ITエンジニアとしてサラリーマン生活を送る中で、人間関係が上手くいかないことや自信の無さで苦しみ、心屋塾に出会う。自身の問題を解決する過程で心理学の面白さに気づき、カウンセラー、セミナー講師活動を始める。現在会社を辞めて起業し、自分軸を持って人生をおもいっきり楽しめる方法を伝える。
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「好きな人がいますが、男の人とお付き合いしたことがなく、前に進むことがとても怖い」という、ラムさん(35歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ラムさんのお悩み 35歳なのに、今まで男の人とお付き合いしたことがありません。この歳になれば同級生はもちろん後輩も結婚出産していく中で、焦りがあります。今までには飲み会やら紹介などもありましたし、私のことを良いと思ってくれる方も少しですがいました。しかし、そういう人に限って私の好きなタイプとは真逆なんです。 そういう人から好かれても嬉しいというより、気持ちを押し付けられてるようで窮屈に感じてしまいますし、経験がないのでどうしたらいいのかわかりません。接客業なので、プライベートまで人に合わせるのが疲れてしまって…。 現在、好きな人はいますが過去に振られた経験しかないので、前に進むことがとても怖いです。私はどうしたら恋愛&結婚ができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ラムさんこんにちは、心理カウンセラーの小林威之です。今回のどうしたら恋愛と結婚ができるかというご相談ですが、まずは質問をさせて頂きます。 ラムさんが考える「ステキな恋愛、結婚」とはどんな感じですか? その答えをマジマジと見つめてみて、本当にその答えがラムさんの心がときめく答えなのでしょうか? そこがポイントだと思っています。ラムさんが本当に望んでいる恋愛や結婚であれば、いずれその幸せがやってくると思います。 ただ、ラムさんが心から望んでいるものとは違うもの、例えば、友達、同僚から幸せそうに見られたい、つまり見栄をはってしまっていたり、親が喜んでくれそうな相手を探していたり、テレビや雑誌などの情報で「これが幸せな恋愛、結婚」っていうのをまるまる信じていたり、ラムさんの心の中にある幸せに目を向けず外側ばかりに目を向けていると、幸せが近づきそうで意外と遠かったりします。 自分の外側ばかり気にしているとつい力が入ってしまったり、よく見られたいと思って頑張りすぎたり、失敗したくないって思って二の足を踏んでしまったり、なんだか誰かを好きになってもとても疲れてしまうと思います。 まずは自分が心から幸せって感じることに注力してみてください。話題が豊富でいっぱい話してくれる人が好きなのか、逆に私の話をたくさん聞いてくれる人が好きなのか、一緒に旅行に行ってくれる人が好きなのか、まったりカフェで一緒に過ごしてくれる人が好きなのか。はたまたイケメンが好きでもいいですし、お金をいっぱい持っている人が好きでもいいです。 どんな「好き」にでも○×をつけないでいてあげてくださいね。自分が描いた幸せの中にステキな恋愛や結婚がありますので。彼氏や友達、仕事や会社、ましてや親やお金、ブランド物が私を幸せにしてくれるわけではありません。相手に合わせるのではなく、自分の幸せに相手にも付き合ってもらう感じです。お互いがそんな感じならとても幸せですよね。 そして恋愛がうまくいくコツとして、相手に対して「あ、なんかイヤな感じがするな」って思ったとき、もちろん直ぐに次の人を探してもいいのですが、まず試して頂きたいのが、「お父さんみたいな人を好きになってもいい」ってつぶやいてみてください。 ついお父さんのイヤな部分、嫌いなところを持っている男の人を遠ざけている時があります。昔、自分がイヤな思いをしたとして、その嫌いな部分を彼氏が持っていても、もしかしたら、あなたの幸せに付き合ってくれる人なのかもしれません。あきらめるには、ちょっともったいないと思いますよ。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分から別れを切り出すメールして後悔している」という、ムーミンさん(37歳・事務職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ムーミンさんのお悩み 恋愛に奥手で今まで恋愛をしたことがありませんでしたが、2年前に友達の紹介で知り合った方がいて、月1回くらいですがデートを重ねていました。