片想いが実らないのはなぜ? 12星座サイクルで見る恋模様【ルーシー・グリーン 星で読み解く恋愛ストーリー】
そのくり返しが12星座の物語です。
誰しも、「仕事の分野では生まれたての赤ちゃんだけど、友だち関係はかなり充実しているわ」というように、ひとりの人の中でも成長の速度が違うものが同居していると思います。
ただ、はぐにとって「作品をつくる」ことだけは、自分の人生で何にも変えられない、恋愛よりも必要な譲れないものでした。
でも竹本にとってはまだ、作品制作が自分の人生においてどれほどのウェイトを占めるのか分からず。そして「はぐを支えるだけの存在」になってもいいと言い切ってしまうには、竹本の未来はあまりにも大きかったのです。
片想いは、つらいもの。
でも、わたしが占い師としてたくさんの方のご相談をお聞きしていく中で「片方は愛していて、片方は愛していない」ということは「ない」と感じています。誰かに片想いをしている、といった状況は、自分自身の中でもその相手と「つき合っていけない理由がある」のがほとんどです。
竹本がはぐと人生を共にしていくためは、竹本に未来への可能性がありすぎたのかもしれません。
これは比喩ですが、人生一度目の牡羊座と、人生二度目の牡羊座は、同じ牡羊座でも成熟度が少し違うのです。