慌てて抱っこして風呂を飛び出し、妻を呼ぶと、妻は落ち着き払ってこう言った
「よし、意識は戻ってきてるから大丈夫。とりあえず病院に電話して」
えっ!
いつも自分の体調に少し何かあると、「痛い~しんどい~」と必要以上に訴える大げさな妻が、まるでベテラン看護師かのような冷静な判断!
なんて頼りになる!
ちょっと憧れた。
どうやら、ちょうど先日、先輩ママ友と熱性けいれんについての話をしたところだったらしい。
■情報インフラがほしい
熱性けいれんは、乳幼児にはよく起こる症状である。
多くの親が経験しているが、初めて経験するものにとっては結構ショッキングな光景である。
小さな子どもには、ありがちなわりに対処に困るような、そういう病気が多い。
もちろん、ネットで調べればすぐに出てくるが、その瞬間は冷静に調べて対応するのは難しいこともある。
私はその時、あらかじめ知っておくことの大切さを痛感した。
子育てをするすべての親は、こういうことがよくあるから、その時はこうする、という
シミュレーションをある程度しておくべきだと思った。
防災訓練である。
あと、ママ友ネットワークの情報共有の重要さも感じた。
しかしいかんせん、私はパパだ。
なかなかママ友集団に一人混じってゆくことができない。
それなのに、パパ友はまだまだネットワークが脆弱(ぜいじゃく)で、情報インフラにも乏しいのだった。
トラブル発生! みんなのヒヤリハット体験