女性の味方『月のハーブ』で秋の冷え対策!体も心もほっこりと【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
日本人の暮らしに季節感をもたらす二十四節気
月の満ち欠けのサイクルは、約29.5日です。これが12回(12カ月)繰り返されて、旧暦の1年(平年)は約354日となります。ところが、季節変化をもたらす太陽のサイクルは、1年=約365日ですから、年を追うごとに日付と季節がどんどんずれていってしまいます。月の満ち欠けだけでは、暦から季節を知ることはできません。そこで、季節を知る目安として、太陽の運行をもとに定められたのが「二十四節気(にじゅうしせっき)」です。
二十四節気は、太陽の天球上の通り道である「黄道(こうどう)」を15度ずつ24等分したもので、季節感を表す言葉として日本人の生活に根ざしています。太陽の高さが一年中で最も高くなる「夏至」や、反対に一番低くなる「冬至」、国民の祝日になっている「春分」「秋分」も、二十四節気に含まれているんですよ。
さて、数日前に二十四節気のひとつ「白露(はくろ)」を迎えました。白露とは、草花に宿った朝露が、白く光って見える時季を表します。