男女の「すれ違い」の実態を解説!本当の原因は「価値観の違い」ではない?
と声をかけてくる。相手の態度が「あなたがやること前提」になっていたら、どう思いますか?なんで私ばっかり…と感じるのでは?
このように「やってあげる」という気持ちは、時間とともに「不公平感」に変化しうるものなのです。
■不公平感の本質
自分は、相手のために○○をしてあげている。私はこんなに尽くしている。でも、それに応じた「見返り」がない。
もちろん相手は優しくしてくれるし、彼なりによくしてくれるけれど、自分が相手に与えている「奉仕」に対してあまりに「足りない」と感じる。
不公平感の裏にあるのは、このような損得感情なんですね。愛情というのは計れるものではないし、その表現方法は人それぞれ。
そうわかっているのに、自分が一方的に「損している」と思ってしまいます。
こういうとき、
「恋人への愛情」があればもっと大事にしてくれるはず
↓
大事に思っていないわけじゃないけど、愛情表現の考え方が違うのだ
という結論になりがち。その結果、「彼と私は(恋人を大事にするという)価値観が違うのだ」と安易に思い込んでしまうのです。
■対象愛とは
価値観というのは、その人が何をいいものと考え、何を悪と捉えるか、物事の考えの指標となるものです。