都合の良い女から本命になる方法〜『海を感じる時』〔伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第11回〕【恋占ニュース】
と思い込ませたところで一回、サッと身を引いてみる…。
押すだけ押したら、一度引く。心理学では「仮眠効果」と言って、手ごわい相手を攻略するのに有効なテクニックなんです。これを使えば、落ちない相手も落ちるかも!?
あらすじ:
恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)の出会いは高校の新聞部だった。ある日、授業をさぼり部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の洋と顔を合わせる。突然、洋はここで恵美子にキスを迫るが「決して君が好きな訳じゃない。ただ、キスがしてみたい」からだと。衝動的に体をあずける恵美子だったが、あくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ。
君じゃなくてもよかった」と言い放ち、拒絶する。幼い頃に父親を亡くし母親に厳格に育てられ愛を知らずに育った恵美子はそれでも洋を求め、「体の関係だけでもいい」と会うたびに自ら体を差し出す。月日はたち、洋は進学のため上京し、恵美子も近くにいたい一心で東京の花屋で働いていた。こんな関係に寂しさを募らせながらも次第に「女」として目覚めていく自分に気付き始める。そして恵美子はどんな形でも必要とされたいと願いながら洋に寄り添い傷つき反発をするが、ある時から洋との立場が逆転していく…
2014年9月13日(土)