競泳の池江璃花子(24)が27日までに自身のインスタグラムを更新。パリ・オリンピックでの試合を控え、現地の様子を伝えた。池江は26日の投稿で、競泳の会場を紹介する写真とともに「今夜開幕!」と報告。「競泳は明日7月27日からです!明日は100m Butterfly」と呼び掛けた。さらにその前の投稿では、オリンピックのシンボルマークの前で笑顔のショットを公開。二の腕マッチョのポーズと両手両足を広げて大ジャンプする2枚も公開した。これらの投稿にファンからは「めいっぱい楽しんで下さいね!」「あなたは必ずやり遂げます」「いい顔つきしてますね」「タフの中のタフな、そしてカッコ良すぎる。尊敬」「すごい!五輪マークと一体化してる」など多くのコメントが寄せられた。
2024年07月27日幸せの象徴といわれる、数字の『7』。「好きな数字は」と聞かれたら、縁起がいいなどの理由から『7』と答える人もいるでしょう。武井壮「まじか!」2024年7月23日、タレントの武井壮さんがXを更新。ある『幸運』な状況に、X上で歓喜の輪が広がりました!武井さんが、自動販売機(以下、自販機)でドリンクを購入すると、コイン投入口上部にあるルーレットが回り出して…。ふおお!当たった!!!まじか!! pic.twitter.com/oS2mmUklWl — 武井壮 (@sosotakei) July 23, 2024 見事に4つの『7』がそろいました!なかなか、自販機の数字がそろうことはないのでしょう。武井さんは「ふおお!当たった!!!まじか!!」と、興奮を抑えられなかったようです!『百獣の王』の異名を持つ武井さんでも、『ラッキーセブン』に驚きを隠せなかったようです。投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。・さすが武井さん!自販機も圧倒されて、平伏したのかも。・あのルーレットって、30秒くらいで消えちゃうのもあるんですよね。当たった瞬間に写真を撮るスピードと、判断力がすごすぎ!・当たったところを初めて見ました!幸運のおすそ分けをありがとうございます!武井さんに訪れたラッキーな出来事に、幸せな気持ちになった人は多くいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月24日第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品された奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』の第二弾予告及び、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤ(越山敬達)と、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれる物語。この度、解禁された第二弾予告は、アイスホッケーの練習のためにスケート場に来ていたタクヤがフィギュアスケートを練習するさくらの姿に心奪われる瞬間を捉えたシーンから始まる。カンヌ国際映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュンヌ氏の「日本映画に新しい波がきた」というコメントに続いて、主題歌「ぼくのお日さま」の「ハンバート ハンバート」の佐藤良成が手掛けた軽やかで優しい劇伴が流れはじめると、「アイスダンスに挑戦してみよう」という荒川からの提案からはじまった3人が練習に試行錯誤する日々がスタートする。予告映像のラストは、デビュー作『二十才の微熱』から『ぐるりのこと。』『恋人たち』など、徹底して「人間」を描きつづけ、最新作『お母さんが一緒』の公開も控える橋口亮輔監督が寄せた「痛みを描いていて、ちゃんと痛かった」というコメントで締められる。また、本ポスタービジュアルは、写真家・木村和平が撮影した、田舎町のスケートリンクで出会った3人が、湖の氷の上で満面の笑顔で寄り添う姿を捉えた写真を使用。お日さまの光の中で、尊い時間を過ごした彼らの「3つの心がひとつになった」瞬間を切り取ったビジュアルとなっている。なお、7月12日(金)より特製ポストカードセット付きムビチケカードの発売が決定。『ぼくのお日さま』ムビチケカード特典はアイスダンスのレッスンをするタクヤとさくら、五十嵐(若葉竜也)が働くガソリンスタンドを訪れた荒川(池松さん)を切り取った特別写真や、荒川役の池松さん、タクヤ役の越山さん、さくら役の中西さん3人のオフショットなどがセットになった特製ポストカードセットとなっている。『ぼくのお日さま』ムビチケ特典ポストカード『ぼくのお日さま』は9月6日(金)~9月8日(日)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテにて3日間限定先行公開、9月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年07月10日タレントの武井壮が2日夜、タイの首都バンコク屈指の大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」で行われた、映画『URANUS2324』のプレミアイベントのレッドカーペットに出席した。現地で4日より公開される同映画に、武井は日本兵のボス役で出演。重要なシーンに登場し、主演の一人、レベッカ・パトリシア・アームストロング(通称:ベッキー)と激しい戦闘を繰り広げているという。現在、タイではボーイズラブ(BL)を描いたドラマや映画が大人気だが、近年は新たにガールズラブ(GL)作品も盛んにつくられている。本作でダブル主演を務めた、サローシャ・チャンキムハ(通称:フリーン)とベッキーによる、「FreenBecky」は、最も人気のあるガールズラブコンビ。彼女たちが主演したドラマが昨年Youtubeで公開されると、トータル6億再生を超え、アジア圏のみならず、欧米でもファンミーティングツアーを行い、日本でもファンサイトができるほどの人気ぶり。2人のインスタグラムのフォロワーは合計700万フォロワーを超える。そんな2人にとって初主演映画となった本作は、壮大な宇宙をテーマにしたSF映画。2週間前に公開されたオフィシャルトレーラーがすでに100万再生を超える反響があり、イベント当日も現地に数千人のファンが集結。武井を含むメインの出演俳優たちと、タイのセレブリティたちが次々とレッドカーペットを歩き、大盛況だった。武井は、レッドカーペットへの登場時に、日本刀を振るゼスチャーでポーズを決め、現地に集まった会場の観客たちからも大きな歓声が上がり、集まったタイ人たちとハイタッチするなどファンサービスもたっぷり。イベント登壇中のトークでは、共演したベッキーから、撮影中に武井のウィキペディアを調べて、「これ(武井の経歴)は本当なの?」と聞かれた、というエピソードを披露して会場を沸かせた。さらに、武井は主演の2人に対し、「とにかく2人ともとてもいい子で、舞台裏ではさらにいい子」とベタ褒めだった。昨年50歳になったことを機に、「50代からは改めて世界に向けてチャレンジしたい」と公言していたタレントの武井は、タイで2本の映画に出演。もう1本の『TA BONG PLUM(タ ボン プラム)』(タイで11月公開予定)も撮影済み。イベントを終えて武井は「最高!」と、関係者に笑顔で感想を漏らしていたそうで、今後もタイをはじめとするアジアへ活躍の場を広げていく意気込みだ。なお、イベントの模様は、自身のYouTube企画「ネイティブキャンプpresents武井壮の世界進出」で速報公開している。