でも、回数を重ねても付き合おうとか体の関係になることもなかったので、メールで私から会うのを辞めようと送ってしまいました。相手からは「このままズルズル会うのはまずいし悪いと思ってました」と返信がありました。 その時は大泣きして忘れようと決めましたが、心が辛すぎて、相手に「努力をするからまた会ってほしい」とメールしましたが、返信はありません。潔く別れを告げましたが、自分が思っていたより相手のことが好きだったことに気づいて、別れを切り出すメールしてしまったことに後悔で今後どうしたらいいのかわからないんです。私はどうしたらよかったのでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ムーミンさん、初めまして。心理カウンセラーの小林威之です。お悩み拝見致しました。大切な彼とのお別れはとても辛い決断だったと思います。 月1回のデートが、どこかムーミンさんの心の拠り所にもなっていたのかもしれません。ムーミンさんが彼を大事にしたいという気持ちも、ムーミンさんのことを彼が大切にしてほしいという気持ちも、切ないですがとてもステキだと思います。 お別れを切り出してしまって後悔されているとのことですが、過去の選択が正しかったか間違っていたかは、その選択をする時点ではわからないものです。 そのときは正しいと思っていたことも、後になって自分自身を苦しめたりしてしまいます。ですので、その決断をしてしまった自分を責めないであげてくださいね。そのときは精一杯、相手のことを、そして自分のことを大切にしていたんだと信じてみてください。 そして、今は苦しいかもしれませんが、あの決断があったから今が幸せって時もくるかもしれません。過去の積み重ねで未来ができているわけではなく決断の数だけ自分らしいステキな未来が訪れると思っています。 決断は「正しい」「間違ってる」で選ぶのではなく、ムーミンさんが「好き」か「嫌い」かで選ぶのがコツです。どんな決断でもかまいません。何か資格を取ってみる、ランチに何を食べる、転職をする、誰かとお付き合いをしてみる…、どんな決断も大切な決断です。 「正しい」「間違ってる」は自分の本音ではなく、周りの人の空気を読んだり、いい人だと思ってもらいたかったり、うまくいかなかったときの言い訳に使っていまいます。 それも悪くはないのですが、好きな人とステキなパートナーシップを築くには、ムーミンさんの本音を相手にちゃんと伝えると、ちゃんと理解してくれる方が現れますので。 「好き」か「嫌い」で選ぶというのは一見わがままと感じるかもしれませんし、そもそも、好きとか嫌いで選ぶというのがわからないかもしれません。 でも、何かを決めるときにまずはムーミンさん自身に聞いてみてほしいのです。それをすると嬉しいのか楽しいのか、寂しいのか面白くないのか、まずは自分の感情をちゃんと確認してほしいのです。 ムーミンさんが「好き」をたくさん集めていくと、どんどん自分のことを好きになり自信も増えていきます。誰かがユーミンさんを幸せにしてくれるのではなく、自分がこうなれたら幸せって思えた中にパートナーも夢もついてくると思っています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしく自分を輝かせたい」という、エルさん(36歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 画像:(c)QUALIA studio - Fotolia.com ■エルさんのお悩み 男性の目を見ることができません。目があってもすぐにそらしてしまうし、嫌われようとワザと雑な態度をしてしまい、女性に見られまいとします。けれど、どこかで恋愛をしたいとずっと思っています。自分を女性として、あきらめ感があります。どうすれば自分を女性として輝やかせることができますか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより エルさんこんにちは。心理カウンセラーの小林威之です。お悩みを拝見させて頂きました。本当は男性との距離を近づけたいのについ遠ざけてしまうことで、エルさんがご自身の魅力に自信を失いかけているのではないかなと感じました。 男性の目をそらしたりワザと雑な態度をとってしまうことは、もしかしたらエルさんの心の中に「怖い」という感情があるのではないでしょうか? 男性から自分を守るために、つい距離を取ろうとしているのかもしれません。ですので、女性に見られないようにしてしまうことは悪いことでありませんし、エルさんにとって自然なことなのかもしれません。 