歌手のhitomiが26日に自身のアメブロを更新。年齢が一回り違う娘と三男を連れて訪れた場所を明かした。この日、hitomiは娘と三男を連れて『横浜アンパンマンこどもミュージアム』を訪れたことを報告。施設内での自身と三男の姿や館内での娘と三男の様子を写真で公開した。続けて、娘と三男の年齢について「ちょうど一回り違い」だと明かしつつ「娘はアンパンマンミュージアムが懐かしいみたい」とコメント。最後に「楽しい1日」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月27日「私だけがやってるのはおかしい」(※画像はhitomiさんオフィシャルブログより)1994年に歌手としてデビューしたhitomiさん。現在、中学3年生の長女、小学3年生の長男、小学1年生の次男、2歳の三男という4人のお子さんを育てています。そんなhitomiさんが、『ぽかぽか』の人気コーナー「飲みながランチ 主婦の会」にゲスト出演。野呂佳代さんと菊地亜美さんとともに、トークを繰り広げました。子育て歴15年となりますが、「ママ友はほぼいない」というhitomiさん。次男が昨年まで通っていた幼稚園で話せる間柄のママは1人だけ。ママ友の一歩手前のような関係の「ママ知り合い」はいるものの、たくさんの人とかかわったり、グループLINEでやりとりしたりすることが苦手なため、ママ友付き合いは基本的にしていないといいます。(※画像はhitomiさんオフィシャルブログより)また、6人家族で日々の家事に追われているという話題も。中でも大変なのが「洗い物と洗濯」だそうで、洗濯は1日3回ほど。そんな毎日を送る中、ある日「私だけが(家事を)やってるのはおかしい」「(家族)みんなにやらせるべき」と気づいたそうで、家族全員分の洗濯カゴを購入した上で、洗濯後の衣類をそれぞれのカゴに入れておき、自分たちで管理させるシステムにしたといいます。しかし、子どもたちにとって洗濯後の洋服をしまうのはなかなか難しかったようで、部屋が洗濯物でめちゃくちゃに。そんな様子に疲れ果ててしまったhitomiさん。現在では夫が洗濯とゴミ出しを担当しているそうです。ちなみに2歳の末っ子はイヤイヤ期真っ只中。hitomiさんが栄養バランスを考えて「野菜も入れなきゃ!」と必死に料理しているときに「早くご飯食べたい!」とぐずることもあるようです。そんな末っ子に対して、夫はご飯前にもかかわらずお菓子をあげてしまうとか。一生懸命料理していたhitomiさんは「それ食ったらこれ食わないだろ!」「ご飯が先だろ〜!」とイライラが爆発!せっかく栄養面に気遣ったメニューを作っていたのに勝手にお菓子を与えられては、怒って当然ですよね。同じような悩みを持ち、hitomiさんのエピソードに共感するママも多いのではないでしょうか。(※画像はhitomiさんオフィシャルブログより)イヤイヤ期の対応は共通ルールを決めて「イヤイヤ期」のピークが訪れるのが2歳頃。この時期のお子さんはいちいち親の言うこと・することに反抗し、かんしゃくを起こすことも……かと思えば、本当はできることでも「やって!」と親に甘えたりもします。親は理不尽さを感じもするでしょうが、このとき子どもたちもまた、親に依存していたい気持ちと自立したい欲求の間で葛藤しています。イヤイヤ期は子供が発達するなかで自然に起こること。小さな体と心で精一杯成長しようとしているサイン。「イヤ!」「ダメ!」など否定する言葉で気持ちを表現しようとするのも、この時期ならではと言えるでしょう。子どもは何が良くて何がダメなのか認識し始めていますが、親の反応を見るためにルールを試すような行動を取るかもしれません。好ましい行動は注目して褒め、そうでない行動には構わないようにしましょう。イヤイヤ期に限ったことではありませんが、子育てにおいて両親のどちらかが「イヤ!」「ダメ!」を連発する子どもを甘やかしてばかりで、もう一方がその尻拭いしなければならない状況が続くと、後者にとっては大きなストレスになります。また、ママは「ダメ」というのにパパは「いいよ」と許容するなど(その逆も同様です)矛盾があると、子ども自身も何が正しいのかわからず混乱してしまいますよね。まずは家族全員が守れる基本的なルールを決め、親自身がルールを守ることです。
2023年06月13日DJ KOOとhitomiが、埼玉パナソニックワイルドナイツのホームゲームで行われた試合前のオープニングセレモニーで「SAMURAI DRIVE」を披露した。パフォーマンスが行われたのは、今年1月より開幕するジャパンラグビーリーグワンの埼玉パナソニックワイルドナイツの事実上の開幕戦(第1節と2節は中止)。ワイルドナイツの愛称が「野武士」ということもあり、今回のコラボが実現。hitomiが代表曲の一つでもある「SAMURAI DRIVE」をDJ KOOと共に披露すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。ステージを終えたhitomiは「「SAMURAI DRIVE」は、戦い続ける戦士の曲! ワイルドナイツの更なる飛躍、応援しています!」と勝利への想いを語った。二人のエールの影響もあってか、ワイルドナイツはシーズン開幕から2連勝と好調の横浜キャノンイーグルスを相手に見事に勝利した。試合終了後には、DJ KOOがファンへ勝ち名乗りを上げるDJ PLAYも熱演。「埼玉ワイルドナイツの初戦、勝利DJをやらせて頂き感動です!! お客さんをワイルドに盛り上げる曲ないかなと探していたら!!ズバリありました!! TMNの「Get Wild」会場がひとつになってラグビーリーグワン(Rugby League One)アツく元気に盛り上がり最KOOです!!」と勝利に興奮した様子を見せた。
2022年01月24日歌手のhitomiが20日、オフィシャルブログを更新し、テレビを観るようになった理由を明かした。現在3児のママで第4子を妊娠し、日々の子育てについてもブログにつづっているhitomi。この日は、「最近、子どもたちと笑って観れる番組を観るのが日課になりました」と報告し、「とにかく、笑う」ようになったのだそう。きっかけは小6の娘から「ママ、今日、笑ってないね」と言われ、「だって、面白いことがないから、笑えないよね」と正直に返してしまったこと。「今、自粛生活が続く中笑うって、大切かもな…」と思い直し、「テレビを観て笑う、動物番組でお茶目な動物を観て笑う。とにかく、1日の中で笑う機会を増やすって大切だな~って思いました」。今では朝と夕方はニュースで情報を収集し、それ以外は「面白いこと面白そうな番組を見つけて笑う」が日課に。「ただ、笑っているときっと子ども達も安心するんだよね~」「たくさん笑っているとストレスもすっきりなくなっている感覚にもなります」と改めて実感したようで、「どうあれ、笑う」「笑う門には福来る!」「これから、梅雨にも入るし気分がどんよりしがちだから…」と自らに言い聞かせている。
2020年05月20日hitomi(42・以下、h)「うちは子どもは3人。9歳の娘、3歳と1歳になったばかりの息子がいて。保育園に入っていないから、朝5時から夫と分担しながら育児をしています」 市井紗耶香(34・以下、市井)「私も同じ5時起きです。13歳の長女と、10歳の次女、5歳の息子と、11カ月の三女の4人だから、hitomiさんのところと合わせると、7人になりますよ!」 h「1人目が生まれたばかりのときは大変だったけど、いまは家族がいっぱいいるぶん、下の子につきっきりにならなくてもよくありませんか?」 市井「上の子が、下の子の面倒も見てくれていたりしますよね」 h「私の場合、前夫との間に生まれた上の子は、ちょっと“赤ちゃん返り”みたく、甘えん坊になっちゃったときもあったけど」 市井「うちは女の子ばかりだったので、今の夫との子どもが男の子だとわかったときは、長女たちは壁をたたいて喜んでいました(笑)」 歌手のhitomiと、元モーニング娘。の市井紗耶香は、初めての顔合わせ。2人には共通点がある。それは、再婚によって、血のつながらない親と子が一つの家族になる「ステップファミリー」の母親だということ。 hitomiは’08年に第1子を出産したが、’11年に離婚。’14年に再婚し、のちに息子2人を出産している。市井は’04年、’07年に出産し、’11年に離婚。’12年に再婚してから、新たに長男と三女を出産した。 h「前の夫と離婚してシングルマザーとき、このまま娘と生活をしていくのか、再婚して新しい家族をつくるチャレンジをしていくのか、1人で考えました。私が小さいころ両親は別居していたんです。だからこそ、休みの日に一家でご飯を食べるっていう、ごく当たり前のことに憧れがあって」 市井「私も、早くに両親が離婚しているのでわかります。父親の存在は記憶にないけど、“父親って、きっと温かいものなんじゃないかな”とイメージしていました」 h「ご両親の離婚は、小さいとき?」 市井「小3のときでした。だから、モーニング娘。としてのデビューも、一人暮らしについても、相談したのはいつも母。でも、私もまた離婚を選択してしまったわけです。娘たちには、私と同じ道を歩ませてしまったという後ろめたさがありました」 h「電球の取り換えとか、テレビの配線ひとつとっても、パパがいないと大変ですよね。公園に行くと、『高い、高い』みたいな男性らしいことができなかったり」 市井「そうそう(笑)。あと、娘は私に歯向かうときは言葉がすごく達者。男のような威厳を、ママが見せないといけなかったりしますよね」 h「だから、『再婚』という選択をしてからは早かった(笑)。今の夫と出会ってからも、恋人同士のようなやり取りはほとんどなくて、結婚するか、そして子どもをつくるかという具体的な話を早い段階でしていました」 市井「私も、子どもとの時間を割いて、2人でデートするのも時間の無駄かなと考えていました。仕事の顔とか、プライベートの顔とかよりも、母でいる私を好きになってほしかったですし。今の夫は子ども好きで、『血のつながりは超えられないけど、新しい家族を築いていける』と言ってくれて、再婚を決意できたんです」 h「その一言は大きいですよね!」 再婚相手と、前の夫との子どもをどう会わせるかというのもステップファミリーならではの悩み。2人の話題は、両者の“ファーストコンタクト”の思い出に。 h「いちばん最初は、子どもには何も伝えないで、私と彼との共通の知り合いも含めて、みんなでご飯を食べに行きました」 市井「私は素直に『ママの好きな人に会いに行こうね』って伝えました。私が幸せでなければ、子どもも幸せにできないんじゃないか、という思いがあったから。一緒に公園に行って、夜はお好み焼きを食べに行ったのを覚えています」 h「夫としても、“どういう子なんだろう”という不安を感じていたはず。はじめからは、やっぱりなじめないよね」 市井「不思議な感じがしたでしょうね」 h「それから夫には家にご飯を食べにきてもらったりして、一緒にいる時間を増やしていきました。長女はまだちっちゃかったから、夫を受け入れられたのかも。でも大きくなっちゃうと、異性に対して構えちゃうかなって?上のお姉ちゃんは、どんな感じでした?」 市井「いやがってはいませんでした。でも、当時小1だった長女にとっては記憶に残ることだろうし、しっかり理解してもらう必要があると思っていました。だから籍を入れるときに主人が『きちんと説明したい』と言い出して。子どもたちの前で正座をして『結婚してもいいですか』って(笑)」 h「すてき〜!」 市井「夫自身も覚悟というか、けじめをつけたかったのかもしれませんね」
