「おひな様を片付けないと婚期が遅れる」あの伝説の本当の理由は?【恋占ニュース】
◆ひな飾りを片付けるのは3月4日!
ひな飾りは、前日(3月2日)に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされていて、桃の節句の2週間前頃から飾るのが一般的。ですから、そういえば飾ってなかった…と、今日、無理に飾るのはかえって良くないかもしれません。
また、ひな飾りをいつまでも出しておくと婚期が遅れるとされていますが、実際は「片付けのできない娘は良いお嫁さんになれない」という戒めと考えられています。
あら…「良いお嫁さんになれない」のであって、「行き遅れる」わけじゃなかったんですね。
ということは、もしまだ結婚できていなくても、それは、おひな様のせいではなかったのかも…?
◆ひなあられは占いのツールだった?
ところで、ひな祭りには欠かせない「ひなあられ」。昔の人々は、炒った時のはぜ(はじけるの意)具合でその年の吉凶を占っていたそうです。良くはぜると吉で、あまりはぜないと凶…って面白い。これ、できるものなら試してみたくなりますね!
ちなみに、やはりひな祭りに食べる「草餅」は、邪気を祓う効果がある「よもぎ」を使ったお菓子。「甘酒&白酒」には、長寿を願う意味合いがあるとのこと。
スーパーで売られていたからと、ただ漫然と食べるのではなく、本来の意味を知ってから味わえば、自然と共にあった昔の人々の生活を追体験しているようで、ちょっと豊かな気持ちになれそうですよね。