ただ、無理やりポジティブになろうとして男性の前でなんでもないふり、大丈夫なふりをして我慢する必要もありません。 我慢することは自分自身にウソをつくことです。自分にウソをついていると、どんどん自分のことが嫌いになってしまいます。 ステキなパートナー関係を築くためには明るさ、気だての良さ、可愛げなどポジティブな部分だけを強調されがちですが怒りや悲しみ、孤独感、無力感などネガティブな感情も共有していくことも大切だったりします。 ですので、エルさんが男性と向かい合ったときに、ちゃんと今自分が感じている感情を相手に伝えることが大切です。 怖い、嫌だ、つらい、苦しい、どんなネガティブな感情でもかまいません。 感じた感情を素直に伝えてそれをちゃんと理解してくれる方とお付き合いされると幸せに近づくと思います。 そして、何よりエルさんに信じて頂きたいことは、エルさんに元々存在している魅力はどんなことがあっても失われてはいません。ただ、自分だけが気づいていないだけです。 自分の感情にしたがって自分が好きなことをしていると、本当にあなたを大切にしてくれる人が目の前に現れます。 相手から声をかけてくれる場合もありますが、ぜひエルさんからも勇気を出して声をかけてみてくださいね。特別なことをする必要はありません。挨拶程度で大丈夫です。 エルさんが自分に魅力があることを十分に感じていて、自分のことが好きで、幸せなあったかい気持ちは言葉で表さなくても表情や声のトーン、雰囲気で十分伝わります。そのあったかい雰囲気が伝わった相手が、あなたにピッタリの相手になるのではないでしょうか。 恋愛や結婚に早い遅いは関係ありませんので。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人間関係のトラブルから鬱になってしまった」という、Yuimamaさん(35歳・教員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■Yuimamaさんのお悩み 仕事のことになると人間関係トラブルがおこってしまいます。今そのために鬱になってしまいました。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 鬱になる方には特徴があります。それは「頑張る」ことが正しいという価値観を強く持っていらっしゃることです。頑張らないとうまくいかない、頑張らないとそこにいてはいけない、頑張らないと自分に価値が無い…。 Yuimamaさんは人間関係が原因で鬱になられたとのことですが、その場合は「周りの人から認められたい」という頑張りが強く働いているのではないかと思われます。 物事がうまく行っているときは、それほど気にはならないのですが、何か少しでも悪い状況になったり、誰かに誤解されたりしたときについやってしまうことがいつも以上に「頑張って」物事を解決している場合があります。 ミスを挽回しようと自分だけで抱え込んで仕事をしたり、周りの人よりも自分が劣っているように感じてしまい、必要以上の仕事を引き受けてしまったり。 ダメな自分、できない自分、かっこ悪い自分を周りの人に見せないように一生懸命自分自身を守っているとだんだん辛くなってしまいます。 そんな辛い状況に陥ってしまったら、勇気を出して周りの人に助けてもらうことが大切です。怒られるかもしれないですし、笑われるかもしれません。バカにされるかもしれませんし、屈辱を味わうかもしれません。 でもちゃんと「助けて」と言えた自分を褒めてあげてほしいのです。これが自分を大切にするということだと思っています。周りの人が私のことをどのように評価しているかよりも、私が自分自身のことをどのように扱っているかの方が大切です。 まず私が自分のことを大切に扱っていないと、周りの人も私のことを大切にしてくれないのです。まずは私が自分にOKを出してあげてくださいね。 どんなかっこ悪い自分でも、どんなできない自分でも、どんななさけない自分でも、大切な私ですので。 教員という立場で多くの人と関わる機会があると思います。生徒やその保護者、同僚、上司やその他仕事関係の人たち。またプライベートでも家族や友人など1人の時間を持てたとしても、常に頭の中には誰かのことを考えている状態もあるかと思います。 なかなか気の休まる時間が取れないとストレスを感じてついイライラしがちになってしまいます。前提として私は周りの人に認められていないから、それを補うために頑張ると毎日が期末テストのような辛い日々になります。 そうでは無くて、私は魅力に溢れていて才能も能力もあるステキな人間だって信じてみることでネガティブな前提をひっくり返してみることが自分らしく生きられるコツです。