2018年04月02日hitomi(42・以下、h)「今の夫は、前の夫との娘のこともしっかり怒ってくれるんですけど、あんまり感情的な怒り方をしていると“その怒り方はないんじゃない”って、カチンときてしまうこともありました。『血がつながっていないから、そういう怒り方をするの?』って、ズバリ聞いたこともあるくらい。ついつい言い合いになってしまって……」 市井紗耶香(34・以下、市井)「私は怖くて、そこまでは聞けないなぁ」 h「娘のことを考えて怒ってくれているんだ、ってわかっていても、私が感情的になるとそれが見えなくなっちゃう。どうしても親子の血のつながりの有無を考えてしまうんです」 市井「夫には“それを覚悟して結婚したんでしょ”という思いはありますが、やっぱり長女と次女は“本当の子”じゃないから、どこかに越えられない境目はあると感じています」 h「でも夫に、『じゃあぼくの立場が理解できる?』って言われると、たしかにその立場で考えられていないな、と」 市井「それでも、今まで自分が稼いだお金を全部自分で使っていたのに、それを血のつながっていない子どもたちのために使ってくれているから、ありがたいですよね」 歌手のhitomiと、元モーニング娘。の市井紗耶香は、初めての顔合わせ。2人には共通点がある。それは、再婚によって、血のつながらない親と子が一つの家族になる「ステップファミリー」の母親だということ。 hitomiは’08年に第1子を出産したが、’11年に離婚。’14年に再婚し、のちに息子2人を出産している。市井は’04年、’07年に出産し、’11年に離婚。’12年に再婚してから、新たに長男と三女を出産した。 h「再婚する前、同じようにステップファミリーの友人に相談したことがあるんですけど、『親子関係をつくるには、倍の時間がかかる』と言われたんですよね」 市井「本当に少しずつわかり合えるというか、なじんでくるんだと思います」 h「でも、娘は夫に褒められると、私に褒められるよりもうれしいみたい。先日も娘がお風呂で夫に褒められたらしく、『今日はパパに褒められちゃった』と涙ぐんでいて!」 市井「hitomiさんのところのお姉ちゃんは、『パパ』と呼んでいるんですか?」 h「うん、そこには抵抗を持たずに飛び込んでいる感じがしますね」 市井「うちはあだ名で呼んでるんです。でも、夫は自分のことを『無理してお父さんと呼ばなくてもいい』と話してくれていますけど、寂しさはあるのかな」 h「そうだよね。長女が小さかったころの写真も、前の旦那さんを感じさせてしまうかな、と気を使ってあまり家では飾らなかったり、夫と見るような機会もつくらなかったりしました」 市井「私の場合、子どもたちが成長していくとともに、過去の思い出について、学校で聞かれるようになって」 h「少しずつ、昔の話もできるようになってきた?」 市井「そうですね。やっぱり今の夫との子ども(三女)が生まれたおかげかな。上のお姉ちゃんたちに『あなたの小さいときは、こんな感じだったんだよ』と、今では夫のいる前で話すことも多くなったんです!」 “家族の時間”を共有することが、ステップファミリーにとって不可欠だと語る2人。それは、夫の協力なくしてはできないことだ。 h「いちばん下の子どもの授乳期は、テレビ局での仕事でも、夫が子どもを連れてきてくれたり、地方の仕事も、家族総出でついてきてくれたりしました(笑)」 市井「今は長女が進路と向き合わなきゃいけない時期ですけど、以前は週末を使って、群馬とか新潟とかにスキーに行っていました。やっぱり夫も、長女や次女とのコミュニケーションを取りたかったみたいです」 h「男の人って、仕事ばかりで、土日は面倒くさくてどこも出かけないという人もいる。でも、私の場合、再婚するとき“2人で一緒に子育てできるか”はポイントでした。家族のあり方についての価値観が共通していることって、ステップファミリーに限らず大事かなと思います」 市井「私も『頑張って働いてきます!』という人よりも、『一緒にいられたらいいな』っていう人を選びました。夫もバツイチで“独り”の期間が長かったから、そつなく家事もこなせたりもして(笑)」 h「家族って時にぶつかったりもするから、“いつも幸せ”という感じではなくて、そこは夫婦で折り合いをつけながらやっていくしかない。私たちは、“家族に血のつながらない親子がいる”という事実から目を背けないのは大事だと思う」 市井「そうですね。もしかしたら将来、娘から『本当の父親じゃないじゃん!』って言われることもあるかもしれない。でもそんなとき、夫は『「そうだよ」と言って、受け止める』って話してくれています」 h「そういう言葉は出てくるかもしれないですね。でも、そのときに、パパがどれだけ向き合い、愛情を注いできたかを思い返してほしいかなって思います」 市井「血がつながらないことに遠慮して、いいところばかり見せるよりは、お互い一生懸命生きていけば、きっと絆は強くなりますよね」 h「同じ人として『一対一』で関わっていれば、きっと血のつながりを超えた家族になれるのかなって。だから、今あるカタチにしっかり向き合って、よい家族にしていきたいと思っています」
2018年04月02日ランウェイで発表された服はどうやって着るの?答えはあなたの心に隠れています。服を見て湧き出てきた感情と心に浮かんできた景色を合わせて妄想コーディネート。「この服ならこんな場面で着てみたい」そんな気持ちをイラストで表現してみました。東コレ17AWより心に残った5ブランドのルックをピックアップ!tiit tokyo – 落ち葉とリボンの彼女彼女はいつも遠い目でどこかを見ている。いま目に見える景色の、さらに向こう側を想像しているのだろう。過去に想いを馳せているのか、未来を探しているのか。カサカサと音を立てながら、落ち葉の山から何かを探している。気がついたら大切な意味を持っているもの。それは記憶と形が一緒に居合わせないと成立しないもの。無造作に結んだポニーテールにいつもくくられているリボン。彼女が見つけようとしている落ち葉の山の中の何か。カタチで思い起こされる感情は色褪せない。Motohiro Tanji – 海辺にいたあの子思い切って逆立ちをしてみたら、子ども時代の景色が見えた。ゆったりとした時間が流れる海辺を散歩して、仲良しのあの子と笑いあって。陶器みたいに繊細でつややかで、怖いものなんて何もなかったあの頃。大人の気持ちは水面のゆらぎのように気まぐれで不安定。ぎゅっと抱きしめてくれたのは、あの時の海の景色のようなニットだった。上下逆に着てみたり、パンツを首に巻いちゃったり。次の私を編んでいくために、たまには常識破りに遊んでみてもいいのかもしれない。TAAKK – 疾走する越境レディここはどこ?私は誰?目が覚めて朝一番に聞こえてきたのは騒がしいクラクション、誰かの笑い声、知らない国の言葉。完璧なプロフィールを書き悩んでいる暇があるなら、さっさと外に飛び出さなきゃ!人生がランウェイ。BGMは街の喧騒、今着ているものが衣装。直しきれなかった寝癖だってヘアメイクって言い切っちゃう。何度夜を越えようと、音楽が鳴り止むまでランウェイは続くんだから。好きな色を詰め込んだ魔法のマントを羽織って、どんなボーダーだって越えていく。5-knot – 旅する女は美味しい香りまだ夜が明け切る前のまどろみの中、旅する女は出発する。スパイシーイエローのファーコートで目を覚まし、ザクロの刺繍でお腹を満たして本日の戦へいざ出陣。旅する女は戦う女。機動力を確保するにはパンツスーツが必須?いえいえお嬢さん、女の武器はお気に入りの服ってご存知?今日も美味しく香るファッションで戦い抜きましょう。Chika Kisada – 思い出の中で踊る大人の少女ピンク色の木漏れ日を見たことがある。悔しくて仕方なくて、たくさんの涙を溜めながら見た夕日だった。ぼやけた視界に映る美しい景色。記憶の奥底にあった、同じように悔しくて泣いた日を思い出す。額縁に入った少女の写真は少し不機嫌そうに、照れながらこっちを向いている。大丈夫、今はもっとうまく踊れているよ。小さな私に声をかけて、ふわりとチュールを膨らましながらブランコを降りた。Instagram Reporttiit tokyoROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 20 1:28午前 PDTMotohiro TanjiROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 20 7:29午後 PDTTAAKKROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 24 7:34午後 PDT5-knotROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 19 7:45午後 PDTChika KisadaROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 25 2:07午前 PDT東コレ記事はこちら:*【#AmazonFWT 】東コレ2017年秋冬で注目のトレンド&ディテールはコレだ!*【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る*【#AmazonFWT 】東コレ2017年春夏に注目したブランド&ディテールはコレ!*【#MBFWT 】イラスト妄想シチュエーション!東京コレクション2016秋冬ベストルック*【#MBFWT 】イラストで見る東京コレクション2016秋冬トレンドillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年07月20日日本発のファッションが、また面白くなってきました。世界のファッションウィークの中でもひときわバリエーション豊かなブランドが集結した Amazon Fashion Week TOKYO 2017AW 、通称東コレ。3月20日(月)から3月25日(土)まで渋谷ヒカリエをメイン会場に開催された東コレでは、国内外で活躍する52ブランドが2017年秋冬コレクションを発表。駆け抜けた6日間の中でROBE編集部が気になったブランド&ディテールをピックアップして、イラスト&インスタグラムでレポートします!YOHEI OHNOのスリットパンツスポーティーな印象を与えるサイドラインパンツがすっかり定番となった今、挑戦したいのはもっともっと刺激的なライン。YOHEI OHNO(ヨウヘイオオノ)が提案するのは太ももまで大胆にスリットが入ったワイドパンツ。