2024年07月03日工事現場や、子供がよく通る道路などでも見かけることが多い、注意喚起の看板。これらの看板は、通行者やドライバーに対して、安全意識を促す重要な役割をはたしています。しかし、中には、目を疑うような看板もあるようです…。池の近くで見かけた看板が…?ある日、まきのじ(@Makinoji)さんは、沖縄県の黒島を散策していました。すると、池の近くで注意喚起の看板を見つけ、書かれていた言葉に驚愕したといいます。まきのじさんがXに投稿した、実際の看板がこちらです。「サメ出没注意」なんと、サメの存在を知らせる看板だったのです。恐るおそる池に目を向けると…。本当にサメが泳いでいるー!看板に書かれていることは、決してジョークではありませんでした…。実はこのサメ、ウミガメやサンゴなどの研究をしている黒島研究所が、放し飼いにしている、レモンザメだったのです。まさか、池にサメがいるなんて誰も思わないでしょう。「ここは本当に日本か?」と驚いてしまいますね…!投稿には10万件以上の『いいね』とたくさんのコメントが寄せられました。・ジョークではなく、本当だった…。・いや、マジか!そんなことある?・海外かと思ったら、日本語の看板で笑った。ちなみに、この池は無料で見学できるそうです。日本にも日本らしからぬ場所があると、刺激的で面白いですね![文・構成/grape編集部]
2024年06月25日映画『本心』が、2024年11月8日(金)より公開。主演は池松壮亮、監督は石井裕也が務める。AIで母を蘇らせた男を描く平野啓一郎の小説『本心』実写映画化映画『本心』は、これまで『マチネの終わりに』や『ある男』が映画化された、平野啓一郎の同名小説を実写化した作品。テクノロジーが発達した2040年の日本を舞台に、“自由死”を選んだ母をAIで蘇らせた男の物語を描き出す。主演・池松壮亮×監督・石井裕也“9作目のタッグ”主演を務めるのは、『ぼくのお日さま』や『シン・仮面ライダー』など、ジャンルを問わずに幅広い活躍を見せる池松壮亮。監督および脚本は、『月』や『愛にイナズマ』などを手掛ける石井裕也が担当する。これまでに池松は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『アジアの天使』など映画やドラマを合わせた多数の石井作品に出演。映画『本心』は、9作目のタッグとなる。映画『本心』登場人物紹介石川朔也…池松壮亮遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」として働く青年。何も告げずに“自由死”を選んでいた母の本心を知るため、最新AIを搭載したヴァーチャル・フィギュア(VF)技術を利用して仮想空間に母を蘇らせる。石川秋子…田中裕子朔也に黙って“自由死”を選んだ母。死後、ヴァーチャル・フィギュアとして復活する。三好彩花…三吉彩花朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられない。岸谷…水上恒司朔也の過去を知る幼なじみ。世話焼きな性格で、何かと朔也を気にかけている。イフィー…仲野太賀世界的に有名なアバターデザイナー。ある出来事を機に、最初は朔也、その後三好にも興味を抱く。若松…田中泯リアル・アバターの仕事を始めた朔也の依頼人。最期の願いを朔也に託す。野崎将人…妻夫木聡ヴァーチャル・フィギュアの開発を行う技術者。朔也の依頼を受け、母のヴァーチャル・フィギュアを制作する。中尾…綾野剛野崎によって生み出されたヴァーチャル・フィギュア。朔也にヴァーチャル・フィギュアの「心」について語る。映画『本心』あらすじ工場で働く朔也は、仕事中、同居する母から電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間、昏睡状態に陥ってしまう。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「ヴァーチャル・フィギュア(VF)」という技術を知った朔也は、開発者の野崎に母の制作を依頼。「母は何を伝えたかったのか?どうして死を望んでいたのか?」、その答えを探るべく、母の親友だったという三好に接触。台風被害で避難所生活中の三好に手を差し伸べた朔也は、三好とヴァーチャル・フィギュアの母との奇妙な共同生活を送ることに。朔也が知ることになる、母の本心とは。三好だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった。【作品詳細】映画『本心』公開日:2024年11月8日(金)監督・脚本:石井裕也出演:池松壮亮、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子、原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)音楽:Inyoung Park 河野丈洋
2024年06月24日映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が、2024年9月27日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開される。映画『ベイビーわるきゅーれ 』シリーズ3作目が公開2021年に公開された映画『ベイビーわるきゅーれ』は、組織に委託された殺し屋として暗躍するふたりの女子高生、ちさととまひろを主人公にした物語だ。なんでも陽気にこなすちさとと、対人関係が苦手なまひろは、まるで正反対の性格。組織から命じられ、ルームシェアをしながら暮らしているが、毎日くだらない喧嘩ばかりをしていた。しかし、“殺し”の場面となるとふたりの相性は抜群。最強の殺し屋コンビとして活動を続けている。映画では、少女たちの思わず笑ってしまうような何気ない日々と、一転して描かれる激しい殺しのアクションシーンが大きな話題を呼んだ。2023年には続編となる『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』が公開。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は、シリーズ3作目となる作品だ。九州・宮崎を舞台に、ちさととまひろと同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋、冬村かえでとの闘いを描く。髙石あかり&伊澤彩織のタッグ再び主人公・ちさとを演じるのは、映画『わたしの幸せな結婚』のほか、2024年8月に公開されるアニメーション映画『きみの色』では声優にも挑戦するなど、活躍の場を広げる髙石あかり。