ぜひ試してみてください。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「出産後になっても彼が籍を入れたがらない」という、ゆんさん(22歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ゆんさんのお悩み 去年妊娠し、未婚の状態で今年子どもを出産しました。付き合っている彼氏との子どもで入籍もするつもりでした。が、今月にはいって彼は迷っていると言い出しました。責任感がつよく頭では3人で暮らすのが一番良いことだとはわかっていても、このままでは仮面夫婦みたいになると思うって言われました。 私は一緒にやっていきたいのですが…。気が乗らない彼とどうすればよいのでしょうか。子どもは5ヶ月になり実家で暮らしています。家族と悩んでいます。よいアドバイスをいただけないでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 未婚の状態で子育てをされていて、そばに頼れる彼がいないことは、とても不安が多いかと思います。その中でも子育てをちゃんと続けていらっしゃるのは、とても素晴らしいですね。 ゆんさんはできれば彼と一緒に暮らしたいと望んでいらっしゃいますが、今一歩踏み出せずにいる彼の気持ちを大切にしたいという優しさも素敵だと思います。 しかしながら、いつまでも変わらない現状にヤキモキし、不安だけがつのるのも出口の無いトンネルを歩いているようで気力がどんどん減ってしまうと思います。 この現状でゆんさんの気力を減らす原因は、彼と一緒に暮らせないことよりも、ゆんさんが自分の人生の主導権を彼に委ねていることが原因ではないかと思っています。 それは、仮面夫婦になってしまうかもしれないという彼の意見を、そのまま信じて彼の意思に反さないようにゆんさんが行動されているからなのではないのでしょうか? 仮面夫婦になるかどうかは、まずは一緒に暮らしてみないとお互い理解できませんし、何よりどういった形がお互いの幸せかを、ちゃんと向き合って導き出そうとすることが大切だと思います。 そうはいっても、彼が全くゆんさんの願いを聞き入れず頑に一緒に暮らすことを拒むかもしれません。 それでもどんな状態であれ、ゆんさんが彼と一緒に暮らしたいことをちゃんと伝えつづけることが大事です。彼がゆんさんの願いを聞き入れるかどうかは、関係ありません。 ゆんさん自身が、彼と一緒に暮らしたいと心から思っているのであれば、ちゃんと伝えてみてください。直接会ってでもいいですし、会えない場合もあるのであれば電話でもメールでも手紙でも、どんな形であれ彼にその思いをちゃんと届けてみてください。 そうすることで、ちゃんと伝えられたゆんさんがゆんさん自身のことを信頼できるようになります。それが自信に繋がっていきます。 最終的にどんな手をつくしても、彼と暮らせない場合もあるのかもしれません。恨む気持ちも出てくるのも仕方のないことです。そこで自暴自棄になったり勝手に諦めたりせず、周りの人にちゃんと助けてもらいながら、もう一度ゆんさんの人生を立て直してみてください。 家族、友達などからの視線も気になるかもしれませんが、何よりもまずはゆんさん自身がどうなれたら幸せか、それを第一に考えて自分なりの答えが見えたら、それに素直に従うことが自分らしく生きられる方法だと思います。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「お付き合いする相手に責め立てた言い方をしてしまう」という、Mariさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。 ■Mariさん(35歳 受付)のお悩み 異性と良縁はあっても、焦りのためにすぐ逃がしてしまいます。感情を表現せずにはいられなくなり、駆け引きや思わせぶりは面倒、好きなら好きとハッキリ言いたいからです。後先を考えられないため、結果引かれてしまいます。 また、少し親しくなると、うまく甘えられず 相手を責め立てる物の言い方が、どうしても、どう頑張っても、どうコントロールしようとしても、やめられません。どこかで、このやり方での理解を求めています。本当はハッキリ話し合いたいのですが、濁すか逃げるかされるので、腑に落ちないです。物言いのキツさが災いしてるのでしょうか? 自立できてない精神面の問題でしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 物事をはっきりおっしゃる性格が、恋愛を阻んでいるとお感じになられているのですね。