しかもど直球、切り口は真正面から。歩くたびに健康的な肌を覗かせて、「参りました!」の視線を独り占め。ブランド設立わずか2年でTOKYO FAHION AWARDを受賞し、一躍注目ブランドとなったYOHEI OHNO。17AWは赤茶メッキのメタリックや金属パーツ使いをポイントに、どこか工業製品のような、近未来的なコスチュームのような雰囲気を漂わすコレクション。無機質の中から垣間見える姿ほど、人間味があるのかも。来季のキーワード“メタリック”もしっかりキャッチ。ROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 24 8:42午後 PDT5-knotのシアー&シャイニー東コレランウェイデビューを果たした5-knot(ファイブノット)は巧みなレイヤードで魅せる「今すぐ真似したい」コーディネートが満載。ファッションウィークを通じて「見せて隠す」がキーワードになった今シーズン、それを見事にスタイリングで表現していたのが5-knot。質感でコントラストを効かせて「見せて隠す」なら、透け感と光沢はマスト!モロッコ・リヤドの旅からインスピレーションを得たという17AWはキーカラーにスパイスのようなこっくりしたイエローや温かみのあるチェリーブラウンを使用。実際に見ると少しグロテスクなザクロの実も、チュールやベロアに描かれることでどこか神秘的だったり、懐かしさを感じる柄に変身。チュールガウンにデニムを合わせたり、光沢のあるフレアスリーブシャツに同じく透け感のあるフレアスリーブのインナーを重ねたり、来季のコーディネートは5-knotを参考にしたい。ROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 19 7:45午後 PDTMURRALのピンクまみれ毒づくガーリーテイストがお好きな方はMURRAL(ミューラル)の世界に浸るべし。フューシャピンクやサーモンピンク、ビビッドピンクなど様々なピンクを盛り込んだコレクションから感じるのは、甘さを越え強い色へと昇華したピンクの魅力。ワンポイントで取り入れるより思い切って全身でまみれてみるとあら不思議、可愛さより力強さが滲み出る。東コレ参加2回目のMURRALは“ここからが勝負”だと言うように、トレンドには流されずしっかりとブランドらしさを維持。コレクションはnostalgiaをテーマに懐かしさと寂しさ、温かさと冷たさが微妙に混じり合う。少し不機嫌そうにランウェイを歩く彼女達が見せるのは、思春期の少女が成長する過程で見せる心のズレ。もしかしたら未来への突破口はズレた隙間から見えるのかも。ROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 24 1:06午前 PDTUjohの袖レイヤードレイヤードを制するものが秋冬を制する、と言わんばかりにレイヤードを効かせたコーディネートが目立った来シーズン。Ujoh(ウジョー)は袖から袖を覗かせる事で過剰になりすぎない、引き算のレイヤードで世界に挑む。手元から肩まで自由に開閉できるスナップがついたアウターやトップス、あなたならどう料理する?ファッションはその人の美しさをより際立たせてくれるもの、まだ見ぬ魅力を見つけてくれるもの。でも自分から歩み寄ってきてくれるほど優しくはないんです。いないいないばぁ!しながら見えて隠れての攻防戦。洋服を味方につけるためには挑んでいく姿勢も大切なのです。一つのアイテムで多彩な表情を見せてくれるUjohの服は、まさに挑戦しがいのあるファッション。ROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 20 6:44午前 PDTsupport surfaceの力強い花季節違いの風景から感じる美しさは、なぜ心に残るのでしょう。support surface(サポートサーフェス)が秋冬に咲かせるのは生命力溢れる力強い花たち。流れるように体を包むつややかなシルクシャツにのせられた大輪の花は、目をつぶっても浮かんでくるほど可憐で鮮やか。女性の色気をどこからともなく香り立たせるような、布でかかる魔法。シンプルで上質な服。言葉にするとどこか薄っぺらく聞こえてしまうけれど、その言葉の重さは実際に着た人にしかわからない。自分の体って、こんなに綺麗な線だったかな。思わず鏡の前で深呼吸をして瞬きしてしまう。上質な服とは、そういうことかもしれません。ROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 22 4:21午前 PDT 東コレ記事はこちら:*【#AmazonFWT 】東コレ2017年春夏に注目したブランド&ディテールはコレ!*【#MBFWT 】イラストで見る東京コレクション2016秋冬トレンド*【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る*【#MBFWT 】イラスト妄想シチュエーション!東京コレクション2016秋冬ベストルックillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日ファッションウィークはパリだけじゃない!日本のファッションウィーク、通称東コレはアジアファッションのハブになるべく、東京・渋谷を舞台に半年に一度行われています。10月17日から10月23日まで開催されたAmazon Fashion Week TOKYO 2017SSはチェックしましたか?国内外で活躍する約50ブランドが2017年春夏コレクションを発表しました。モード、ストリート、カルチャー、様々な要素が入り混じり世界でも類を見ないバラエティあふれるブランドが並ぶファッションウィークの中で、ROBE編集部が気になったブランド&ディテールをピックアップ!Ujohのワンショルダーパンツオフショルダーや肩の素肌をチラリと見せたデザインはすっかり街では定番のスタイル。次に注目すべき肩のポイントはオフでもなくチラでもなくワン!散るように舞う可憐な花柄のワイドパンツからすっと伸びた細いストラップ。やんちゃなイメージがあるストラップ付きパンツもその着こなし方があったか、と脱帽。先シーズンはミラノコレクションでランウェイを発表し世界からも注目の若手として名が挙げられるUjohは雑誌/ウェブ媒体問わずプレス陣から大人気。都会的な大人の女性に似合うスポーティー&フェミニンなテイストは大人レディからの支持率が高いけど、着崩しても面白い。例えば、このパンツにスウェットパーカーを合わせたら...?ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 17 6:32午前 PDTKEISUKEYOSHIDAのダブルシャツミニマル、クリーン、トラディショナル。そんなイメージがあるベーシックなアイテム、「ストライプシャツ」を見事に脱線してくれたこのシャツオンシャツのコーディネート!来季の春夏シーズンはストライプシャツが多く見られそうですが、色違いで重ね着して脱ベーシック、脱おかぶり!1年前に発表したコレクションで"ゲーマールック"としてSNSで話題をさらったKEISUKEYOSHIDAはテーマを「REBORN」と題しイメージを一新。ブランドの根幹である「もがく」という感情は大切にしながらよりリアルクローズかつ日本の女の子たちが着ることを考えてデザインされています。コーディネートは奇抜でも、シャツ一点一点の美しさと着やすさはリアルクローズ。下に重ねたピンクのロングシャツはジップで開閉でき、羽織ものとしても役立つ優秀アイテムなのです。ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 21 11:55午後 PDTtiit tokyoのロングリボン&ドロップショルダーちょっと気だるいような、でも折れない強い意志を持ったような、そんな女の子たちが前へと進んでいく様子を描いたtiit tokyoのショーでは刹那的に揺れるロングリボンやドロップショルダーに注目。緩めたり、縛ったり、好みに合わせて調整できる服は自分の意志を明確に示してくれる。リラックスして、縛られるのは服だけに。東京発のブランドとしておしゃれな女の子から支持を集めているtiit tokyoは都内の教会で荘厳な雰囲気の中コレクションを発表。泣きはらした後、雨上がりの虹をまとったようなモデルたちを見て一層感じるのは、服が生きるのはリアリティの中なのだということ。ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 18 3:18午前 PDT※AmazonFashionWeek公式スケジュール外AKIKOAOKIのボリューム袖ポワンと花のように膨らんだ袖、顔ほどの大ぶりなリボン、どこを取っても女の子らしいはずなのに、感じるのは強気な勢い。ブラ袖に飽きたらパンチの効いたボリューム袖に挑戦!期待の若手としてKEISUKEYOSHIDAとともに新たな風を起こそうとしているAKIKOAOKI。女の子でも取り入れやすいジャケットとして提案したジャケット風ベストはエプロンのようにだらんと着るのが可愛い。コーディネートの幅を広げるのは、ちょっと不思議でジャンルレスなアイテム!ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 21 10:37午後 PDTANNE SOFIE MADSENのミックスエレガンス素材の切り替えやミックスコーディネートが主流になった今、エレガンス×スポーティーなんてなんのその。スイムウェアのようにぴったり肌に密着するノースリーブには大粒のビジューがキラリ。シルエットはエレガントに、パーツには遊び心を。ハイブリッドを楽しむなら、思い切って両極端に振るのがいい。パリでもショーを発表し、日本のブランドに圧倒的な提案力を見せつけたANNE SOFIE MADSEN。“チャーミングなミステイク”をキーワードにガムテープ風の飾りやコード、カラビナなど、一見ボロに見えるディテールを盛り込見つつもシルエットでエレガントに仕上げたルックはまるで「反逆のシンデレラ」。ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 19 11:51午後 PDT 東コレ記事はこちら:*【 #MBFWT 】イラストで見る東京コレクション2016秋冬トレンド*【 #MBFWT 】イラスト妄想シチュエーション!東京コレクション2016秋冬ベストルック*【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返るillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日ファッションウィークもひと段落。ようやくやってきた春を越えて、頭の中は秋冬のお洋服でいっぱい!前回のトレンドレポに続き、東京コレクションで見た極私的お気に入りルックを妄想シチュエーションで描いてみました。