もう1人の主人公・まひろは、スタントマンとして映画『キングダム』や『るろうに剣心 最終章 The Beginning』などに出演経験のある伊澤彩織が演じる。なお、監督と脚本は、シリーズ1作目から『ベイビーわるきゅーれ』を手掛けてきた阪元裕吾が担当する。池松壮亮や前田敦子ら新キャストもちさととまひろが立ち向かう“史上最強の殺し屋”冬村かえでを演じるのは、映画『シン・仮面ライダー』や『世界のきおく』など、様々な作品に出演する池松壮亮。鍛え抜いた身体を駆使したアクションシーンに注目だ。また、殺し屋協会に所属するちさととまひろの先輩殺し屋、入鹿みなみ役として前田敦子が出演。そのほか、映画『ベイビーわるきゅーれ』からお馴染みの水石亜飛夢や中井友望、飛永翼といった面々も出演する。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』登場人物紹介主人公・杉本ちさと…髙石あかり組織に委託された殺し屋。コミュニケーション能力が高い。主人公・深川まひろ…伊澤彩織組織に委託された殺し屋。人見知りな性格。冬村かえで…池松壮亮ちさととまひろのターゲットを狙う一匹狼の殺し屋。銃も格闘もナイフも超一流で、たったひとりで150人殺しの達成を目指すストイックな男。悲願達成のために邪魔する奴らに容赦しない。入鹿みなみ…前田敦子殺し屋協会に所属する先輩殺し屋。口が達者な姉御肌。ちさととまひろと反りの合わないお局キャラながら、共にチームを組んで冬村かえでに立ち向かうことに。田坂…水石亜飛夢死体処理業者。宮内…中井友望死体処理業者。田坂の後輩。須佐野…飛永翼殺し屋協会のマネージャー。七瀬…大谷主水みなみの相棒。松浦…かいばしら宮崎での任務のターゲットの松浦役広川…カルマフリーの殺し屋仲介人。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』あらすじ殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろが宮崎県に出張。到着早々ミッションをこなし、バカンス気分を満喫していたが、ちさとはとあることに気づく。今日は相棒まひろの誕生日、しかしこの後は次の殺しの予定が入っていてプレゼントを用意する暇もない! 内心の焦りを隠しつつ、ターゲットがいる宮崎県庁に向かう。チンピラを一人消すだけの簡単な仕事のはずが、指定された場所にいたのはターゲットに銃を向けている謎の男。男の正体は一匹狼の殺し屋、冬村かえでだった。150人殺しの達成を目指す“史上最強の敵”が、ちさととまひろを絶体絶命のピンチに追い詰める……。【作品詳細】映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公開日:2024年9月27日(金)監督・脚本:阪元裕吾出演:髙石あかり、伊澤彩織、水石亜飛夢、中井友望、飛永翼、大谷主水、かいばしら、カルマMr.バニー、前田敦子、池松壮亮
2024年06月21日池松壮亮主演映画『本心』の公開が決定。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子も出演する。「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母が、“自由死”を選んでいた。なぜ自ら死を望んでいたのか。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく――。本作は、平野啓一郎の同名傑作長編小説を、石井裕也監督が映画化。技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写する。石井監督作品へは、『ぼくたちの家族』『アジアの天使』など映画・ドラマを合わせ8作品に出演してきた池松さんが演じるのは、時代に置いてけぼりにされた青年・石川朔也。今作は、原作を読んだ池松さんが全幅の信頼を寄せる石井監督に「今やるべき作品」と持ち込んだ、「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作(撮影は2023年7月)。朔也の母・秋子は田中さんが扮し、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という2役に挑戦。秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好を三吉さん、朔也の幼なじみ・岸谷を水上さん、最新AIのVFの開発を行う技術者の野崎将人を妻夫木さん、ある出来事をきっかけに朔也に興味を抱くアバターデザイナーのイフィーを仲野さん、VFの中尾を綾野さん、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する仕事を始めた朔也の依頼人・若松を田中さんと、それぞれ朔也の心情を大きく揺さぶる重要な役どころを担う。コメント池松壮亮本心というあまりに素晴らしい原作を映画化させてくださった平野啓一郎さんに心から感謝しています。この難しい題材にありったけの力を注いでチームを導いてくれた石井裕也監督に心から感謝しています。最高峰のキャスト、最高峰のスタッフが結集し、私たちのこれまでについて、すぐそこまでやってきているこれからについて、2023年猛暑の夏、夢中に懸命に取り組みました。本心を巡る旅路は、人間の本質を見つめ、人間の哀しみを見つめ、欲望と、愛と、存在そのものを追求するような果てしないものでした。自分にとって、生涯忘れられない作品となりました。沢山の観客の皆さまとこの映画を共有できることを心から願っています。三吉彩花三好彩花役を演じました、三吉彩花です。まずこのお話を頂いた時から運命とはこういう事か、と…そして逆に誰が三好をやるのだろうか、と…何だか不思議な気持ちになりました。そして、今の私に必要な役でした。撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。それは、三好と一緒に戸惑いました。常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです。本当に素晴らしい方々に恵まれました。この作品を観て救われる方がいらっしゃったら私はとても幸せです。水上恒司本や文字というものは、良質なものほど読み手に委ねると私は考えます。それは大変なことだと考えます。今作、『本心』の脚本に私はその委ねる力を感じました。正直なところ、未だに正解がわかりません。でも石井組に参加してそれで良いのだと学ばせて頂きました。何とも消化の悪く心地の良いクランクアップを迎え、とても嬉しかったです。仲野太賀石井組「本心」に参加できた事をとても嬉しく思います。AIが発達して変わりゆく社会と、変わることのない人間の愛の形を描いた今作がどのようにして映画になっていくのか。脚本を初めて読んだ時、常に挑戦を続ける石井監督の更なる挑戦に、身震いしました。