小学生になったらどう変わる? 生活環境Before→After


■その2:学校生活が見えづらくなる

小学生になったらどう変わる? 生活環境Before→After

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保育園時代と違い、日々の学校の様子は先生から直接ではなく「子どもを介して」知ることがほとんどになります。持ち物や行事といった事柄はプリントで、お友だち関係はさまざまな情報ルートを持つことで、ある程度カバーできます。

●持ち物、行事は子どもとプリントをチェック
学校の準備は、ゆくゆくは子どもが主体的に行えるのが理想ですが、しばらくは親も手を貸せると安心です。

基本的に、行事や特別な持ち物は月末(または月初)に配布される学年便りの月間予定プリントにまとめられていることがほとんどです。このプリントは、忘れずに毎日きちんと目を通しておきましょう。うっかりすることも多い私は、月間予定プリントをスマホのカメラで撮って管理しています。

入学後しばらくはお便りの山で、提出期限が短いものもあります。子どもは、プリント類を学校に置き忘れたり、ランドセルの中でぐちゃぐちゃになったりとプリントを渡すだけでも大混乱。
そこでぱたっと開いて中にプリントを挟むタイプのクリアホルダーを用意すると、小1の子にも扱いやすくておすすめです。

学校生活に慣れてきたら、「帰宅後はクリアホルダーを定位置に出す」「ひとりで学校の準備をする」など、少しずつステップアップしていくとよいと思います。また特別な持ち物については、子どもと一緒に持ち物リストを作ってはいかがでしょうか?

入学直後はあまりの持ち物の多さに親も子どももてんやわんやしますが、最初から完璧でなくても大丈夫、くらいの気持ちでいると、親も子も楽かもしれません。

●気になるお友だち関係を知るには
お友だち関係が広がると、親としては「お友だちの名前と顔が一致しない」ことも出てきます。よく名前が出てくるお友だちの親には、保護者会などの折にごあいさつをして顔見知りになっておくと、あとあとのやりとりがスムーズです。

一方、慣れない学校生活で疲れていたり、そもそも学校のことをあまり話さないタイプの子だったりする場合には、様子を見つつ、ちょっと気がかりがあれば、周囲のママ友や子どものお友だちから話を聞いてみましょう。

わが家のケースでは、学童の先生が子どもの様子をよく見てくださり、さまざまな面でサポートしてくれました。

●PTAの委員会や係を引き受ける手も
小学校の気がかりで必ず話題にのぼる「PTA」。
考え方は人それぞれですが、学校生活の様子が見えやすくなる意味では、引き受けてみるのもありかもしれません。

働くママが増えたことから、最近ではPTA業務の効率化を進める動きがみられる学校もあります。またすでに兄弟が学校にいてPTAを引き受けているママに、PTAの内容、負担についても質問してみると、様子がわかります。業務内容や集る頻度、ご自身や家族への負担も考えながら無理のない範囲で検討するとよさそうです。

私の経験では、PTA活動は正直面倒な部分もありましたが、ネットワークが広がったことで思わぬところで助けあうことができ、プラスになる面も多かったです。

初めての小学校生活では、子も親も戸惑いや気がかりが多いものです。

ある程度の備えや心がまえをしておけば、入学早々大パニック! は避けられるかもしれません。でも、スタートダッシュから張り切りすぎると、息切れしてしまうことも。
完璧を目指さず、少しずつブラッシュアップしていければよいのかな、と思います。

子どもの順応性は想像以上に高いもので、いつのまにかずいぶんたくましくなったなぁと、しみじみ思う日がきっと来ます。お子さんもママも適度に息抜きしながら、新生活に慣れるまでの期間を上手に乗りきってくださいね!

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