まだ袖を通すことができないお洋服たちだから、半年間は妄想して過ごすことにしましょう。LAMARCK - 箱入り娘の反抗「LAMARCK」の女の子はきっと日常に少しだけ、退屈している。育ちの良いお嬢様と言われるけども、本当はカゴから飛び出して冒険だってしてみたい。毎朝飲んでいる紅茶も、なんだか最近飽きてきた。朝の静寂に身を委ねて、裸足で飛び出す世界を妄想してみる。静けさの中に秘めた強さは、まだ誰も知らない。THEATRE PRODUCTS - 戦うレディの肖像「THEATRE PRODUCTS」のジャンプスーツを纏うレディは、まさに現代社会で戦う女戦士。寝坊して慌てて家を飛び出しても大丈夫。いつだってモードな彼女は、パジャマだってそうなんだから。体に沿って線を描くような、ほんのり色づく繊細なレースで背筋を正せば、都会の中でも凛として歩いていける。異世界への身支度はいつだって整っている。tiit tokyo - 計算する女の子レンガの壁に寄りかかって、きゅっとカバンを持っちゃって、「tiit tokyo」の女の子は誰を待っているの?きっと意中の彼に違いない。ゆるりと落としたジレの肩、チラリと目をひくベルトのイエロー。計算づくしのスタイルに、あざとさを感じるかピュアなハートを感じるか、それはきっとあなた次第。そうしてまた、自由気ままに生きる彼女に翻弄されていく。support surface - 夜空に舞う女性「support surface」の湖畔に舞い降りた一羽の黒鳥。飛び疲れてたどり着いた湖で、羽を休めるように舞う。夜空の下、静かに舞う彼女の姿に、思わず息を飲んだ。スカートのスパンコールが月に照らされ、夜露のようにキラリと光る。羽のように身体を包むシャツからのぞく白い腕。消えてしまわないようにと、息を潜めてじっと見つめる。すると彼女は、何かを見つけ出したのか、ふわりと飛び立っていった。writtenafterwards - 編みたガールの狂気夜な夜な現れると噂の「writtenafterwards」のニット妖怪。ピンク、紫、オレンジ、緑、青、黄色、とてつもなくカラフルな毛糸たちが編みに編まれて誕生した妖怪は、刺激を求めに深夜のコンビニへ。通称・編みたガールの気分はシュワッとはじけるサイダーとジャンキーなお菓子。お風呂上がり、どうしてもサイダーが飲みたくなったみたい。「髪乾いてないけどいっか、だって今すぐサイダー飲みたいし」飲みたい時に飲みたいものを、着たい時に着たいものを! 「あの服を着てあそこに行けたらいいな」「このワンピースを着るならあの人に見せたい」きっと妄想シチュエーションは誰でも心に秘めているはず。私たちが愛すべきファッションは、本来自由なもの。あれを着ないといけない、こんな格好をしないと変に思われる、なんて難しいこと考えないで、誰にも覗かれない妄想の中でファッションを謳歌してみましょう。春ですもの、遠い秋のことを想ってもいいじゃない!イラストコーデはこちら:*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレ秋冬トレンドillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日誰もが知っている「パリコレ」の他にも、世界各地でファッションウィークが行なわれているのは知っている?実は、東京にもファッションウィークはあるんです。3月14日から19日までの5日間にわたって行われた「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016AW 」では、東京を拠点とするブランドをメインにアジアを含めた約50ブランドが今年の秋冬に発売される新作を発表しました。その中から見えてきた気になるトレンドを、ROBE編集部がピックアップ!ヌーディーカラーワインレッド、モスグリーンといった秋冬らしい落ち着いた色合いを基調とするところや、若草色・カナリアイエローといった柔らかなくすんだトーンをベースにするブランドが多く見られた今季。その中でもコレクション全体のさし色のように使われていたのが、肌に馴染む明るいベージュやザラザラとした質感を連想させる土色でした。「tiit tokyo」で登場したウルトラスウェードのセットアップは全身ベージュでも野暮ったさを感じさせず、ほどよく肩の力が抜けた印象。肌に近い色だからこそ、上質な生地を選んで下着感を出さないのがコツ。ツヤツヤの生地はそのまま素肌で着たいくらい気持ちいい!胸ポケットのロゴ刺繍で遊び心も忘れずに。(※MBFWT公式スケジュール外の参加) ショルダーポイントパリやNYなど海外コレクションでも見かけた、肩周りを強調させるディテール・コーディネートが東京でも登場。ずるりとアウターをはだけさせて中を覗かせたり、80年代さながらのパワーショルダーだったり、「肩周り」の主張の仕方も様々。「in progress」をテーマに未完成の服に残されている美を表現した「divka」。ここで見られたのは一風変わったパワーショルダー。サイズを微調整した痕跡のように幾重にも重なった生地が作り上げる肩の尖り。そこから首にすっと沿うように流れるラインが美しい。禁欲的な印象を与えるスタッズ、メタルビーズのチョーカーが全体を締め上げています。ふわもこ毛足の長いファー、フェザー、ボアなど「ふわもこ」素材のアクセントが気になるところ。アウターとして大胆に取り入れたり、アイキャッチーなワンポイントとして使ったり、取り入れ方も自由。無機物と有機物の融合「Inorganic & Organic」をテーマに掲げた「Hanae Mori manuscrit」。ネイルやルージュまでボルドーで統一しキリリとした印象の中で、まるで光が差し込んでいるかのような純白の巻きスカート。そこからサラサラとのぞく軽やかなファーは、まるで咲かんとする蕾のようでした。アクセサリーはなし。徹底してここでの主役はフェイクファー。Iラインシルエットコーディネートのバランスでは全体をすっきり細長く見せる「Iラインシルエット」がトレンド。ニット×シャツ×ワイドパンツにストレートラインのアウターなど、何層にも重ねて作るIラインが主流のよう。「KEITA MARUYAMA」は「夜へ」をテーマにいつものファンタジーな世界観にダークなテイスト加えたコレクションを披露。目を引いたのが、同柄でまとめ上げた新感覚Iライン。セットアップ、シャツ、バッグ、タイツ、すべてのアイテムに見られたアールヌーボー調の花柄があまりに印象的でした。ここまで同柄で揃えても散らかり感がないのは、落ち着いた色合いと規則正しい柄、ペールトーンのツバ広ハットが加えるアクセントのおかげ。太めウエストマークウエストは大きめにマークするのが吉。太めのベルトでアクセントを加えたり、異素材ミックスや配色でメリハリをつけるスタイルが多く見られました。「plastics city」をテーマにデジタル・ポップな世界を作り出した「mintdesigns」。無機質な印象を与える太めストライプの中に華と質感を添えるのが、ウエスト部分に大きく施されたギャザーを寄せたフェイクレザー。グラマラスに締め上げるのではなく、ゆるっとポイントを加えるのが良さそう。ミント・ガールが計算づくしのデジタル世界にポップなバグを加えたみたい!世界のコレクションに比べてランウェイからトレンドが生まれにくいと言われている東京。確かにメインストリームと言えるほどのトレンドはないけども、アンテナを張り巡らすとちらちらと目に映るものがありました。でも、気になるトレンドをピックアップしたものの、乗るか乗らないかは自由。コンセプトがこうだからとか、流行がどうだとか、ファッションを重苦しく考えないで、心の向くままに楽しむことが一番大事なことなんです。イラストコーデはこちら:*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日前回の2016年のうちに読んでおきたい “越境レディ” に相応しい本まとめに続き、今回はお籠り映画をご紹介。それぞれの映画でキラリ活躍を見せたレディ達とあわせてどうぞ。ディスクを買ったりオンラインで購入するも映画館に足繁く通うも良し、魅力的なレディに出会えますように。 〈聖の青春 (2016)〉 の村山トミ子監督:森義隆キャスト:松山ケンイチ、東出昌大 ほか東の羽生、西の村山と並び称されるも29歳という若さで亡くなったプロ棋士・村山聖の亡くなる直前の4年間を描いた同名小説が満を持して映画化。登場シーンは多くないものの強い印象を残したのは、母・村山トミ子役の竹下景子さん。自分の看病不足で幼少期に息子を重病にした自責の念に駆られ続ける苦しみ、病床の村山聖へかける悲痛の言葉は思わず胸を締め付けられます。第29回 東京国際映画祭クロージング作品。 〈ブルーに生まれついて (2015)〉 のジェーン監督:ロバート・バドローキャスト:イーサン・ホーク、カルメン・イジョゴ ほか劇場放映を待ち詫び早1年。原題〈BORN TO BE BLUE〉直訳の邦題に少々首を傾げながらも、騙されたと思ってまず劇場へ。大衆受けというエンターテインメント要素と合わせつつも、実在人物チェッド・ベイカーの波乱に満ちた人生を通して、究極の問いを容赦なくぶつけてきます。華やかに見えるステージ上で繰り広げられた衝撃のクライマックスに、ジェーンは突如悲劇のヒロインに。チェットの選択をハッピーエンドと見るか否か、それはあなたの価値観次第かもしれません。昨年の第28回 東京国際映画祭招待作品。〈pk (2016)〉 のジャグー監督:マラージクマール・ヒラーニキャスト:アーミル・カーン、アヌシュカ・シャル ほか〈きっと、うまくいく〉ですっかり日本中を虜にして止まないマラージクマール・ヒラーニ監督の最新作。「神様を探す」という突拍子もないpkの目的のもと、ありとあらゆる宗教・神様に切り込んでいく話は、痛快と感動の嵐。ヒロインとしてテレビ局のレポーター役を務めるのは、モデル出身のアヌシュカ・シャル。スラリとしたプロポーションと気さくで天真爛漫な表情に、静止画じゃ伝わらない!という数多のレビューも納得。〈写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと〉の亡き奥さん監督:トーマス・リーチHarper’s BAZAARをはじめ80年代にファッションフォトグラファーとしてNYを中心に大活躍をした名写真家のドキュメンタリー。絶頂期に突如ファッションフォトグラファーを引退したのちはほとんどメディアにも顔を出すことがなかったとか。その彼が劇中でちらりと見せたのは丁寧に写真に収められた亡き奥さんの姿。華やかな職種・業界から自ら離れ、自らの視点で切り取り続けた光の魔術師は、フィルムの特性も相まって非常に温かみのある写真ばかり。彼が生きていたら今のアメリカをどう切り取るだろう、とつい思ってしまいます。独特の口調に字幕を当てるのは英語翻訳の第一人者・柴田元幸さん。〈Mommy (2014)〉 のダイアナ監督:グザヴィエ・ドランキャスト:アンヌ・ドルヴァル、アントワーヌ・オリヴィエ・パイロン ほか家族円満な幸せのステレオタイプは描こうとしない、俊英なドラン様の描く家族愛の形。