たしかに、ビシッと女性から言われるとついビビってしまう男性もいると思います。私もそんなところもあります。 相手の男性にうまく甘えられない、つい相手を責め立てる物の言い方をしてしまう、感情をコントロールしようとしても、うまく押さえることができない、これらが恋愛にブレーキをかけているとお考えになられているなら、まずはそんな「不器用」で「可愛げのない」自分を認めてあげてください。 相手の男性についガミガミ言ってしまい、イヤーな感じでその場が終わってしまっても「くやしかったね」「さみしかったね」「大丈夫だよ」「誰も嫌ってないよ」と、このようにまずは自分自身を肯定する言葉をかけてあげてください。 心が安心するまで、落ち着くまで「怒ってもよかったんだよ」「イライラしてもよかったんだよ」「分かってもらえなくてつらかった」などなど、まずは自分自身を認めてあげてください。少し落ち着くと思います。 でも現実は何も変わらないって思われるかもしれません。また相手の男性にイライラしたり責め立てたら、私から離れていくと思われるかもしれません。でも、それでもいいのです。まずは、自分で自分のことを嫌いにならず、仲直りすることが遠回りのようで一番の早道なのです。 不機嫌な自分を見せないように、始めからなかったかのように過ごしていると最初は何事も無く過ごせるかもしれません。ですがそのうち、感情が暴れ出すときがあります。 そうするとまた、すべてをぶち壊してしまったような気分になり自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。なので、まずは不機嫌な自分とも仲直りしてほしいのです。 「仲直り」するということは、その不機嫌な感情を消すのではなく「そこにいてもいいよ」「私の中にいてもいいよ」ってやさしく認めてあげることです。物事を「ハッキリ言う」あなたも大切な自分です。ぜひ仲良くしてあげてください。そして少しずつ「ハッキリ言う」自分と仲良くできてきたら、本当は何を相手に伝えたかったかを思い出してみてください。 あなたが責め立ててしまった時、本当は何をわかってほしかったのか、本当は何を認めてほしかったのかを思い出してみてください。あなたがこんなに頑張ったのにこんなに努力したのに、こんなに思いを込めていたのに、それを無下にされた、無視された、大切にしてもらえなかった…、もしかしたらそんな思いがあったかもしれません。 その気持ちに気付いてあげることで、私が相手に一生懸命伝えようとしなくてもハッキリとした答えが返ってこなくても、本当はその男性が私を理解してくれていることに気付き始めます。 そして、恋愛に対して前向きになれる勇気がどんどん湧いてくると思っています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「男性に対する恐怖心がある」という、はさみさん(18歳)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。 ■はさみさん(18歳)のお悩み 小学校6年間と中学校2年間に、私の髪質のことや外国人のような容姿のことなどを悪く言われたり、ときには暴力を振るわれたりして、男子からいじめられていました。また、小さい頃から父親は怖い存在でしかなく、暴言、暴力もありました。 そのせいか男性に対する恐怖心があって、好きな人ができても相手が怖くて、あまり自分から親密になることができません。たとえ相手から近づいて来られても、私が遠ざけてしまいます。今はもう大学生なので男性に対する恐怖心を克服したいです。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 好きな人と仲良くなりたい、もっと親密になりたいと思っても、過去の辛かった経験がはさみさんの一歩前に出ようとする勇気を阻むのですね。「あの時の同級生の男子みたいに私を嫌うかもしれない」、「お父さんといるときのように嫌な思いをするかもしれない」、そんな思いでつい二の足を踏んでしまうのも無理はありません。 もし、好きな人に対して恐怖心が湧いてきたら、しばらくその恐怖心をそのままじっと感じてみてください。無理に恐怖心を打ち消したり、無かったことにする必要はありません。 そんなときはまず、「私は今、あの時のことを思い出して怖がっているんだなぁ」と、そのイヤな思いをした時の自分に「怖かったね」、「さみしかったね」、「辛かったね」、「助けてほしかったね」などと、そのときの自分がかけてほしかった言葉をかけてあげましょう。 イヤな感情は、無理やり心の奥底に閉じ込めようとすればするほど、どんどん暴れだします。