僕が演じたイフィーという役は自由度が高く、軽やかでありながら寂しく、とても欲深い人間味をもっています。複雑なキャラクター像を演じるのは、僕自身大きな挑戦になりました。石井監督の演出を信じて導かれるように撮り切れたと思っています。田中泯「本心」のひとこまに居る事事は1日で済んだ、これを書いている私は現在、田中泯だ、が、私が演じた「あの人」は今も私の内に居る。映画の中にも短い時間だが「あの人」はずっと居続ける。人の存在は等しく架空だ。事実はなんであれ全て地球の過去となる。本心の台本が届いてから時間は重厚なモノローグに匹敵する貴重な稽古だった。更にも増して、撮影本番の私の右斜めかたわらで、喰いるように私のカラダを見続ける石井監督の存在は、「あの人」と共にあった。感謝!綾野剛池松さんの真心、妻夫木さんの愛情、石井裕也監督の真摯さに触れられて幸せでした。私の役柄は、VF(ヴァーチャル・フィギュア)です。私を生んでくれた家族。もう会えない人に会いたいという果てしない想い。それぞれがそれぞれの心と向き合うこと。そして、私という"再生"と生きていくことの誠実さを体感しました。本作が観てくださる方々にとって、ご自身の本心との対話のきっかけになりましたら幸いです。妻夫木聡石井組には何度も参加させていただいていますが、石井組の一体感は改めて素晴らしいものでした。AIの世界は未だ私たちにとって未知の領域です。僕たち人間には感情があるからこそ存在している意義があると思いますが、人間とAI、リアルと仮想空間、うまく共存できる世の中というのがあっても、僕は面白いんじゃないかとこの映画で思わされました。そして、そう思わせてくれる未来は意外とすぐそばなのかもしれない、未来予想図のようなこの映画を是非映画館で楽しんで欲しいです。田中裕子『本心』の脚本を読んだ後、石井監督に聞きました。「ここに書かれている世界はだいぶ先の話しですよね」と。「いいえ、近い未来10年とか、あとちょっとぐらいかな」監督はそうおっしゃいました。世の中の新しいシステムについて行けず、困ったなぁ感満載の私の日々です。でもね。この作品の主人公の男の子はいっぱい泣くんです。池松くんの涙を見てると、「こんなに男の子が泣いてくれるんだったらまぁいいか…」と近い未来の恐怖にちょっとだけ安心する私がいます。観ていただけたらわかると思うんだけどな。石井裕也監督平野啓一郎さんの傑作小説を映画化できて本当に光栄に思います。これからさらに普及していくAIやテクノロジーに対して少しでも不安に思っている方々に捧げる映画です。これから確実に到来する複雑な世界の中で、登場人物たちは地に足をつけられず、ひたすらに迷子になっていきます。それは明日の僕たちの姿です。あるいは、もしかしたら僕たちはもうとっくに迷子になっているのかもしれません。素晴らしいキャストとスタッフと共に人が生きる喜びをシンプルに祝福するためにこの映画を作りました。不思議で面白い極上の迷子を是非劇場でご堪能ください。平野啓一郎『マチネの終わりに』、『ある男』に続き、『本心』が映画化されることとなり、私は期待に胸を膨らせました。しかも、驚くほど豪華なキャスト! とは言え、本作の映像化の困難は容易に想像がつきました。2040年代の日本と、その世界を生きる人々は、果たしてどのように描かれるのか? 登場人物たちの人生を通じての思想的な問いかけは? 脚本の段階で相談を受けましたが、私は、原作のプロットを窮屈になぞろうとするのではない、石井裕也監督による映画的な再構築を受け容れました。試写会では固唾を飲んで見守りました。小説の映画化に於いて、原作と映画は、一種、共同的なライバル関係にあるのだということを、私は強く感じました。一つの新しい世界が誕生しました。そして私は、それを実現した監督、俳優を初めとする映画制作者たちに敬服しました。『本心』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:本心 2024年11月8日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024 映画『本心』製作委員会
2024年06月21日映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の新たなキャストが発表された。阪元裕吾が監督を務める本作は、殺しの腕はピカイチだが社会にはなかなか馴染めないふたりの殺し屋女子によるアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの第3弾。殺しの任務で宮崎県に降り立ったちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、ミッション中に同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋と鉢合わせする。相手は銃も格闘もナイフも超一流で、たったひとりで150人殺しの達成を目指す超ストイックな男・冬村かえで。悲願達成のために邪魔するヤツらに容赦はしないと、圧倒的な強さでちさととまひろの前に立ちはだかる。このたび新キャストとして、“史上最強の敵”として登場するかえで役で池松壮亮、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋・入鹿みなみ役で前田敦子の出演が決定。さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で出演する。併せて、ちさと、まひろ、かえでのキャラクタービジュアルと、新たな場面写真9枚が公開となった。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』キャラクタービジュアル(まひろ)映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』キャラクタービジュアル(かえで)■池松壮亮 コメントベイビーわるきゅーれシリーズ集大成となるこの作品に参加させていただけたことをとても光栄に思っています。阪元さんの類稀なセンスと才能、ちさまひコンビの圧倒的な調和と強さと魅力、シリーズを支えてきた現場スタッフの心のこもった圧巻の手仕事、何故この作品がこれだけ愛されてきたのか、中に入ることでより理解することができたように思います。また、冬村かえでという複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクターを夢中となって探求させてもらえた日々は、俳優としてとても幸せな時間でした。さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました。是非楽しんでいただけたらと思います。■前田敦子 コメント阪元監督にお会いした日から、撮影が終わった今でもずっと阪元さんの頭の中が気になって仕方がありません。凄く面白い監督さんに出会えて『ベイビーわるきゅーれ』という最高な作品のチームに飛び込む喜びと緊張は、凄く良い刺激になりました。