母ダイアナがスティーヴに厳しくも愛情深い接し方は、母と息子という複雑な関係性の象徴のよう。劇中でオアシスの〈ワンダーウォール〉が流れる瞬間に、どうしようもなく世界が愛おしく感じられるはず。「特別な感情が呼び覚まされた」とドラン自らが意図的に撮影した1:1のアスペクト比の映像も、インスタ世代の私たちにはむしろ見慣れた光景?視界よりも狭い範囲のみ映し出す映像に、思わずわたしたちは見えていない部分への思いを馳せるはず。カンヌGPを獲得したことでも記憶に新しいドラン様の最新作〈たかが世界の終わり(原題:Juste la fin du monde / It’s Only the End of the World)〉は来年2月11日公開。見逃せません!〈レント (2005)〉 のミミ監督:クリス・コロンバスキャスト:アンソニー・ラップ、アダム・パスカル ほかNYイーストヴィレッジで繰り広げられる本作は、これまでのミュージカルでは触れられてこなかったセクシャルマイノリティやHIV/AIDSなどに切り込んだ貴重な作品。ヘロイン中毒であるゴーゴーダンサーのミミも例外ではなく、自堕落な生活の挙句ホームレスに。憎めないからこそ滲み出る人間性とスタイルに不思議と女子は憧れてしまうはず。そして驚異の300曲(!)作曲されたと言われる楽曲たちはどれも胸をえぐるものばかり。〈Seasons Of Love〉〈Rent〉〈Take me of leave me〉〈Finale B〉……、挙げればきりのない語り継がれる名曲に酔いしれて、今年残りも悔いなく過ごすのが吉。〈東京ゴッドファーザーズ (2003)〉 のミユキ監督:今敏キャスト:江守徹、梅垣義明、岡本綾 ほか新海誠監督にのめり込んだ今年の年の瀬こそ、今敏監督はいかが。〈ホームアローン〉〈ポーラーエクスプレス〉と並び年末アニメ御三家の一角。父親を刺し殺したことから家出少女(ホームレス)となった厭世観たっぷりのミユキがクライマックスで叫ぶ「同じ命は二度と無いんだよ!」という言葉は、毎年年末に思い返したい一言。46歳という若さでこの世を去った今監督の作品(〈パプリカ〉〈千年女優〉〈パーフェクトブルー〉)はどれもずしりと心をかき乱すものばかり。一気見しようなどという無謀な事はくれぐれもしないように。 〈キャロル (2015)〉 のキャロル監督:トッド・ヘインズキャスト:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ原作は〈太陽がいっぱい〉でも知られた小説家パトリシア・ハイスミスの同名小説。ハリウッドを代表するケイト・ブランシェットとルーニー・マーラそれぞれの美しさは説明不要。主演女優賞や助演女優賞、衣装デザイン賞をはじめ計6部門でオスカーノミネートされた今作が受賞できなかったのは、〈マッドマックス4 怒りのデス・ロード〉と運悪く同年となってしまったが故。人妻でありながら魅惑的にヒロインを虜にするキャロルに、きっと誰もが隠している感情に気づいてしまうかもしれません。 おさらい 聖の青春 / 森義隆★ ブルーに生まれついて / ロバート・バドロー★ pk / マラージクマール・ヒラーニ★ 写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと / トーマス・リーチ Mommy / グザヴィエ・ドラン レント / クリス・コロンバス 東京ゴッドファーザーズ / 今敏 キャロル / トッド・ヘインズ★は2016年12月8日現在公開中【洒脱なレディ論】 過去のコラムを覗いてみる【 洒脱なレディ論 】とは映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokioka (@mdrtkk)Illustration. Hitomi Ito
2017年03月29日今年のはじめ、"占いって信じる?" という話題になったROBE編集部。懐疑的な回答をするメンズをよそに、信じるか否かを棚に上げても誰かの予感に敏感になってしまうのが、レディの性。そんな今回は、ウディ・アレンがおくる、断固迷信を信じなかった捻くれたマジシャンと、よもや全知全能かと疑いたくなるほど有能でチャーミングな占い師との、とびきり軽妙な恋愛賛歌!の映画をピックアップ。巧妙にしかけられた "魔法 vs トリック" ?物語は、東洋人の格好に扮し人気を誇る捻くれ者のマジシャン、スタンリー(コリン・ファース)がはるばるやってきた南仏で繰り広げられる。というのも、幼馴染から、「資産家の婚約者をたぶらかす占い師ソフィ(エマ・ストーン)の嘘を暴いてほしい」という依頼に応えるため。しかしソフィは、見た目も美しく、婚約者や双方の家族にも愛され、ちょっと不思議ちゃんではあるもののその天真爛漫さに誰もが好いてしまうような魅力的な女性だったのだ。スタンリーはソフィを疑ってかかるも、逆にソフィは、スタンリーがふだんは中国人奇術師に扮し世界を股にかける “東洋の魔術師” であることもいとも簡単に見破ってしまうのだった。"魔法VSトリック" 勃発?と思いきや、なんと捻くれ者のスタンリーですら、あれよあれよという間にソフィに惹かれてしまう!だけれどそこで “はい、ハッピーエンディング!” といかせないのはウディ・アレンだからこそ。二転三転しながら、どこまでも小粋なエンディングへと誘われる過程をまえに、声を大にして言いたいです。見届けてください、と。どこを切り取っても美しい南仏を切り取るスタッフワークもうひとつの見所は、なんといってもその "美しさ" に尽きる。美しい演者はもちろん、彩り豊かな映像美が終始物語を引き込み続けてくれるのだ。調べてみたらそれもそのはず、〈マリー・アントワネット(’06)〉や〈プラダを着た悪魔(‘06)〉のアン・ヘイベルを美術に迎え、衣装は同監督の〈それでも恋するバルセロナ(‘08)〉や〈ミッドナイト・イン・パリ(‘11)〉でおなじみのソニア・グランデ! 殊に衣装については、20sの本物のセカンドメイドを世界中で探し回ったという徹底ぶり。エマ・ストーン演じるソフィーのコケティッシュな魅力に十二分に貢献している。また、前作〈ミッドナイト・イン・パリ〉に次ぎ南仏が舞台の今作、物語の設定も図ってか同じ1920年代である。20年代の時点ですでにバカンス地だった南仏は、当時フィッツ・ジェラルドが別荘で−––近年レオナルド・ディカプリオ主演で映像化されたことも記憶に新しい−––〈華麗なるギャッツビー〉を執筆していたことも特筆しておきたい。ウディ・アレンのことだから、1から10まで計算の上だとしても驚くことはありません。だって、わたしたちは仕組まれているかもしれないこれらのマリアージュに “魔法とトリック” の狭間へと身を委ねるだけでよいのですから。あいにく、恋愛は往々にして予定調和とは無縁なもの。目の敵にされていたはずなのに、憎まれ口ばかりたたいていたはずなのに、そんな相手にある日突然惹かれているなんてことも日常茶飯事。幾らそんなはずじゃないと自問自答してみたところで、恋には落ちていってしまうのは世の常そして、人の常。Magic in the moonlight−––月下のマジックにて、ウディ・アレンの分身かの如き諧謔もてあそぶ登場人物たちと、スタッフの織りなす “美しさ” に、肩の力をぬいて委ねてみては?たとえいまこの瞬間に恋をしてなくても、もしかしたらある日突然憎き “あの人” へ「落ちる」魔法にかかるためかもしれないんだから。って、なんだか恋占いのような締めみたい?『 Magic In The Moonlight / マジックインムーンライト 』監督・脚本:ウディ・アレンキャスト:コリン・ファース、エマ・ストーンほかこんな時に観たい:目の保養がほしい時過去のコラムを覗いてみよう【洒脱なレディ論】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年03月01日毎日代わり映えのない毎日でつまらない?そんなことを思っている方に勧める作品になるとはつゆぞ思いもしなかった、というのが正直なところ。きっかけは映画人と "好きな映画" の話をしていたとき久しぶりに耳にしたことだった。日本で公開された当時年端もいかぬ少女であったわたしは、母と姉とで映画館に観て以来この映画を観ていない。理由があるとすれば、有名すぎて敢えて観る対象に挙がらなかったのだ。加えて3時間という鑑賞時間を確保する難しさもさることながら、ひとたび観た日にはとてもじゃないが現実世界に戻れそうにない。ということで満を持して意を決して20年近い年を経た先日、人生2回目の〈 タイタニック 〉の航海に出た。1912年、当時浮沈船と言われた超大型客船・タイタニック号が処女航海にして沈没したわずか5日間の物語。一連の沈没事件そのものは、一世紀を経てなお謎に包まれるが、そこは歴史研究家にお任せしたい。今回なぜ誰もが知っている超大作を取り上げたかったのか、それは主人公ローズの覚悟に感銘を受けたからに尽きる。てっきり沈没船に翻弄された悲恋の物語かとレッテルを貼っていたことを軽く悔いたほどだ。とても象徴的なシーンがある。ローズがジャックのスケッチブックを見る場面だ。描かれていたのはジャックがそれぞれの旅地で出会った女性たち。下半身不随だが手がものすごく美しい女性、帰らぬ恋人を待つためにありったけの宝石を身にまとう老婆、そのなかでローズが目に留めたものがフランス人女性をモデルに描いたヌードデッサン。「パリの女はすぐ服をぬいでくれるから助かる」とジャックがいう通り、ここでフランス人女性は〈 自分で選択する意思をもち生きる Liberté のアイコン 〉として、描かれていた。その時は顰めっ面をしジャックを蔑んだローズだが、翌日、ジャックに一つのお願いをする。フランス女のように一糸纏わぬ姿を描いてほしい、と。物語ではジャックの "遺作" となったローズの絵画が現代につながるストーリーの鍵になるわけだが、さて、ジャックとの悲恋を乗り越え "惰性の世界" から抜け出すために必要だったもの、それがこの "遺作" に象徴されてはいないだろうか。一見華やかに見える社交界、だがそこは、親の政略結婚のコマにされ婚約者からは愛ではなくお飾り扱いをされ、同じ面々により同じ会話が繰り返されるーーー、誰一人として助けてくれない "惰性の世界" であった。その状況に辟易し、自殺を図ったローズにとって、助けに来たジャックはまるで青天の霹靂だったに違いない。当時のジャックは世界中を旅しながら絵描きで日銭を稼ぐその日暮らしをしていた。タイタニック号の乗船券もポーカーで勝ち取ったというほど。"奴隷船" にいた彼女にとって、服を脱ぎありのままを描いてもらうという選択は、自身を取り巻く世界のすべてを拭い去り自由になりたいという意思を暗に示していたかのようだった。ご存知の通り、その夜氷山に衝突した "浮沈船" は、1500人以上の命を伴い海の底へと沈んでいく。凍死したジャックとの別離は、同時に親の強制や婚約者の脅威といったこれまでローズを縛り付けていたものからの別離でもあった。