連載記事:子どもに料理を教えたい!
3歳の息子が挑戦! トナカイやツリーが作れる「クリスマスデコレシピ」【子どもに料理を教えたい! Vol.4】
早いものでもうすぐクリスマス。今年は、見た目もかわいいクリスマス料理を子どもと一緒に作ってみませんか? 2歳から通える料理教室「リトルシェフクッキング」を主宰する
武田昌美さんに、簡単にできる
リースポテトサラダと
カップケーキのデコアレンジと、子どもでも失敗せずにできるポイントを伺いました。筆者が3歳の息子と一緒に作ってみた様子とともにご紹介します。
クリスマス料理のポイントは、
簡単で見栄えがすること。カップケーキのデコレーションは、海外でもお菓子を使ったものが流行っていることから、日本のスーパーで買えるお菓子でのデコレーションを考えたのだそう。
「わざわざ製菓用のデコレーションを買わなくても、身近なお菓子を使えば、誰でも簡単に作れるんですよね。カップケーキは、売っているものを使ってもいい。
子どもと楽しみながらデコレーションをするだけでも十分だと思います」
難しいところはお母さんが担当し、できるところは子どもに任せる。そうして、子どもが
「自分で作った」という気持ちになれることが大切、と語る武田さん。早速「リースポテトサラダ」作りから教えていただきます。
■見た目も華やかな、「リースポテトサラダ」のレシピ
<材料>
じゃがいも 4個(400g)
きゅうり 1/2本
コーン(缶詰) 30g
マヨネーズ 40g(大さじ2)
塩 少々
砂糖 小さじ1/2
ハム(型を抜く) 1枚
ベビーリーフ 適量
ミニトマト 5粒
<下準備>(大人)
・じゃがいもをよく洗い、包丁でぐるりと2周、十字になるように、3mmほどの切り込みを入れる。ひたひたの水に、酢小さじ1/2(分量外)を入れて強火にかけ、沸騰後、蓋をして弱火で30分ほど茹でる(竹串がスッと入るまで)。じゃがいもをザルにあげ、粗熱をとる。
・きゅうりは薄く切り、塩小さじ1/4(分量外)を振り、数分置いてから水気を手でぎゅっと絞る。
<作り方>1) じゃがいもの皮を剥く。
「十字に切り込みを入れておくと、茹でて粗熱をとったときにすでに皮がめくれているので、子どもでも簡単につるんと剥くことができます」
2) 厚手のビニール袋に1のじゃがいもと砂糖を入れ、手や肘でつぶす。マヨネーズ、塩を加え、全体になじむまでもみこむ。
「子どもがマッシャーを使ってじゃがいもを潰すと、飛び散ってしまうため、ビニール袋を使うのがポイント。どんどん具材を入れていっても、キッチンも手も汚れず、きれいに仕上がります。つぶすのは、お子さんに自由にやらせてください」
3) きゅうりとコーンを加えて、全体を混ぜる。
「柔らかくしたにんじんやツナでもOK。好きな具材を入れて、子どもに手でもんでもらって、最後にビニール袋を切り開きます」
4) お皿にリースのように丸く盛り付ける。周りに型抜きしたハムやベビーリーフ、ミニトマトで、リースのようにデコレーションする。
「ベビーリーフを使うと、簡単にリースっぽく仕上がるのでおすすめです」
完成!
武田さんのレシピ通りに作り、完成したのがこちら。下準備や材料などのサポートをしつつ、じゃがいもの皮むきから、ほぼ一人で完成できました。
息子はベビーリーフが苦手なため、ブロッコリーに変更し、飾り付けも一人でやると大張り切り。緑と赤がクリスマス感を増し、とてもかわいくできて息子も大満足! デコレーションっぽく盛り付けるだけで、いつものポテトサラダがとてもかわいくなり、筆者も驚きでした。クリスマス当日にもぜひ作りたいと思います。