芸術の秋に楽しみたい!元祖・エロ漫画!? R18「春画」の世界【恋占ニュース】
なんといっても、殿様から庶民まで、みんなが楽しむためのものだったわけですから。
あからさまな写真や、いわゆる『二次元』などの生々しい描写だと、そういったものに耐性のない女性はなかなか正視できないかもしれません。が、春画なら『これ、アートだし!カルチャーだし!』と「セックス描写」を気軽に見られる、てなもんじゃないでしょうか?
もちろん、芸術的な価値を感じながら…ね!
≪葛飾北斎のペンネームは?≫
ところで、有名な絵師は必ずといっていいほど、春画を描いています。
その際は隠号(ペンネーム)を使っているのですが、かの有名な葛飾北斎の隠号は「鉄棒ぬらぬら」と「紫色雁高」。これだけでも脱力して、ふっと笑いがこぼれてしまいます。
さて、そんなふざけたペンネームの北斎、いや鉄棒先生が描いた春画で有名なのが、『蛸と海女』。女性が巨大な蛸2匹に襲われて感じちゃう、という奇怪な絵で、現代の『触手系』といったところですが、エログロ…というよりもなんだか笑えてしまうのが不思議です。
余白にはびっしりと蛸と女性のセリフが書かれているのですが、このあたりは現代のエロ漫画風ですね!≪ピカソも愛した春画の世界≫
そんな春画ですが、実はペリー提督にも贈られていたとか。