深い悲しみは同時に、お家や婚約といった重い錨を振り解きようやく自由に人生の航海を漕ぎだしたローズの門出でもあったのだ。仮に、ジャックと出会うことなくタイタニック号が沈没していたとしても、上流階級女性であったローズは救命ボートに乗り、翌朝カルパチア号に救助されただろう。だが異なるのは、きっと彼女の横にホックリー卿と母ルース・デウィット・ブケイターが寄り添っているであろうこと。乗船前と全く変わらないこの状況こそ彼女にとっての死を意味しており、その意味でジャックは死の淵にいた(実際に出会いの場所は自殺を図った船の淵だったことも暗示しているように思う)ローズと入れ替わるように死を受け入れたことになるだろう。現に、登場する老婆となった現代のローズは孫娘が看病していた。それが誰の子かは明かされていないが、諦めず自分の人生を生きる、それはジャックとの最後の約束であり彼女は自分の選択で、きちんとそれを全うしようとしていた。待っているだけで誰かが "惰性の世界" から救い出してくれるなんて思ったら本末転倒だけれども、もし毎日やってくる選択を自分の意思で行うことができるのであれば、それは全うすべき "自由" に値する、なんてことを彼女の Liberté から学ばせてもらった気がしてならない。 『TITANIC / タイタニック』監督:ジェームズ・キャメロンキャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、バーナード・ヒルほかこんな時に観たい:一日中感情を引きずれるとき、日々を新鮮に感じたいとき 〈 おこぼれ話 〉そういえば、第88回アカデミー賞のディカプリオ氏の受賞コメントが話題になりましたね。 "Let us not take this planet for granted. I do not take tonight for granted. Thank you." 今宵の時間も今日には過ぎ去っていってしまうもの。毎日やってくる1日という未知の時間を "gift" と捉えシンプルに今を生きるジャックと重ね合わせてしまい、胸が熱くなりました。そして!お気付きかと思いますが今回からコラムの挿絵をイラストレーターの hitomiさん が描いてくださることになりました。絵描きであるジャックを書いたタイミングに、不思議とご縁を感じてます。ちなみにジャックが描いていた劇中のスケッチはすべてJ.キャメロン監督によるスケッチ。ローズを書いていたシーンは利き手が異なるからといって画面を反転させたという拘りっぷりは頭が下がります。ということで、これからぜひ挿絵にご注目くださいね。 過去のコラムを覗いてみよう【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年02月27日「スターウォーズ脚本家」がメガホンをとる90年代ラブコメローレンス・カスダンはスターウォーズⅣでは脚本チームに参画し、2015年公開されたエピーソードⅦでは脚本の主担当。もともと教師を目指していたが、広告業界でコピーライターとしてキャリアをスタートさせたカスダンは、ハリウッドに脚本を送り続けた成果が実を結び『ボディーガード』が映画化。その後脚本家・プロデューサーとしてキャリアを築いてきた彼が監督を務めたのが、1995年公開のラブコメ映画『フレンチ・キス』です。舞台はフランスカナダ国籍取得中の歴史教師ケイト(メグ・ライアン)は、医者のチャーリーとの結婚を間近に控え、すっかり有頂天気分。しかし仕事でパリに行っていたはずの彼は現地で新しい恋に落ちてしまう。ケイトの心配をよそにアバンチュールを満喫する彼に、国際電話で一方的に別れを切り出される。なんとかして彼の気持ちを取り戻そうと、苦手な飛行機に耐えてパリへ向かったケイトは、現地で即盗難に遭い一文無しという災難続き。しかも、そこで出会った一人の怪しげなフレンチ男(ケビン・クライン)と、ひょんなことからチャーリーが羽を伸ばすカンヌへと一緒に向かうことに。〈これだ!〉を逃してしまっても更新しつづけること「タイミング」の重要性を説くのは結婚に限ったことではないようだけれど、最たる例は結婚だ、といわれるのは多くの人が直面する出来事だからかもしれない。実際のところ人間関係と相性の良い言葉だけあって、それは仕事でも恋人でも言えてしまことに過ぎない。つまりあのとき〈これだ!〉のタイミングを逃しても(こうじゃなかった (よかった)!)なんてよくあること。もちろん、それで後悔することも宜なるかな、ではありますが。でもそしたら別の〈これだ!〉を見つけられれば良いわけです。現に、111分のこの映画で証明されている通り、主人公ケイトは婚約者との〈これだ!〉を逃すものの、その後運命的な恋に落ち着きます。結局、〈これだ!〉という確信はそのときどきで違っていて、掴みつづけることがわたしたちにとって「幸せ」という精神状態なのかもしれませんね。パリジェンヌでないヒロインの THE フレンチファッションいまとなってはレッドカーペットに登場するたびに「まるで別人」「どうしちゃったの?」と整形疑惑をかけられるメグ・ライアンも、かつてチャーミングっぷりを世界中にばらまいていたというなによりの証拠。その魅力は『フレンチ・キス』の3年後に制作された『ユー・ガット・メール(原題 You’ve Got Mail)』でもいかんなく発揮されています。『フレンチ・キス』でも、彼女のボーイッシュな魅力が最大限に表現されていたので特にファッションは要チェック。ほぼ全編フランス撮影というこの作品のひとつのポイントは、主人公ケイトの終始クリーンな THE フレンチシックなルックたち。2000年代に流行ったウルフカットをさらに短くしたようなボーイッシュなヘアは、外ハネで多少の野暮ったさをトッピング。洗いざらしのボーダートップスをダボっと着て、裾はご丁寧にストレート・ジーンズにイン。オーバーサイズのお陰で彼女の華奢さが目立ち、ラフな服装が余計に彼女の魅力を増幅させているかのようです。映画のラストシーンはプロヴァンスの地で、流れるBGM "La Vie en rose" というこれ以上ないラブコメ王道の徹底ぶり。終始恋愛に生きるヒロインからの恋愛賛歌、つかの間の休息に幸せな気分になれることまちがいなし。 『 フレンチ・キス 』監督:ローレンス・カスダンキャスト:メグ・ライアン、ケヴィン・クライン、ジャン・レノ ほかこんな時に観たい:片手間でキュンとしたい時 アーカイヴはこちらから【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年01月28日GWみなさんいかがお過ごしですか?GW話題の映画を並んで観るのもいいけれど、せっかくのお休みだしインドア映画鑑賞に勤しむのもおすすめです。そこでレディの皆さんに向け、とっておきの3本の映画セレクトしました。どれも、観て心がフッと軽く温かくなる映画なので、ぜひレンタルや配信サービスでチェックしてみて。1. なにを喪っても、自分を待っててくれる場所がある 〈エリザベス・タウン〉監督の原体験でもある、父親の死という喪失と、その際出会った人々との温かい関わりによる再生をテーマに描かれる物語は、主人公同様に日常を見つめ直す機会になるはず。キルスティンとオーランドのカップルも、文句無しの見惚れる美男美女。物語をあれこれ語るよりまずは観て感じる映画。ひとつ言及するのなら、10代の頃から『ローリング・ストーン』誌の記者を務めていたキャメル・クロウ監督らしい、幅広い選曲が劇中を彩ります。映画の持つ温かくゆったりした雰囲気を決定付けた Nancy Wilson の 60B は必聴。サウンドトラックを入手して遠出したくなってるかも。『エリザベスタウン』(2005)監督:キャメル・クロウキャスト:オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト、ジェシカ・ビール ほかこんな時に観たい:日々を新鮮に感じたいとき、閉塞感から抜け出してスカッとしたいとき 2. 失恋は、あたらしい自分と出会う章の始まり 〈マイ・ブルーベリー・ナイツ〉一つの恋の終わりと始まりまでを描いたロードムービー。ノラ・ジョーンズのうぶな演技を固める豪華な共演者は必見。特にジュード・ロウの安定のイケメンぶりには、毎度のことながらため息が出ます。彼の持つ気怠さにすら心奪われてしまうこと間違えなし。ほか、エリザベスが旅先で出会う二人の女性をそれぞれ ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズという実力派が固めます。特に品行方正なイメージのある普段のナタリー・ポートマンとは全く異なる不良女子っぷりは気持ちいい。そしてこの映画はなんといっても鍵になるのはブルーベリーパイ。せっかくお家で鑑賞するのなら、ちょっと贅沢に帝国ホテル内ショップで購入できるガルガンチュワのブルーベリーパイをお供になんていかがかしら?主人公エリザベスのほろ苦い恋の終焉と端緒を一緒に味えば、また違った映画の楽しみ方もできるはず。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007)監督:ウォン・カーウァイキャスト:ノラ・ ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ ほかこんな時に観たい:真夜中に一本観たいとき、だれかに会いたくなったとき 3. 最高の友情があればどんなことでも乗り越えられる 〈きっと、うまくいく〉原題を直訳すれば ”3人のバカ”……その言葉通り、何もかもが型破り!スピルバーグ監督も手放しで褒めちぎった、ボリウッド映画の勢いが詰まった一本。過度な格差社会や学歴社会が問題視されている今日のインド。ある大学での学生生活を通じ、その実状を皮肉たっぷりに描いた爽快な友情ストーリーに、ついつい「そうそう!」と膝を打って笑っている貴女がいるはず。観終わった頃には “Aal is well (All is well)” と口走っていること請け負いです。目先の利益のために何かに迎合するんだったら、真にかけがえのないものを見つけるためにいますべきことは?そんなことを思わず考えてしまう3時間です。『きっと、うまくいく』(2009)監督:ラージクマール・ヒラニキャスト:アーミル・カーン、R.マドハヴァン、シャルマン・ジョシ、カリーナ・カプール ほかこんな時に観たい:閉塞感から抜け出してスカッとしたいとき、なにかに迷ったとき 過去のコラムを覗いてみよう【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年01月28日「ロックンロールは "リスク" だ。やるからには笑われる覚悟を持て」鑑賞中にノートとペンが手放せないわたしが走り書きしていたのが、タイトルにしたこの台詞。その日の夜、感傷に浸りながらサウンドトラックをDLしたらご丁寧に楽曲#0にそのまま収録されていた。イヤホン越しにそれを聞いて思わず、胸を撫でおろす。どうやら製作陣からの投げかけをきちんと受け取れていたようだ。