄、ペールトーンのツバ広ハットが加えるアクセントのおかげ。太めウエストマークウエストは大きめにマークするのが吉。太めのベルトでアクセントを加えたり、異素材ミックスや配色でメリハリをつけるスタイルが多く見られました。「plastics city」をテーマにデジタル・ポップな世界を作り出した「mintdesigns」。無機質な印象を与える太めストライプの中に華と質感を添えるのが、ウエスト部分に大きく施されたギャザーを寄せたフェイクレザー。グラマラスに締め上げるのではなく、ゆるっとポイントを加えるのが良さそう。ミント・ガールが計算づくしのデジタル世界にポップなバグを加えたみたい!世界のコレクションに比べてランウェイからトレンドが生まれにくいと言われている東京。確かにメインストリームと言えるほどのトレンドはないけども、アンテナを張り巡らすとちらちらと目に映るものがありました。でも、気になるトレンドをピックアップしたものの、乗るか乗らないかは自由。コンセプトがこうだからとか、流行がどうだとか、ファッションを重苦しく考えないで、心の向くままに楽しむことが一番大事なことなんです。イラストコーデはこちら:*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日ディウカ(divka)の2017年春夏コレクションを紹介する。苦手なモノや嫌いなものなど、これまで避けてきた道を選ぶことで新たな創作を開拓したという今シーズン。「to whom」というテーマを掲げ、あえて目を向けてこなかった素材や色彩、フォルムを選択肢として取り入れ、もっとたくさんの女性に似合う服の提案を試みたという。例えば、ペールトーンの色彩。まるで風を纏うような爽やかなグリーンのワンピースは、今季の象徴的なアイテムのひとつ。さりげない肌の見せ方や、ひねり、結びのディテールを細やかに散りばめるなど、たくさんの仕掛けを眠らせて淡い色彩を奥深いものへ昇華した。ストライプ柄のシリーズは、よこ縞をあえて縦に用いたもの。だからこそ洋服の動きが面白くなる。タックやドレープを織り交ぜれば、さらに立体的かつ優しく体に沿うようなフォルムが構築されていく。シルク100%のデニムシリーズは、その素材ゆえ肌への感触はソフトに。ジャンプスーツに施された足元の大きなスリット、ウエストマークの大きなリボンに繊細な動きが加わるのはその特質を生かしたからこそだろう。また、ほとんどのアイテムに言えることだが、いくつかのパターンで着られるものが多々見受けられた。特にボタンを用いたデザインがその好例。ひとつふたつと空けることで、違った景色が見えてくる。ハリのある黒のドレスには、アシンメトリーに流れる生地を、より官能的に見せるギミックとして採用されている。
2016年08月31日