7月31日はブルームーン!めったに起こらない幸運が訪れるかも?【恋する乙女の暦のたしなみ】最終回
近年、月のリズムや二十四節気などが注目され、旧暦人気が高まっていますが、新暦だって捨てたもんじゃありませんよね。旧暦にはないブルームーンが楽しめるのですから。
ブルームーンという名称から「青い月が見られるのかな」と期待している人も少なくないでしょう。しかし実際は、月が青く輝くわけではありません。ちょっぴり残念ですね。ブルームーンは天文現象ではなく、暦月と月の満ち欠けのめぐりあわせによるもの。そのため、「ブルームーンはめったに起こらない幸運なこと。見れば幸せになれる」という言い伝えがあります。
何の変哲もない、いつもと同じ満月。でも、見る者を幸せにするというのですから、その恩恵を受けるべく、7月31日はぜひとも月を眺めましょう。
■恋の小道具として使える?!おいしいブルームーンとは
ところで、ブルームーンというカクテルがあるのをご存知ですか?
ドライ・ジン、パルフェ・タムール、レモンジュースをあわせてシェイクした、口当たりの良いお酒です。ブルームーンというネーミングですが、見た目は淡いスミレ色をしています。その色の正体は「パルフェ・タムール」というリキュール(ヴァイオレット・リキュールや、クレーム・ド・ヴァイオレットとも呼ばれています)。