音楽映画ファンの心を虜にしてやまないジョン・カーニーの最新作は、前作につづき舞台はダブリン。時は1980年、思春期真っ只中の引っ込み思案の少年コナーがバンド活動を通じて成長していく様を瑞々しく描いた良作だ。不況ゆえに失業した父の独断で、敬虔な私立学校から荒れる男子校へと編入することになるコナー。自己確立のために、そして一目惚れした女の子を振り向かせるため、バンド「シング・ストリート」を結成し音楽の世界へとのめりこんでいく。お読みの通り、これだけだとありがちな青春映画のような筋書きであり、実際にその指摘は間違ってはいない。しかし多くの映画人音楽人といった玄人が口を揃えて絶賛する理由は、この2つに絞れるような気がしている。「音楽愛溢れる緻密なスタッフワーク」と「 "青春が持つ純粋なまでの輝き" の再現性」だ。音楽愛溢れる緻密なスタッフワーク何と言っても特筆すべきは劇中を彩る名曲の数々。ジョイ・ディヴィジョン、デュラン・デュラン、ザ・キュア、ザ・クラッシュといった、当時の80年代UKロックへのオマージュをまぶした挿入歌の数々は、鑑賞後も一向に鮮明さを失わない。同時に、この年代はMTVに端を発した、"音" のみならず当時最先端のイケてる表現とされた "MV映像" が、この映画をより映画たらしめる役割を果たしている。(UKロックの主戦場がロンドンともなれば、リアルタイムでアントン・コービンがUKロックスター達を片っ端から撮影していた時代。実際にアントンは初の監督作品〈コントロール〉でジョイ・ディヴィジョンのボーカル、イアン・カーティスの自伝を撮影している。)70年代のパンクからの反動か、内省的で陰鬱さが色濃い80年代のUKロックは、思春期の果てしない悩みと相性が良い。それが特に特徴的なシーンは、"happy-sad feeling" の形容としてコナーの兄・ブレンダンが選んだザ・キュア。これが90年代の出来事だとしたら真っ先にHighをコナーに差し出してたかしらと思わず広がる想像、妄想。UKロックに限らず、ラフィーナの登場シーンは〈グリース〉のサンディのそっくりのロカビリールック、校内ディグのシーンでは赤い革ジャンを羽織ったブレンダンはまるで〈ウェストサイドストーリー〉のリフではないか!ご丁寧にランブルシーンまで再現されており当時のファンには涙ものだ。"青春が持つ純粋なまでの輝き" の再現性往往にして、青春だけの輝きみたいなものに人はめっぽう弱い。80年代に "青春" を過ごした人は幾度となく首を縦に振ったろうし、ミレニアル世代のわたしたちは似て非なる80年代の "青春" を追体験しただろう。似て非なる、を増幅させているのがやはり技術革新によるところ。2016年なら、彼女の自宅のポストに録音したカセットテープを投函しなくてもスマホで録音してボイスメールを送ればいいし、急に遠くへ行ってしまってもSNSでストーキングしてしまえばどこで何をしているかはだいたいわかる。不便さと空白がもたらす余計な解釈は、現代社会の "青春" にとってはむしろ新鮮だ。もうひとつ言及しておきたいのが、青春映画のエンディングについて。ハッピーエンドのエピローグがhappily ever afterだという保証はないし、コナーとラフィーナは早々にダブリンへ舞い戻ったかもしれない。よしんば今回に限っては、エピローグの考察はナンセンスだと言いたい。なぜって、『シング・ストリート 未来へのうた』は他の誰でもないジョン・カーニー自身の青春が原案であり、ダブリンから遥か遠いトーキョーにはこの映画を観んとて足を運ぶ人たちがいるからだ。その上でラストシーンを観ると、祖父のクルーザーのシーンはこれ以上なく眩しい。BGMはマルーン5の “GO NOW” 。同監督の前作〈ONCE ダブリンの街角で〉からのエールのような出来すぎた演出。それは80年代のUKロックへのオマージュを描き切ったカーニー自身が、まるで2016年以降の未来へと歴史を紡いだようだった。1人で天才になる人間などいないし、誰もが誰かの系譜を引き継いで今日に至るわけで、歴史とフィクションが混同する瞬間を垣間見て、思わず目頭が熱くなってしまう。もし、やってみたいことがあるのに胸が燻って見えない何かが足かせになっていたら、 貴女はコナーの勇姿に魅了されるはず。最後の最後にコナーみたいな選択が採れますよう、引用のダメ押しで締めくくろう。「汝の道を進め、そして人々をして語るにまかせよ!」(ダンテ『神曲』より)『 シング・ストリート 未来へのうた 』監督・脚本:ジョン・カーニーキャスト:フェルディア・ウォルシュ‐ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー ほかこんな時に観たい:やりたいことに一歩踏み出す勇気が欲しいとき 【洒脱なレディ論】 過去のコラムを覗いてみる【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年01月28日ガウチョガウチョガウチョGA・U・CHO!この1年、魔法の呪文のように唱えられ続けられてきました。動きやすさや着まわしやすさで女性ファッションのNo.1ヒットアイテムに躍り出たガウチョパンツ。今ではよりスカートっぽいスカーチョなんていう派生アイテムも登場していますが、いい加減、飽きてきません?流行に敏感かつ飽きやすい越境レディの皆様に、ROBE的NEXTヒットアイテムとして、「やんちゃ丈冒険パンツ」を提案いたします。やんちゃ丈冒険パンツとは?デザインがぶっ飛んで冒険しているわけではありません。まるでやんちゃな少年を連想させるような膝丈のパンツです。大人目を狙うならハリがある素材のワイドめ5分丈が良さげ。冒険隊が履いているサファリパンツみたいなイメージで、ぐんぐん世の中を駆け抜けていきましょう。トレンド盛りすぎNGスタイル流行りものだからってスカジャンと組み合わせたらどこかのチンピラになっちゃうので避けて。スニーカーで抜け感!なんてやると色気も何もないので足元くらいは女度あげましょう。本当に冒険に出たいならスカジャンよりMA-1を。やんちゃレディはエレガントに冒険する膝丈はカジュアルなイメージがあるので、トップスと足元でバランスをとりましょう。巷にあふれるオフショルダー、白だとちょっとガーリーすぎて抵抗があるのだけど、ベージュの冒険パンツと合わせればあっという間にエレガント冒険レディの完成。冒険するので足元は歩きやすく、チャンキーヒールのエナメルパンプスで!illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年01月07日待ってました、週末!金曜の夜は思う存分ナイトアウトを楽しむべし。とはいえシンデレラのように魔法はかけてもらえないし、一度家に帰ってお召し変え、なんてのもちょっと厳しい。そんな忙しいレディのために、オフィススタイルにプラスワンでデートコーデにグレードアップできる魔法をご紹介します!+大判スカーフでモードにきりりとした白シャツとパンツのTHEオフィスコーデには大判スカーフをプラス。冴えた色の大判スカーフを首に一周さらりと巻くだけでオフィススタイルから一気にモードなレディへと変身!今季まだまだ注目のスカーフは、首回りにもヘアアレンジにも応用できる万能アイテム。パリジェンヌたちを見習って、自分の魅力が最大限に引き出せる色柄を選んでみて。くるくるねじってまとめておいた髪を下せば程よいウェーブがつくので、ヘアアレンジも夜に向けて仕込んでおきましょう。+編み上げヌーディーパンプスでエレガントに清楚な青シャツワンピを脱コンサバに仕上げるには、小物でひとくせ効かせて。デスクの下に潜ませておいたヌーディーカラーの編み上げパンプスに履き替えて、足元にドキリとする魔法をかけてから夜のお出かけへ。アクセサリーを加えてゴージャスに飾るのではなく、あえてシンプルに素肌を見せることで上品なレディの雰囲気を手に入れられるはず。 イラストコーデはこちら:*浴衣ヘアアレンジ*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *ボーダー夏コーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年01月07日春夏から続くオフショルダー旋風は秋冬も止まることなく吹き荒れる!春夏に買った素材感のものは一旦クローゼットにしまって、秋冬verのオフショルダーに衣替えを。でも、ただのオフショルじゃつまらない!Vネックとオフショルの境目を狙え!デコルテが美しく見えるVネックのトップスは女性の強い味方。今年は少し大胆に、肩がギリギリ見えるか見えないかくらいに大胆に開いたVネックでオフショルダーのテイストを加えてみて。URのニットトップスはシンプルなデザインと程よいV具合で着まわしやすさ抜群。トレンドの太ベルトと合わせて大人モードで秋の幕開けを。トロンプルイユなオフショル普通のオフショルダーでは刺激が足りなくなってしまったレディはトロンプルイユへと越境すべし。デコルテから首にかけての部分がリブニットになり、オフショルダーとタートルネックをレイヤードしているようなデザインはTARO HORIUCHIのもの。絶対にはだけない魔法のオフショルダーはプリーツ巻きスカートと合わせて少しだけすきを見せて、完璧には仕上げない。 イラストコーデはこちら:*太ベルト活用コーデ*ピンクコーデ*猫柄コーデ*ベージュコーデ*星空コーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年01月06日やせられないhitomiの最終手段歌手のhitomiが12月29日、産後のトレーニングとしてTRFの『EZ DO DANCERCIZE』を取り入れたとブログで報告した。2016年10月に、第3子となる息子を出産したhitomi。スレンダーなボディラインが魅力の彼女だが、甘いものへの欲求を断ち切ることができず、産後の体型がなかなか戻らないのだという。この運動量、真似できない!苦肉の策として、事務所の先輩でもあるTRFのダンスエクササイズを導入することを決意。音楽に合わせてのダンスはhitomiの得意ジャンルかと思いきや、「ヘトヘト~汗だくです、、、」(hitomiオフィシャルブログより引用)とバテバテの様子。しかしこの後さらに、「超過酷なエクササイズ」として大ブームとなった『ビリーズブートキャンプ』にもチャレンジするんだとか。甘いものと引き替えに、とんでもないボリュームの運動を取り入れているようだ。食事にもこだわりInstagramでは、野菜や和食が中心のヘルシーな献立をたびたび紹介しているhitomi。あのスレンダーボディは、ストイックで健康的な生活スタイルがあってこそ築かれていた。(画像はhitomi オフィシャルブログより)【参考】※hitomiオフィシャルブログ
