恋愛情報『意外と知らない?七夕の短冊は、願い事に合った色を選んで【恋する乙女の暦のたしなみ】第45回』

意外と知らない?七夕の短冊は、願い事に合った色を選んで【恋する乙女の暦のたしなみ】第45回

意外と知らない?七夕の短冊は、願い事に合った色を選んで【恋する乙女の暦のたしなみ】第45回
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?■新暦・旧暦・月遅れ……七夕は年に3回ある!
天の川の両岸に離れ離れとなってしまった織姫と彦星が、年に一度会うことが許されている7月7日。もうすぐ、七夕ですね。

毎年この時季は全国的に梅雨にあたり、夜空がすっきりと晴れることはなかなかありません。そのうえ、七夕の星として知られる織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)が空高く見やすい位置に昇るのは、日付が変わる頃です。これでは、せっかくの七夕行事が盛り上がりませんよね。なぜ、このようなことになるのでしょう?

そもそも、中国で誕生した織姫と彦星の七夕伝説と、織姫にあやかって機織りや裁縫の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が日本に伝わったのは奈良時代。これに日本古来の「棚機女(たなばたつめ)」という伝説などが結びついて、平安時代に宮中行事になりました。
年中行事として庶民に浸透したのは江戸時代のこと。当時は旧暦が使われていましたから、旧暦7月7日に七夕行事をするのが本来の姿というわけです。

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