ですので、まずはちょっと苦しいですがそのイヤな感情を十分に感じてみてください。そして、「よくがんばったね」、「もう大丈夫だよ」と、自分を安心させてあげましょう。 昔、お父さんや同級生の男子から嫌がらせを受けて男性をなかなか信じられないと思います。そして何より、そんな経験をしたはさみさん自身がはさみさんの女性としての魅力を信じきれていないのではないでしょうか? でも、昔そのような経験をしたのは、はさみさんに原因があるのではなく、お父さんや同級生たちの都合です。 「私は昔そんな経験をした。だけど、そんなこととは関係無く、私には男性から大事にされる価値も魅力をいっぱい持っている。だからもう私は男性に大事にしてもらってもいいんだよ。やさしく守ってもらっていいんだよ」そう自分に教えてあげてくださいね。 「どうせ私めっちゃ可愛いし」、「どうせ私お姫様みたいだし」、「どうせ私めっちゃ魅力的だし」こんな、ちょっと恥ずかしいくらいの言葉をつぶやいてみるのもオススメです。 そうやって自分の魅力を受け入れながら、はじめは、オドオドしたままでも、ビクビクしたままでも、たどたどしいままでもいいので、好きな人に一歩ずつ近づいてみてください。その自分の怖さを隠そうとせず、そのままのはさみさんを相手に見せてあげてください。大丈夫、きっと受け入れてもらえると思います。 そして、もしチャンスがあれば「私、昔同級生やお父さんからイヤな思いをしたから、ふとしたときに怖く感じるときがあるの」と、感じた気持ちをそのまま素直に伝えられるといいかもしれませんね。 はさみさんが自分自身の魅力を受け入れて一歩前に進む勇気を見つけられると信じています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「変な人が寄ってきたり、対人関係に疲れる」という、みひ丸さん(29歳 会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。 ■みひ丸さん(29歳 会社員)のお悩み おとなしそうに見られるのか、変な人が寄ってきます。 ガラガラに空いた電車でピタッとくっついてくる男性や、駅のホームで歩いていると思い切りぶつかってくる人に出会います。知らない相手から「傷付けても良い相手」と思われていると思うと悲しくなります。 また、知り合い同士でも、知らない間に敵対視されたり、信頼していた相手から体の関係を求められたり、何気なく生きるだけでも疲れてしまいます。 どう生きれば、他人に上手く対応していけるのか教えて頂けると幸いです。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 信頼していた人から裏切られたり、友達や同僚と気持ちが通じず悲しい思いをしたり、見ず知らずの人からぞんざいに扱われたり。なんだか、世の中の人全員が敵に見えてくるような感じではないでしょうか。 周りが敵に見えてくると負けないようについ身構えてしまう、肩に力が入いる、攻撃されないように相手の行動を監視する、考えを読もうとすると、身も頭も心も疲れ果ててしまいます。 そんなときは、お風呂や布団の中など一人になれる場所で、「怖かったね」「よくがんばったね」、「大丈夫だよ」、「怖がらなくていいよ」、「きっと誰か助けてくれるよ」など自分自身を癒したり応援したりする言葉をかけてあげてください。 これらの言葉をかけてあげることで、みひ丸さんが「傷つけられる」、「攻撃されている」といつも感じている心を、まずはリラックスさせてあげてください。心のストレッチになると思います。 そして心を緩めたあと次の言葉を呟いてみてください。「ばかにされてもいい」、「仲間はずれにされてもいい」、「ひとりぼっちになってもいい」、「私の言葉で相手を傷つけてもいい」、「仕事ができなくてもいい」。もしかしたら、言葉にすると抵抗があるかもしれません。 私たちは生きていく上で多くの「決め事」や「ルール」を持っています。以下のように自分が周りの人に認めてもらえるための「ルール」を一生懸命守っています。つまり「いい人」になるように頑張っている状態です。 ・自己主張は控えるべき ・わがままを言ってはいけない ・人の話はちゃんと聞くべき ・協調性がないといけない ・我慢するべき 周りの人から受け入れられること、好かれること、評価されることは大切ですが、あまりにその思いがあまりに強くなりすぎるとイライラしてストレスが溜まってしまいます。 それは、みひ丸さんの頭の中にある決め事の「~するべき」や「~してはいけない」が強すぎて、みひ丸さん自身を縛っている状態になります。 その状態から抜け出すためには、「いい人」をやめてみるのをオススメします。