恋愛情報『「親友の“裏アカ”投稿に傷つけられている」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第25回』

「親友の“裏アカ”投稿に傷つけられている」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第25回

というのも、以前一度だけmixiに登録したとき、友人の友人とか、断るのもアレだけど知らない人だし興味ないし……という人から友達申請が来るたびに悩むのが面倒だった、という経験があったからです。また、例えば気の進まない飲み会を「忙しいから」と断ったのをすっかり忘れてひまそうな近況を書いてしまったりすると、気まずいことこの上ありません。

名前を出さず、「こういうタイプの人が苦手」と書いただけで「あれってもしかして私のこと?不愉快にしたならごめん」と言われることもあり(もちろん違います)、こちらは「そんなあてこすりを書くような人間だと思われているのか」と余計なダメージを被ったりしたこともあります。メールなどで直接やりとりをしている友人、ちょくちょく会う相手とは、SNSでつながることにメリットよりデメリットのほうを強く感じます。その結果、知り合いがほとんどいないFacebookで、私はなんのしがらみもなく言いたいことを毎日、「そのペースで書けるんだったら、一ヶ月で一冊ぐらい本出せるんじゃないの?」ぐらいの勢いで書きまくりました。だんだん、ライターとしての私個人よりも、その書いている内容に興味を持ってくれる人も増え、私のpostはさらに加速。

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