やさしいママのヒミツ

さまざまな分野で活躍する多忙なママたちに、「やさしいママ」でいるための秘訣を伺いました。子育てで心がけていることや、暮らしへのこだわり、欠かせない愛用アイテムもご紹介します。

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前向きに力を抜くことが、子育ての秘訣 #07料理研究家 近藤幸子さん

 

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今回の「やさしいママのひみつ」は、東京・清澄白河にあるご自宅で、料理教室「おいしい週末」を主宰する料理研究家、近藤幸子さん。9歳と3歳の2人姉妹のママです。

近藤幸子さん
娘さん:花ちゃん9歳、あかりちゃん3歳

料理研究家、管理栄養士。宮城県・仙台で料理学校、料理研究家のアシスタントを経て独立。楽しみながら作る料理教室「おいしい週末」を主宰。簡単でシンプル、気の利いた料理作りに定評がある。著書に『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社)、『おいしい週末、だれか来る日のごちそう献立』(地球丸)ほか。
http://oishisyumatsu.com

近藤さんが2人の子育てを通してたどり着いた、仕事と家庭を両立し、いつも笑顔でいるための秘訣について、お話を伺いました。 

人気料理教室「おいしい週末」と子育ての両立

まずは近藤さんの平均的な1日のスケジュールを見てみましょう。
6:30: 起床、メールや家事を済ませる

7:00: 長女起床。朝食

7:40: 長女小学校へ。洗濯など

8:00: 次女、夫が起床。朝食

9:00: 次女保育園へ。家事、掃除を終わらせる

10:00: レッスン、撮影など

16:00: 長女帰宅、習い事など

18:00: 次女のお迎え

19:00: 夕食、お風呂

22:00: 就寝
(忙しいときは深夜1時まで仕事、もしくは朝4時に起きて仕事)

映像クリエイターのご主人は、平日夜はほとんど不在。小学生の花ちゃんは、16時に帰宅するため、そこからは子どもモードになるそう。

「自宅で仕事をしているので、合間を見て家事をすることが可能です。仕事で試作したものや撮影の残りものが、夕食になることも多いんですよ」と近藤さん。


子どもの頃から、お菓子を作ったり、料理をするのが好きだったという近藤さん。大学に在学中から、地元では有名な料理家のアシスタントについたのだといいます。

「東京とは違って料理家さんが少ないので、新聞やテレビなど、幅広い現場を経験できて、楽しかったです。当時は、料理教室は学ぶ場所という印象が強かったので、同世代の人たちを集めて、みんなで作ってワイワイ食べるような楽しいことをしたいなと思いました。それで月に一度、フードイベントのようなことをしていたんです」

それが、結婚を機に上京後、現在も続けている料理教室「おいしい週末」のきっかけとなったのだそう。

「おいしい週末」での風景。

「おいしい週末」での風景。  © aya sunahara


教室に来てくれた生徒さんからの口コミで、取材や撮影の話が来るようになった近藤さんは、料理家としても活躍。料理教室はなかなか予約が取れないほどの人気です。

冷蔵庫に貼られた、教室のレシピ。

冷蔵庫に貼られた、教室のレシピ。



■「母親が教えてあげられること」がすべてではない

出産前は月に15回開催していたという教室は、子育て中のいま、月3,4回できればいい方だと話します。

「仕事を頑張っていたので、出産後も戻りたいという気持ちがあったのですが、バランスがうまくつかめなくて、頑張りすぎて身体を壊すこともありました」

ご主人は忙しく、またそれぞれの実家も遠いうえ介護などで忙しいため、頼ることができなかったという近藤さん。花ちゃんが3歳くらいまでは、精神的にも身体的にもボロボロで、辛かった時期があったのだとか。


「自宅仕事なので仕事と子育ての境目が難しく、夫もほぼ家にいないので、子どもとしか触れ合う時間がなかったんです。でも6歳差で次女を授かって。2,3歳差だと荒波のまま次、みたいな大変さがあると思うのですが、6年あると反省して、どうしたらいいかじっくり考える時間があったことがよかったです」

考え抜いた結果、子育て家庭に大学生がインターンシップするという形のシッター会社に、お願いすることに決めた近藤さん。約3年半、主に花ちゃんの世話を中心に頼んだことがいい影響となり、ようやく仕事と子育てを両立できるようになったと感じているそう。


「4ヶ月ごとに新しい大学生が2人ずつ来てくれるのですが、とてもいい関係が築けました。娘に大好きなお姉ちゃんがたくさんいるというのは、財産だと思っています。

娘を見てもらっている間に、考え事やきっちり家事をしたり、そういう時間が少しでもあると充実感がありました。もちろんお金はかかることですが、ある程度、誰かに甘えたり託したりすることは、子育てするお母さんには必要だと感じています。

また、4ヶ月間終了すると、大学生たちに私たちがどうやって仕事や子育てをしているか、2時間ほど話す日があるのですが、それを毎回しているうちに、夫婦で改めて子育てをどうしたいか、ちゃんと話せるようになったのもよかったです。

大学生のためにと思ってやっていたことが、夫婦間のコミュニケーションにも繋がったんですね。第三者の目は大事だと思いました」

「母親が教えてあげられることがすべてじゃない」と話す近藤さん。個人店同士のつながりやお祭りがあり、近所の人が子どもたちをかわいがってくれる下町・清澄白河で暮らしていることも、プラスとなり、心の余裕ができるようになったのだそう。

■心に栄養を与えると、夫婦間のイライラもなくなる

さらに心に余裕を持てるように、近藤さんが意識的に作るようにしているのが、映画を観たり、音楽を聴く時間。

「長女のときは我慢しなきゃというか、自分の好きなことを思い出す余裕がなかったんです。もともと映画や音楽が大好きなのですが、そういうものをうまく取り入れないと、心の栄養が枯渇してしまいます」

少し時間ができると、どっぷり音楽の世界に浸るのが、リフレッシュできる時間。

少し時間ができると、どっぷり音楽の世界に浸るのが、リフレッシュできる時間。


「映画を1本観ようと思うと、なかなか観られないのですが、区切ってもいいんだと気付いて。寝る前に30分、1時間だけ観ています。区切ると、意外と余韻を楽しむこともできるんですよ。夫とは好きなものが似ているので、すすめあったり、子どもや家庭以外の話ができると、イライラすることもなくなりました」
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