「わがままになってもいい」、「空気を読まなくてもいい」、「断ってもいい」これらの言葉を口に出し、実際に行動に移してみて、みひ丸さん自身の気持ちを優先するところから始めてみてはいかがでしょうか。 みひ丸さんが自分の感情を大切にして自分自身と仲直りすることで、他人ともうまく付き合えるようになると思っています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。 今回は、「ひとつの物事に集中するタイプがゆえ、なにか気になることや悩んでいることがあると、そのことばかり考えてしまう」という、ハルちゃんさん(30歳 派遣社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。 ■ハルちゃんさん(30歳 派遣社員)のお悩み ひとつの物事に集中するタイプがゆえ、なにか気になることや悩んでいることがあると、そのことばかり考えてしまう性格に悩んでいます。 また、昨年結婚を考えていた方に振られ、以来どうしてもその人のことが忘れられません。習いごとをはじめ、習いごとをしている時間はそのことに夢中になり元気になれるのですが、ふとした瞬間に当時の出来事を思い出し、いまだに引きずっている自分が情けなくて苛立ちます。 またここ数年、突然イライラが我慢できなくなる自分にも、嫌気がさしています。昔はそんなことまったくなかったのに… どうにか、物事に囚われず、前向きに考えられる解決策やモチベーションの持ち方などを、ぜひ教えていただけましたらうれしいです。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ご結婚を考えられていた方のことを忘れられないのですね。もしかしたら、ハルさんは、お付き合いが終わってしまったことに関して何か自分に否があったのでは…? と後悔されていらっしゃるのでしょうか? 過去に何か間違いを犯してしまったとか、もっと他に方法があったんじゃないか等と考え続けることは答えの出ない質問をずっとハルさん自身に問いかけているのと同じです。 ハルさんは物事に集中されるのが得意とのことですので、つい答えが出るまで探してしまうのかもしれません。でもそれは、たとえ答えが出てもお相手とお別れしてしまったという現実を変えられるわけではありませんから、苦しいですよね。 お別れは自分に非があったからではなく、お互いの学びの時間に一区切りついたのだと、ハルさんのお相手もハルさんから何かを学んで卒業されたのだと考えてみてはいかがでしょうか。 またどうしても感情が押さえきれないのであれば、相手に伝えられなかった思いが心の中に残っていらっしゃるのかもしれません。そんな時は、相手に対する感情を出してみることがオススメです。 紙に書くでもいいですし、一人になれる場所があれば口に出してみるのもいいでしょう。どんなネガティブな感情でも思い切って言葉にしてみましょう。 「くやしい」、「腹が立つ」、「ろくでなし」、「ばかやろう」。 そして、本当はなんて相手にどうしてほしかったのか、何をわかってほしかったのか、考えてみてください。 「もっと一緒にいてほしかった」、「認めてほしかった」、「愛していると言ってほしかった」、「私の気持ちをわかってほしかった」、「本当はさみしいかったよ」。 もしかしたら、そんな思いがハルさんの中に残っていらっしゃるのかもしれません。そして、それを伝えられなかった心残りが、ハルさんに彼のことを忘れられなくさせているのかもしれません。 まずは、そんな思いを持っている自分をじっくり感じてみてください。そんな自分でもいいよって、その思いをご自身で受け止めてみてください。きっと気持ちが落ち着くのでは?と思います。 昔の出来事を思い出して自分を情けなく感じたり苛立ったりしてしまうことってありますよね。でも、落ち込んだり、うじうじしたり、ネガティブな感情に感じることは決して悪いことではありません。 自分の気持ちを置いてきぼりにしたままで前向きになろうとしたり、何か別のことに夢中になろうとしてもなかなかうまくいかないものです。 ハルさんのイライラは、「置いてきぼりにした気持ちがあるよ!」という自分からのメッセージかもしれません。だからこそ、ハルさん自身が今どのような感情を感じているかそれを無視せず、しっかり感じてほしいのです。 イライラしたり嫌気がさしたら、一歩足を止めて敢えて休んでみるのも勇気です。足を止めて、まずはご自分の気持ちを否定せずにたっぷりと感じてみる。 そうすればきっと、本当に興味を持てるものや夢中になれるものに自然と心が向いていくようになるのではと思います。