子どもワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術』に行ってみた! 独創的な感想文がスラスラ書ける4つのコツ


■コツ-4:
「つなげる」― つなげる言葉を紡ぎ、感想文を仕上げる

順番を決めたら、あとはそれぞれをうまくつなげて感想文を仕上げます。

子どもワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術』に行ってみた! 独創的な感想文がスラスラ書ける4つのコツ
講座では、各自が持参した大好きな本を人におすすめするためのキャッチフレーズを考え、それを記したオリジナルの帯を子どもたちが一人一人作りました。


子どもワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術』に行ってみた! 独創的な感想文がスラスラ書ける4つのコツ
選んだホットワードからズバッと伝わる言葉を紡ぎ出すのです。限られた文字数の中で、「あっ! この本読みたいな」と読み手に思わせるキャッチフレーズを考えられたら、印象に残る読書感想文も書けそうです。

子どもワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術』に行ってみた! 独創的な感想文がスラスラ書ける4つのコツ

子どもワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術』に行ってみた! 独創的な感想文がスラスラ書ける4つのコツ

短い言葉で「読みたい」と思わせるキャッチフレーズを考える。印象的な帯を投票で選んだ。



本が好きな親子が集まっているだけあって、本をテーマにした2時間半の講座もみんな夢中で作業しているうちにあっという間。

「出す」「選ぶ」「分ける」「つなげる」の4つを使って自分の大好きな本のキャッチフレーズを考え、帯を作ったところで終了しました。大人では思いつかない心に響く言葉を考え出す子どももいて、ライターをしている筆者も思わず感心してしまいました。

帰宅した長女は早速、3歳下の妹にポストイットを使ってキーワードとホットワードを書き出させて、作文を書かせていました(まず自分でやらず妹にやらせてみていることに驚きましたが、とても有効な方法を学んだ、と思ったようです)。

そう、このやり方は読書感想文だけでなく、作文大人の仕事でも使えそうです。

白紙の原稿用紙の前でうんうんうなった挙句、「とにかく書きなさい! 」とやみくもに書かせてしまう前に、まずはポストイットを用意して楽しく取り組んでみましょう。
どんどん言葉を出していくところから始めて、今年の読書感想文を仕上げてみませんか? 

取材協力:イシス編集学校 http://es.isis.ne.jp/
編集術を身につけるネット上の学校。ユニークな手法で生活から仕事まで幅広く生かせる情報の編集スキルを伝授。学生から社会人まで多くの生徒を持つ。ネットで無料体験できる「編集力チェック」も実施中。

共催:(公財)せたがや文化財団 生活工房
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会


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