入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』でも、ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい。<作品情報>映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』9月27日(金) 公開公式サイト:「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年06月18日人気シリーズ第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』より新キャストが発表され、池松壮亮、前田敦子らが出演することが分かった。またキャラクタービジュアル3種が解禁された。高石あかりと伊澤彩織が殺し屋コンビを演じる人気シリーズ最新作となる本作では、九州、宮崎を舞台に、一匹狼の殺し屋と鉢合わせたちさととまひろのバトルが描かれる。ちさと(高石あかり)銃も格闘もナイフも超一流、たったひとりで150人殺しの達成を目指す、“史上最強の敵”冬村かえでを演じるのは、日本映画界を牽引する実力派俳優、池松壮亮。持ち前の孤高の魅力はそのままに、鍛え抜いた身体とアクションでちさととまひろを翻弄する。ナイーブさと凶暴さが入り乱れる怪演で観客の度肝を抜く。かえで(池松壮亮)池松さんはかえでについて「複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクター」と説明し、「さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました」とコメントを寄せた。そして、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋、入鹿みなみ役で前田敦子がシリーズ初参加。口が達者な姉御肌で、ちさと&まひろと反りの合わないキャラながら、ともにチームを組んでかえでへ立ち向かうことに。入鹿みなみ(前田敦子)前田さんは「入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした」と撮影をふり返り、「ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい」と公開を待つファンにメッセージを送った。さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、超人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で、シリーズ新キャストとして出演している。また、死体処理業者の田坂役の水石亜飛夢、田坂の後輩、宮内役の中井友望、殺し屋協会のマネージャー須佐野役の飛永翼(ラバーガール)もシリーズ前作からの続投で脇を固めている。まひろ(伊澤彩織)またキャスト陣の場面写真と併せて、キャラクタービジュアル3種も解禁。ちさととまひろ、そしてかえでの死闘を思わせるビジュアルに本編への期待がますます高まる。■池松壮亮(冬村かえで役)コメントベイビーわるきゅーれシリーズ集大成となるこの作品に参加させていただけたことをとても光栄に思っています。阪元さんの類稀なセンスと才能、ちさまひコンビの圧倒的な調和と強さと魅力、シリーズを支えてきた現場スタッフの心のこもった圧巻の手仕事、何故この作品がこれだけ愛されてきたのか、中に入ることでより理解することができたように思います。また、冬村かえでという複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクターを夢中となって探求させてもらえた日々は、俳優としてとても幸せな時間でした。さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました。是非楽しんでいただけたらと思います。■前田敦子(入鹿みなみ役)コメント阪元監督にお会いした日から、撮影が終わった今でもずっと阪元さんの頭の中が気になって仕方がありません。凄く面白い監督さんに出会えて『ベイビーわるきゅーれ』という最高な作品のチームに飛び込む喜びと緊張は、凄く良い刺激になりました。入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』でも、ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は9月27日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※高石あかりの「高」、ただしくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 2024年9月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年06月18日タレントの堀ちえみが7日に自身のアメブロを更新。池のど真ん中で撮影された夫・尼子勝紀さんの姿を公開した。この日、堀は上野公園(東京都台東区)内にある不忍池で撮影があったことを報告し「今回は主人も一緒に撮影です」と説明。尼子さんとカメラマンの関係について「学校の同級生」と述べ、40年振りの再会だったことを明かした。続けて「我が家の方は曇っていましたが、不忍池に来たら陽射し夏です」とコメント。「池のど真ん中で」と不忍池で撮影された尼子さんの姿を公開し「風は爽やか。いい風が吹いています。楽しい撮影です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「旦那様、素敵な笑顔です」「男前ですね」「白いジャケット、お似合いですね」などのコメントが寄せられている。
2024年06月09日目黒蓮主演の7月期月9ドラマ「海のはじまり」に池松壮亮が出演することが分かった。また初回放送日が7月1日(月)に決定した。本作は、“親子の愛”を1つの大きなテーマとして、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのかを描く、完全オリジナル作品。7年前に別れた大学時代に付き合っていた南雲水季が亡くなったと知らされた目黒蓮演じる月岡夏。そこで、自分の知らないところで生み育てられていた、自身との間の子・海(泉谷星奈)と出会い、会えなかった7年の月日に思いを馳せる…というストーリーだ。本作で池松さんが演じるのは、水季が夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚・津野晴明。津野は、水季が海といられないときに海を預かってあげたり、保育園のお迎えに行ったり、シフトの調整をしたりと仕事面だけでなく、様々な場面で育児や生活についても水季と海を支えてきた。水季の葬儀で、海がひとりぼっちにならないようにそばにいるときに偶然、夏と出会う。