上がったり下がったり、また上がったりしながら少しずつ自分を輝かせていってみてください。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年11月12日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」第三弾! 今回は、「彼と戻りたいけど、どのような行動をとればよいかわからない」という、彼と最近別れてしまったBさん(32歳 会社員)に心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■Bさん(32歳 会社員)のお悩み 付き合って1年半の彼と最近別れました。付き合っている当時から喧嘩が多く、毎週のように喧嘩ばかり。理由は、根本的な性格の違いです。彼が嫌がることや不快に思う事を自然と言ってしまう、行動してしまう事が直らず、彼に「もう期待したり、傷ついたりすることから逃げたい」と言われてしまいました。 例えば、SNSを止めてほしい、安易な繋がりを切ってほしいと言われていましたが、止められませんでした。私も変わる、変わると言いつつ、自我を押し付けていたのかもしれません。1年半期待させて、裏切るという行為を続けていました。別れて1か月後、謝罪をしましたが受け入れてもらえませんでした。 失って気づいた…わけではないのですが、彼は私を心から理解をしてくれました。2人がうまくいく方法を考えてくれたのに、それを受け入れられず、全て私の感情的な行動や弱さから壊していました。 もし彼と戻りたいと思うのならば、どのような行動をとればいいですか? ただ彼はよく私に、「自分は本当に弱く自信がない、だから1人で考えて答えを出す。自分の答えや発言に責任を持つ」と言っていました。なので、彼が決断した「別れ」は相当考えての行動だと思います。 ■心屋塾上級認定講師、小林威之さんより ご相談内容を拝見させて頂き、少しBさんは自信を無くされているように私は感じられました。Bさんが彼と1年半お付き合いをされてお互いに納得をしてお別れをしたのではなく、何かわだかまりを持ちながら別れてしまったためやりきれない思いがあるのと、Bさんがご自身を責めているのではないかと感じました。 「ついけんかをしてしまうこと」、「つい傷つけてしまうこと」それは悪いことではないと思います。それだけBさんと彼との距離が近くなったということでもあります。 Bさんが彼と真剣に向き合ったからこそ、お互い傷つけ合ってしまうこともあれば、反対に喜びや楽しみも感じられ、距離を縮めることができたのです。そんな彼との過ごした時間を否定せず、「がんばったね」とまずは認めてあげてください。 Bさんのご相談内容の中に「もし彼と戻りたいと思うのならば、どのような行動をとればいいですか? 」という文言があり、私はそれが少し気になりました。もしかしたら、Bさんの行動の基準が、「正しい」か「間違っている」かというようになっていると感じました。 Bさんが彼とお付き合いをするためには「正しい」振る舞いをするべきと考えていらっしゃるのではないかと私は感じました。この「正しさ」が曲者だと思っています。Bさんの「正しさ」と彼の「正しさ」は必ずしも一致するわけではありません。 Bさんと彼の「正しさ」がぶつかる度にけんかになったり傷つけ合ったりしてしまいます。Bさんは彼と一緒にいるのが「好き」だからお付き合いをされたと思います。それが1年半経った後にどのように彼と接するのが「正しい」のか「間違っている」のかに変化しているように感じました。 彼の頭の中にある「正しさ」とBさんの言動や行動がすれ違うたびに彼と衝突し、どんどんBさんの自信が無くなっているのではないでしょうか。 まずはBさん自身の行動の基準を「正しい」「間違っている」ではなく「好き」「嫌い」にしてみてください。まずは普段の行動の中でBさんの「好き」「嫌い」を大事にしてください。例えば友達や同僚と一緒にランチで何を食べるか決めるときに相手の意見に合わせるのではなく、まずは自分の食べたいものを相手に伝える。そんな単純なところから少しずつやってみてください。 Bさん自身の行動の基準を「好き」「嫌い」に変えることで、自分にウソをつかなくなり自分を信頼することができるようになっていくでしょう。そしてBさんが彼のことを本当に「好き」なのであれば、彼とよりを戻すことができなかったとしても、彼の行動を尊重でき、今後出会う男性との恋愛につながるのではないかと思います。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年10月01日