水害は梅雨シーズンだけでなく、台風の上陸が増える
夏から秋にかけても注意が必要です。土砂災害や河川の氾濫、浸水など、大きな被害になることもある
風水害への備えはできていますか?
今回は今すぐにやれる防災対策、便利なチェックリストをご紹介します。
【目次】
知る:「
お住まいの地盤診断サービス」で環境を確認!
対策:「
チェックリスト」で必要な対策を確認!
備蓄:「
もしもの100」リストで、防災アイテムを確認!
参加:「
もしもFES渋谷」で、親子で防災を学ぶ!
日本の夏は、大雨や台風などに注意
夏になると豪雨や台風による災害のニュースを見聞きすることが増えます。日本に住んでいるなら他人事ではないと心配になるのは当たり前。
実は、過去30年のデータ(1991年〜2020年)を見ると、台風が発生するのは年間平均25個ほど。そのうち12個ほどが日本に接近し、上陸をするのは3個程度。
しかし台風による大雨には、7月から10月にかけて長い間、注意が必要です。さらに今後は気候変動の影響で、大きな勢力を持った台風が上陸すると予想されています。(※【こくみん共済coop】NewsLetter『水害の備え』より)
浸水などの住居への被害だけでなく、停電、断水、電話の不通などのライフラインにまで影響を及ぼすのが風水害の怖いところ。
大雨など水による災害は、さまざまな場所で経験する可能性があるのね。
でも、すぐにできる備えって何があるんだろう?
知る:
「お住まいの地盤診断サービス」で環境を確認!
今住んでいる場所にどんなリスクがあるのか調べるのも備えの第一歩。
大雨や台風があった場合、例えば山間部の中小河川の周辺では「
土砂災害」のリスクがあります。また都市部の周囲より低い場所では、住宅の地下室や道路などの「
浸水」のリスクが考えられます。
これらの災害についてすぐにできる備えのひとつが、こくみん共済 coop が提供する「
お住まいの地盤診断サービス」です。
自宅や会社などの住所を入力するだけで、そのエリアの自然災害リスクを知ることができます。
気をつけないといけないことがひと目見ただけでわかる! 危険な場所を家族みんなで共有できるのは便利ね。
安全なエリアやルートを再確認し合うなど、まずはイメージしてみることが大事! 引っ越しをする際にも参考になりそう。
対策:
「チェックリスト」で必要な対策を確認!
さらに「
わが家の風水害対策」として、こくみん共済 coop のホームページでできる
チェックリストもオススメです。
家の備えは定期的なチェックが大切です。大晦日の大掃除のように、1年に1度チェックの日を決めておくのも良いかもしれませんね。
「屋根」や「雨戸」などジャンル別にチェックできるのが便利!
備蓄:
「もしもの100」リストで、防災アイテムを確認!
風水害だけでなく、地震など、他の災害による被害を受ける可能性も低くありません。例えば首都直下型地震が起きれば、電車などの公共交通機関がストップし、500万人の帰宅困難者が出るとも言われています。
「もしも」は「いつか」必ず起こるものだと考えて、備えておくのが大事かもしれません。
そこで役立つのが、渋谷区の後援を受け、こくみん共済 coop 等の団体が主催する「
もしもプロジェクト渋谷」のコンテンツ
「もしもの100」リストです。いつか起こる災害に備えて、揃えておきたい備蓄品等がリスト化されています。
日頃から使っているラップなどのアイテムなど、ちょっと意外なものがリスト入りしていて、日用品が防災にも使えるという気づきにもなります。
このリストを参考に、おうちで足りないものを備えていくのもおすすめです。
参加:
「もしもFES渋谷」で、親子で防災を学ぶ!
時代の移り変わりや気候変動など、防災についても多様な備えや考え方が必要となってきています。
「街づくり」や「備えを行う」ことについて、考えるためのイベント「
もしもFES渋谷」が代々木公園で開催予定です。
家でもできる「備え」のほかにも、フェスやイベントで、もっと「もしも」の災害について考えてみませんか。
【もしもFES渋谷】
9/3(土)・9/4(日) 代々木公園で開催!
渋谷に暮らす人、働く人、遊びに来た人の全てをターゲットとした「防災/減災」の普及啓発イベントが「もしもFES渋谷」。
家族や友達と一緒に体験したくなるコンテンツなどを多数用意。もしもの災害のときに備え、正しい防災知識を普及啓発し、被害を減らすことを目指すイベントとなっています。
日程: 2022年9月3日(土) ・4日(日)
時間: 9:00〜18:00 予定
入場料: 無料
※新型コロナウィルス感染症拡大の状況により、開催内容が随時変更になる可能性があります。
詳しくはこちら
情報提供:こくみん共済 coop