名前だけ聞いていた海の父親と初めて対面した津野は、夏が水季の事情を何も知らないことを知り「この7年のこと、ほんとに、何も知らないんですね」と言い放つ…。本作で演じる津野という繊細な役どころに池松さんは「演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、ワンクールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています」とコメント。フジテレビ系連続ドラマ初出演となる池松さんの表現力にも注目したい。池松壮亮 コメント◆今作の出演オファーを受けての印象を教えて下さい。これまでほとんどドラマを通ってこなかった自分に、このような作品のオファーが届いたことに初めは驚きました。『silent』以降、素晴らしい物作りをされるチームがあるといううわさを耳にしていました。場違いにはならないか、自分が参加することでこの既に素敵(すてき)なドラマを少しでもより良いものにできるのか、考える時間を沢山いただきましたが、プロデューサーの村瀬さんと出会い、生方さんの生み出す脚本に出会っていくうちに、深く、確かにこの物語に魅了されていくのを感じました。◆台本を読んでの印象について。親子とは何なのか、過去と今と未来と共に生きながら、人が人を想(おも)うとはどういうことなのか。この壮大なテーマに、丁寧に心を込めて向き合い、ダイナミックに挑むこの脚本に大きな感銘を受けました。さまざまな愛の形があり、私たちがつながりの中で生きていることを思い出させてくれるような確かな物語でした。愛に答えはでませんが、愛とは何かを問い直すということに、この作品の大きな意味を感じています。◆今回演じる津野役の印象、また演じる上での意気込みを教えて下さい。演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、1クールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています。◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。たくさんの方に愛される作品になるように、この夏のみなさまの楽しみ、思い出深いドラマになるように頑張ります。「海のはじまり」は7月1日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月03日カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で公式上映された奥山大史監督作『ぼくのお日さま』。5月20日に行われたフォトコールに池松壮亮、越山敬達、中西希亜良らが参加した。田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれる本作は、フランス現地時間の5月19日に開催された公式上映では、約8分間にものぼる熱狂的なスタンディングオベーションで称えられた。(C) KAZUKO WAKAYAMAカンヌの清々しい青空をバックに、温かみがありながら明るさも感じる「エルメス(HERMES)」のグレイッシュな半袖シャツとカジュアルシックなカーキパンツに身を包んだ奥山監督。同じく「エルメス」の濃いグレイの長袖ポロシャツにブラックのタック入りパンツ、そして腕にはエレガントなレザーベルトの「カルティエ(Cartier)」の時計を着用した池松さん、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の真っ白なシャツ風のつなぎというユニークでフレッシュな装いの越山さん、柔かな素材にドットがプリントされた可憐なドレスを身に着けた中西さんらが笑顔でフォトコールに登場。(C) KAZUKO WAKAYAMAポーズを求める大勢のメディアからの掛け声に順番に答えながら、終始溢れんばかりの笑顔で答えながら、時には4人全員で肩を組む姿を見せるなど、最後までリラックスした雰囲気で撮影に応じた。(C) KAZUKO WAKAYAMA本作は、「ある視点」部門の〈最優秀作品賞〉、〈審査員賞〉、〈監督賞〉などの賞の対象となり、これまで同部門では、黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で〈審査員賞〉を、2015年に『岸辺の旅』で〈監督賞〉を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で〈審査員賞〉を受賞しているが、同部門で〈最優秀作品賞〉を受賞すると日本史上初の快挙となる。第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日~5月25日まで開催され、「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月21日現在開催中、第カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション部門の中で日本作品として唯一選出された『ぼくのお日さま』のワールドプレミアとなる公式上映が、フランス現地時間5月19日、ドビュッシー劇場で行われ、監督の奥山大史、キャストの池松壮亮、越山敬達、中西希亜良、主題歌の「ハンバート ハンバート」佐藤良成が登壇した。本作は、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。奥山監督が撮影、脚本、編集も手掛けている。グザヴィエ・ドラン&是枝裕和監督らが見守り「ある視点」部門で公式上映この日、公式上映がはじまると映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュネが登壇し、上映に「駆けつけました」とコンペティション部門の審査員を務める是枝裕和監督を紹介。その後に「ある視点」部門の審査員長グザヴィエ・ドラン監督を紹介すると、劇場は一気に興奮につつまれた。公式上映の場では『CLOSE/クロース』のルーカス・ドン監督、西川美和監督、山下敦弘監督が見守る中、『ぼくのお日さま』チームが紹介され、「ハンバート ハンバート」の佐藤さん、荒川役の池松さん、タクヤ役の越山さん、さくら役の中西さんが紹介され拍手で迎えられたあと、クリスチャンの大きな呼び声で奥山大史監督が登壇。奥山監督は、満席となった1,200席の観客に「この作品はドビュッシーの『月の光』が繰り返し流れる映画なので、こうしてドビュッシー劇場でワールドプレミア上映されることを本当に光栄に思っています」と挨拶。本作は、クロード・ドビュッシーの代表曲「月の光」にのせてフィギュアスケートをする少女さくらに、主人公のタクヤが心を奪われるところから物語が動き出す。そのドビュッシーの名前が冠された劇場で、ワールドプレミア上映されたことについて感慨深げの様子。そして、企画段階から奥山監督を支え、コーチ荒川役として出演する池松さんは「カンヌ映画祭に感謝します。楽しんでいってください」と挨拶。