「親友の“裏アカ”投稿に傷つけられている」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第25回
見つからないだろうと思っているなら少し呆れてしまうし、見つかってもいい(傷つかないだろう、または、傷つけてもいい)と思っているなら正直怖いです。
でも、堅苦しい言い方ですが彼女の表現の自由にケチはつけられないし、私が見なかったことにすればいいだけなんですよね。それも難しいから困ってしまいます。2015年、近未来だなあ、と思う毎日です。
(みどり/20代前半/女性)
(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)
はい、とりあえずそのスマホを伏せていただきましょうか。ほんのちょっとの間ですから、我慢してくださいね。スマホに塩水こぼしたらヤバいとよく聞きますので、ソルティードッグとか出しちゃいますよ。
これでスマホを表に向ける勇気、なくなりましたよね。
まず、私が懺悔しなくてはならないのですが、みどりさんのお話、すごく面白いと思ってしまいました。人は誰でも、接する相手によってある程度人格を使い分けています。友人に見せる顔、恋人に見せる顔、家族に見せる顔、仕事で見せる顔……それが全部同じだという人は珍しいでしょう。「この相手になら、ここまで踏み込んでもいい」とか、「ここまで自分をそのまま出してもいい」