モテの条件はビッチ? やさしい=エロい!? 江戸時代の恋愛事情【恋占ニュース】
「好色」という言葉も、現代では「ふしだら」という悪いイメージで使われますが、この時代には「いい女」の条件であり、こうした粋な女性を表す言葉だったとか。
家庭的であるかどうかなんて問題視されてはいず、とにかく風流を解するかどうか、恋愛やエッチを楽しめるかどうか、に重きが置かれていたのだそう。
現代もこういう女性はいるにはいるのでしょうが…一部の男性には受け入れられないかもしれませんね。
≪時代で変わる女性のポジション≫
さて、江戸中期になると、儒教の影響でそんな「エロ優しい」女性はイカン、ということになってきます。女は貞淑!結婚したら倹約に励んで家を守り、夫や家族に尽くすべきだ、と。
そして、明治維新で西洋の価値観が入ってくると、今度は「結婚するまで処女!一生を一人の男に捧げるべし」「男は外で働き、女は家を守る」みたいな、「貞節」「貞淑」「女=家の存続のための存在」という考え方が根付きました。歌を詠み、楽器を嗜むよりも、家事炊事裁縫!男性の三歩後ろを歩き、恋愛だってひたすら受け身(与謝野晶子など例外もいますが)。
こうして、徐々に女性はかつての「やさしさ=艶」を失い、代わりにおっかさん的な「強さ・したたかさ」