4月に15歳になり、撮影当時から12cm以上も身長が伸び167cmにもなったタクヤ役の越山さんは人生初の海外旅行がカンヌ国際映画祭となり、「1,200人の皆様、集まっていただきありがとうございます!最後まで楽しんでいってくださいっ」と軽快なマイクパフォーマンスでカンヌの観客を沸かせた。6月に13歳になる現在12歳で、語学に堪能な中西さんは流暢なフランス語で「みなさん、こんにちは。来てくれてありがとうございます。楽しんでください」と挨拶すると温かい雰囲気に包まれた。会場のチケットは即完売となっており、満席の会場の中、上映がスタート。上映中は、タクヤが奮闘する姿にやさしい笑いが漏れ、クライマックスに近づくと緊張感のある雰囲気が会場に広がった。そして本編が終わり、主題歌「ぼくのお日さま」のエンドロールが流れ終わると、拍手喝采と「ブラボー」という声援と共にスタンディングオベーションが約8分間続き、最初に越山さんが涙をみせると、中西さんも涙。会場全体から監督、キャストたちにエールが送られる中、ルーカス・ドン監督と奥山大史監督が握手を交わすシーンもみられ、会場を出たあとも興奮冷めやられぬ観客に囲まれ、サインを求められるなどしていた。池松壮亮「奥山監督はリアリティの中にファンタジーをのせることが上手」ワールドプレミアでの興奮がつづくなか、『ぼくのお日さま』一行はレッドカーペットへ。この日、奥山監督、池松さん、越山さんの3人はお揃いのタキシード。タキシードのブランドは、フランソワ・トリュフォー監督やアンディ・ウォーホルが愛用した老舗のブランド「ベルルッティ(Berluti)」のもの。そして中西さんは「セリーヌ(CELINE)」の今シーズンの秋冬ドレスとなるミニドレスを着用し、ひときわフレッシュで眩い魅力でメディアを魅了、カンヌ初参加となった4人はお互い笑顔を見せあいながら和やかな雰囲気でレッドカーペットを歩いた。その後、奥山監督、池松さん、越山さん、中西さんらはメディアからの囲み取材に参加。公式上映後の観客からの反応について奥山監督は「温かい反応を頂けて、まずは安心しています。嬉しかったというよりも、一安心という気持ちが大きいですね」と述べ、レッドカーペットについては「公式上映とはまた違う、ずっと見ていたカンヌの文化に触れさせて頂いたので、フラットに楽しめた」と笑顔、キャストの3人らも揃って「夢のような舞台だった、また来たい」と声を揃えた。公式上映後、エンドロールから涙が止まらなかった越山さん。その理由について「撮影中『こういうこと言われたな』とか、『こういうふうに撮影したな』とかエンドロールに流れる本作の主題歌を聴きながら思い出し」感無量になったことを、はにかみながら告白。そして「物語がわからないまま撮影がスタートしたが、初めての主演映画だったので、どれだけ自分の自然の形で撮影を楽しめるか、ということに重点をおいてやっていました」と、撮影当時をふり返った。また、いまの時代をどう切り取るかや、問題解決の提示する作品が多くなる傾向にある映画祭という場所、そして「今の時代に向き合うということをどう考えているのか?」という取材終盤の問いに対して、奥山監督は「あくまで自分は、それだけを重視するわけではなく、自分が描きたいものを描き、その上で、例えば「と言ってくれたらそれは嬉しい」と回答。池松さんは「リアリティの中にもファンタジーの中にも、現実を語る力っていうのは実はちゃんとどちらもあって」と話し、「どちらに向けるのか、どう直接的に語るのか、それともファンタジーに包んで語るのかの違いだと思う」「この映画も非常に残酷な部分も写っているし、奥山監督はリアリティの中にファンタジーをのせることがとても上手で、そのことを諦めていない」とコメント。だから「本作は、より観客を選ばないし、この映画を見てもらえるのではないかなと期待してます」と想いを込めた。今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝監督がコンペティション部門の審査員として参加しており、「ある視点」部門は俳優で監督のグザヴィエ・ドランが審査員長を務めることでも注目されている。本作は「ある視点」部門の最優秀作品賞、審査員賞、監督賞などの賞の対象となり、これまで同部門では黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で審査員賞を、2015年に『岸辺の旅』で監督賞を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で審査員賞を受賞しているが、もし同部門で最優秀作品賞を受賞すると日本史上初の快挙となる。第77回カンヌ国際映画祭は5月25日(土)まで開催中。「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月20日海の宝石・活け烏賊と味わい豊かな創作料理海の京都と呼ばれる京都府京丹後市の夕日ヶ浦温泉を中心にホテル・旅館を運営する佳松苑グループ(佳松苑、佳松苑 別邸ふうか、雨情草庵、一望館、一望館 はなれ櫂、みなと悠悠、温もりの宿 ひだまり、HOTEL&湖邸 艸花)。大人のための静寂の宿「佳松苑別邸ふうか」にて、「活け烏賊(イカ)」を味わう、期間限定プランの予約受付を開始しました。漁火と共に訪れる旬の美味、海の宝石とも呼ばれる「活け烏賊」2023年冬リニューアル。お食事処「風水」造里夕日ヶ浦海岸夏霧一例前菜一例日没とともに水平線へと浮かぶ漁火、その漁火に誘われ現れる、海の宝石とも呼ばれる「活け烏賊」。活きたまま捌く「活け烏賊」はコリコリの食感と噛むほどに甘みが増し、美食家にも親しまれる逸品です。イカはたいへん繊細な生き物、水温の変化、ストレスに弱く、ストレスがかかると墨を吐き出し、水槽や輸送中の活魚車のイカが全滅することも珍しくありません。漁、運送、保管、そして調理へとルートを築き、丹後の新定番として、地域をあげて取り組んでおります。旬の美味を食事処でじっくりと味わい、最上階ラウンジテラスで水平線へ浮かぶ幻想的な漁火を眺め、今しか出合えない初夏の丹後をお愉しみください。活け烏賊の姿造り一例■夕食 お品書き活け烏賊付き創作会席<初夏一例>・テイスティング本日の一番出汁・先付夏の涼・前菜鮎有馬煮太刀魚若草焼き他・御碗長芋摺り流し・造里夕日ヶ浦海岸夏霧●旬の逸品活け烏賊の姿造り2〜3名で1杯・台物但馬牛と鰻の出合い・蒸物岩牡蠣と夏野菜の蒸籠蒸し・鍋物ふうか名物「雲丹鍋」鮑赤海老・食事リゾット風雑炊 又は 梅茶漬け・香物三種・デザート玉蜀黍プリンシャーベット夏の果物※天候等の条件より活け烏賊が入手困難な場合は、料理長厳選の他食材をご用意させていただきます※お品書きは初夏一例です、次期・仕入れ状況により内容は異なる場合がございます■期間、参考価格・期間2024年6月1日~6月30日・参考価格一泊二食付き1名様料金 ( 2名様1室利用時 )31,350円 ~(税サ込)・料金は日により変動いたします。【佳松苑別邸ふうか】丹後の絶景と海幸を堪能する”和のリゾート”ワンフロアに3室のみ、全18室の客室はすべて温泉展望風呂付き。