抜群の栄養価!夏にもおすすめ 「豆苗」の魅力とは? 「分とく山」野崎さんのレシピもご紹介!
おいしさと栄養価で注目され、最近ではスーパーでよく目にする野菜“豆苗”。その魅力をより知るために、南麻布の「分とく山」で行われた豆苗づくしのランチ会に参加しました。
豆苗料理5品をいただきながら、「分とく山」料理長の野崎洋光さんによるお話を伺えるとういう贅沢な会。中華料理でもおなじみの豆苗は、エンドウ豆の若菜のこと。若い葉と茎を食べる野菜です。「豆苗の香りを生かすため、レバーなど香りの強いものとよく合います。レバニラのニラの替わりにしてもおいしいですよ」と野崎さん。生でも食べられますが、低い温度でさっと茹でると食感も残っておいしいのだそう。
また同じエンドウ豆の仲間、サヤエンドウやグリンピースと比べ、発芽野菜(スプラウト)である豆苗は、ダントツで栄養価が高い食材。豆類と緑黄色野菜の栄養を兼ね備えているため、タンパク質やビタミンB群のほか、ほうれん草と比べてもβカロテンやビタミンC、ビタミンKが豊富で、美肌や夏バテ対策、免疫力アップにも役立つのだとか。おいしい豆苗料理を次々と頂くうちに、思っていた以上にくせがなく、和食やイタリアンにも合うと実感。
また根が付いているため、豆から2cmくらいのところでカットして水に浸けておくと、再収穫も可能。1週間ほどで育つので、食育にもなりそうです。「もし豆苗が固くなってしまったら、フードプロセッサにかけて細かくすると食べやすくなります」と野崎さんからのアドバイスも。