2017年01月01日歌手のhitomi(40)が23日、自身のブログを更新し、第3子となる男児を出産したことを報告した。hitomiは、「皆さんにご報告です!10月22日、3190グラムの元気な男の子を出産しました~」と報告。「40歳でのお産カラダ的には不安は少しありましたが…(体力面、切迫早産の注意や低置胎盤など…)」と打ち明けた上で、「出産時には問題なく…元気に産まれてきてくれて、ホントに良かったです」と喜び、「これから、3人の子育て、お仕事とまた、頑張りたいな~と思います」と決意を記した。また、長女と長男の写真を添えて、「今回、週末だったこともあり家族全員の立会い出産が実現しました」と明かしたhitomi。「チビくん産まれる瞬間泣いてしまい大変だったけど…無事お兄ちゃんになり良かった~チビ子さんも更に、お姉ちゃんに」と続け、「チビチビくんが産まれた今二人が一回り大きく見えます!!」としみじみつづった。その後、赤ちゃんの写真も公開し、「健やかな表情~ニンマリ~~笑っているみたい…」とコメント。さらに、夫が赤ちゃんを抱っこしている写真もアップし、「パパさん、嬉しい様子~早速、溺愛…」と明かした。hitomiは2008年に第1子となる女児を出産。2度の離婚後、2014年に一般男性と再再婚し、同11月に第2子男児を出産、今年5月に第3子妊娠を発表していた。
2016年10月23日台風も過ぎ去り本格的に秋の風を感じる今日この頃。読書の秋にはおしゃれカフェではなく広々とした図書館でゆったりとした時を過ごすのも良さそう。もちろん、おしゃれも忘れずにね!リブニット×台形スカートでGood Girl秋になるとGood Girlな気分になるのはなぜだろう?膝丈スカートにキュッと首元に巻いたスカーフで優等生の完成。ヒールを履いても届かない棚の本は、後ろに待機しているはずの王子様にとってもらって。ポップコーンワンピでCute Girl本を抱える姿だって計算づくしのポップコーンガール。ゆるっとしたシルエットのニットワンピースにカジュアルなデニムとスニーカーを合わせて、ギャップで勝負。ふわふわのニットなら居眠りしても気持ちいいから図書館に最適! イラストコーデはこちら:*オフショルコーデ*太ベルト活用コーデ*ピンクコーデ*猫柄コーデ*ベージュコーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年09月23日去年のアイテムを着まわしてこそ真の越境レディへの道が開ける。コーディガンにガウチョパンツ、衣替えして出てきたアイテムの既視感にうんざりしているレディは「太ベルト」を入手すべし。コルセット並みにウエストを覆う太ベルトでアクセントを加えれば一気に今年らしいコーディネートの完成!コーディガンには上からオン コートのようなカーディガン、通称コーディガンが旋風を巻き起こした昨年の秋冬。ただ羽織るだけには飽きてしまったレディは、コルセットのような太ベルトをプラスしてみて。重めのルックスに軽さを足してくれるのはランッジェリー風キャミワンピ。部屋着で外に出ていいんです今年は!ガウチョは帯で締める もういい加減飽きた!とは言えずもはや定番化しつつあるガウチョパンツ。脱カジュアル路線を狙うなら帯のように結んだ太ベルトでぎゅっと締め上げてハードにまとめる。でも締めるのはウエストだけ、袖はボリュームがなくっちゃ! イラストコーデはこちら:*ピンクコーデ*猫柄コーデ*ベージュコーデ*星空コーデ*夜のデートコーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年09月09日ペールピンクからショッキングピンクまで、この秋はとにかくピンクが熱い!全身ピンクで攻めるブランドも多い中、さすがに日常ではそこまでできないので部分使いのピンクで秋のトレンドカラーを攻略しましょう。甘いだけじゃないピンクを味方につければ最強の秋の到来!ベロアピンクで優しく輝く絶対に外せないこの秋のトレンドテキスタイルは断然ベロア。こっくりカラーで大人っぽく仕上げるのも良いけど、LOKITHOのトップスのようにあえてベビーピンクでとことんガーリーに。同じく薄めのベージュのパンツで軽やかにまとめて。こゆピンクで辛く可愛くピンクは可愛いだけじゃない。ハードな印象のミリタリーアウターだって濃いめのピンクを選ぶことで可愛さの中にピリッと辛さの混じったミックスコーデのお手本アイテムに。ワイドめデニムを合わせてボーイッシュを極めるものの、ぱっと目を引くピンクで乙女心は絶対に忘れない! イラストコーデはこちら:*猫柄コーデ*ベージュコーデ*星空コーデ*夏フェスコーデ*夜のデートコーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年09月02日秋のトレンド前線に異常が発生!?チェック、レオパード、ベロア、コーデュロイなど秋の定番柄・テキスタイルにキュートな新参者が現れた!レオパード柄の進化系(?)猫そのまま柄、猫モチーフのアクセサリーは絶対必須のトレンドアイテム。この秋は難しいアイテムにも挑戦だ!レオパードパンツでイケメンキャッツ秋の主役といえばレオパード柄!Dries Van Notenが発表した2016秋冬コレクションで目を引いたのがポイント使いではなくコートやジャケットなどで大胆に取り入れられた上質なレオパード。セクシーな女豹ではなく目指すはイケメンキャッツ。オーバーサイズのニットベストとシャツで気取らない色気を醸し出してみて。ネコ顔スカートで最新おしゃれキャッツStella McCartneyのプレフォールコレクションに登場した強烈なネコ柄。一見着こなし辛そうに見えても、実は着やすいかもしれない。茶トラやもふもふの白猫がじーっとこちらを見つめる柄は、遠くから見ればカモフラ柄?細身スカート×ボリュームニットで逆三角形スタイルを作れば大胆柄でもすんなりまとまる。イラストコーデはこちら:*ベージュコーデ*星空コーデ*夏フェスコーデ*夜のデートコーデ*浴衣ヘアアレンジ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年08月26日夏も折り返し地点な今日この頃。秋服の準備に取り掛かるなら今しかない。さようならビタミンカラー、さようならガウチョパンツ!まずは秋の定番カラー、ベージュから取り入れるヌーディーな秋はいかが?ハンサム&レディなベージュを先取りしちゃいましょう。ハンサムベージュはアウターで秋のアウターとして注目すべきなのはメンズライクなボンバージャケット。大振りのファーカラーにジップ使いが今年っぽい。定番のブラックやカーキではなく、アウターとしては難度の高い明るめのベージュに挑戦してみれば一気に垢抜け感が出るはず。アウターはコンパクトサイズを選んでトーンの違う柄ゆるパンツでまとめればハンサムベージュの完成。レディベージュは流れるIラインオールベージュでまとめるなら、ボリュームは抑えめに。ニットワンピースにスカートをレイヤード、トレンドの帯ベルトで締めればガーリーなベージュも大人な印象にガラリと変わる。あえて色は他に足さないで、生地の質感のコントラストで遊んでみて。 イラストコーデはこちら:*星空コーデ*夏フェスコーデ*夜のデートコーデ*浴衣ヘアアレンジ*秋まで着れるパジャマシャツコーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年08月19日真夏の夜のランデブー。運命の彼とは星空の下で待ち合わせ。見つけてもらうための目印なのか、恥ずかしがり屋のごまかしなのか、空に紛れる星柄の服をまとって運命の導きを待ってみる。今年の夏は、そんな夜が訪れるかも?夜空から降ってきた天女星座が散りばめられた真っ黒なドレスに身を包めば、まるで夜空から舞い降りてきた天女のよう。優しく揺れるオーガンジーの生地は、夜に溶け込んでいく。星空を見に来たのに、主役はわたし。天の川を纏う織姫夏の夜に現れたのは時期違いの織姫様。いつだって、天の川は流れているのですから。キラキラのスパンコールがまぶされたチュールのロングスカートはさながら天の川のよう。両腕に星の刺繍を抱えて、もうすぐやってくる彦星にプレゼント。イラストコーデはこちら:*夏フェスコーデ*夜のデートコーデ*浴衣ヘアアレンジ*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年08月11日夏の恒例イベントといえば、夏フェス!山でも平地でも海でも泡の中でも、音楽にまみれるならおしゃれだって気を抜けない。動きやすさも考えて、かわいい派も大人派も楽しめる夏フェスコーデをご紹介。今年の夏はどんなレディでライブする?ワンピースでお姉さんタイト過ぎないボーダーワンピースでカジュアル感を残しながらも、大人っぽくまとめたいレディは全体をモノトーンで統一。がっつり色とりどりのコーデが多いなか、あえてシンプルでお目立ちしちゃいましょう。サングラスは今年トレンドのクリアフレームで清涼感を演出して。ゆるパンツで女友達思う存分はしゃぎたいアクティブレディはとにかくストレスフリーなおしゃれが一番!ゆるゆるワイド柄パンツにクロシェ編みのタンクトップを合わせてちょいボヘ楽ちんコーデ。暴れまわって下着が見えると大変なので、水着を偲ばせるのが得策です。オフショルダーで彼女フェスでも可愛さをキープしたい甘めレディはトレンドのオフショルダーをコーデに取り入れて。でも心配なのはノリノリになってはだけちゃうこと。でもサロペットと合わせれば徹底ガードできるので安心です。突然の雨に備えてレインブーツを合わせてもOK。 イラストコーデはこちら:*夜のデートコーデ*浴衣ヘアアレンジ*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年08月05日もう花火大会には行った?せっかくの夏の一大イベント、100点満点で楽しむには浴衣にぴったりのヘアアレンジが必須!越境レディ的にはちょっと個性的な浴衣ヘアに挑戦したいところです。モードにインスパイアされたスタイルで夏もおしゃれに楽しみましょう。ロング、ミディアムさんは女神のハーフアップイメージはギリシャ神話の女神。顔を縁取るようにキラキラと光るヘッドドレスやカチューシャを加えてさりげなくゴージャスに。カチューシャ部分にくるくると髪を巻き込めば、即席ハーフアップの完成です。残りは太めのコテでランダムに巻き、ふわふわ感を出して仕上げましょう。ミディアムの人は「くるりんぱ」でまとめてスッキリ見せてもOK。ショート、ボブさんは20年代クラシックウェーブ髪の表面が波打つようにウェーブがかかるクラシカルなスタイル「フィンガーウェーブ」。グレート・ギャツビーに出てくる1920年代の可憐な女性たちのように煌びやかなドレスにはもちろん、黒や藍のシックな浴衣にもよく合います。波打たせたい部分にヘアムースをよくなじませ、クリップで波の形に固定。ドライヤーで熱を加え固めてクリップを取れば完成です。なかなか難しいので、潔くヘアサロンにお願いしましょう!イラストコーデはこちら:*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *ボーダー夏コーデ *Vネック/Uネックで白T使い分け *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年07月24日