何かしないのがもったいないのではなく、何かするのがもったいない静かな時間がある、静寂を求める大人のための宿です。【ラウンジテラス 碧 -AO-】軽いドリンクとスイーツはご自由に。語らいのひとときを。【コンセプトフロア】温泉展望風呂、リビング、夕日カウンターのある特別室。夕日ヶ浦の絶景を望むラウンジテラス2023年春にオープンした、ゲスト専用の「ラウンジテラス 碧 -AO-」からは、青い空と海、そして水平線に沈む夕日(冬は山側へと沈みます)、薄暮から漆黒へと移り変わるドラマチックな情景が望めます。また、白砂青松のロングビーチ「夕日ヶ浦海岸」までは徒歩約5分。夏のひととき、潮風を感じながら大人の休日をお過ごしください。漁火夕日ヶ浦海岸の文字モニュメント施設概要施設名 :佳松苑別邸ふうか所在地 :〒629-3241 京都府京丹後市網野町木津247 佳松苑横直通TEL :0772-74-9009URL : Instagram:@kasyouen-fuka公式サイト : 公式Instagram : 地図 : 本件に関するお問い合わせ先株式会社アウルコーポレーション営業本部企画課:安井本社TEL:0772-74-9018mail: yasui.kasyouengroup@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月15日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、開館30周年を記念して、2024年5月18日(土)から7月15日(月・祝)まで松伯美術館開館30周年記念特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。上村松園は格調高い美人画で1948年に女性として初めて文化勲章を受章しました。松園の息子・松篁は花鳥画の世界で新たな日本画表現を切り開き、1984年に同章を受章。そして、花鳥画を通して東洋独自の絵画空間を追求してきた松篁の長男・淳之が2022年に同章を受章しました。日本画の分野で三代にわたり文化勲章を受章した事例はこれまでにない空前の快挙です。松園、松篁、淳之はそれぞれ描く対象や画風は異なりますが、日本画ならではの美を追い求める情熱や根底にある美意識は受け継がれてきています。本展では、3人の画業を振り返り、他館所蔵作品も含め、それぞれの名品約60点を一堂に展観します。特に上村松園の作品(本画)については、「月蝕の宵」(大分県立美術館蔵)など当館で初めて展示する作品も含め、すべて他館所蔵作品です。本展開催期間中にご来館いただいた皆さまに、開館30周年記念クリアファイルをプレゼントします。詳細は別紙のとおりです。上村松園「月蝕の宵」大正5年(1916)大分県立美術館蔵艶やかな着物を来た女たちが月蝕を鏡に映して楽しんでいる。著作にも繰り返し取り上げられており、松園自身にとっても思い出深い作品と思われる。別紙1. 名 称 松伯美術館開館30周年記念特別展 文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展2. 開催期間 2024年5月18日(土)~2024年7月15日(月・祝)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(ただし、7月15日は開館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕1,400円、小・中学生700円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約60点9. 主な展示作品 ※作品名に下線のあるものは当館初展示●上村松園【通期展示】「月蝕の宵」大分県立美術館蔵、「静」東京国立近代美術館蔵、「初雪」大川美術館蔵 ほか【5/18~6/16展示】「青眉」吉野石膏コレクション、「春さめ」大分県立美術館蔵 ほか【6/4~6/16展示】 「夕暮」京都府立鴨沂高等学校蔵(京都府文化博物館管理)【6/18~7/15展示】「砧」山種美術館蔵、「美人詠哥」吉野石膏コレクション ほか●上村松篁【通期展示】「蓮」・「熱帯花鳥」・「真鶴」・「松虫草」松伯美術館蔵 ほか【5/18~6/16展示】「杜若」神奈川県立近代美術館蔵、「閑庭迎秋」松伯美術館蔵【6/18~7/15展示】「池」京都市美術館蔵●上村淳之【通期展示】「秋映」・「双鶴」松伯美術館蔵、「十二支」京都花鳥館蔵、「月の水辺」個人蔵 ほか【5/18~6/16展示】「憩」松伯美術館蔵【6/18~7/15展示】「雁金」 京都市美術館蔵10. その他 本展覧会開催期間中、ご入館の皆さまに開館30周年記念クリアファイルをプレゼントします。※お一人様一部、無くなり次第、終了。以 上《参考画像》上村松園「静」昭和19年(1944)東京国立近代美術館蔵上村松園「青眉」昭和9年(1934)吉野石膏コレクション上村松園「砧」昭和13年(1938)山種美術館蔵上村松篁「杜若」昭和53年(1978)神奈川県立近代美術館蔵上村淳之「十二支 辰」平成18年(2006)京都花鳥館蔵《参考》〇松伯美術館について松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近畿日本鉄道株式会社(現 近鉄グループホールディングス株式会社)からの基金出捐により1994年3月に開館した。当美術館では、上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、下絵、写生等、美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としている。また、広く日本画の普及、作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催している。○当館の名称の由来「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に、「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、「伯泉亭」に由来するものである。また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの意味が込められている。松伯美術館 (外観)※大渕池の対岸から臨む。【開館時間】 10時~17時(入館は16時まで)【休館日】 月曜日、年末年始、展示替期間【電話番号】 0742-41-6666【所在地】 〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号【館長】 上村 淳之【所蔵作品数】上村松園・松篁・淳之の作品 約600点 ほか●上村松園明治8年(1875)~昭和24年(1949)京都に生まれる。鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事。1948年、女性として初めての文化勲章を受章。京都の風俗、歴史、謡曲の物語等に取材した気品ある格調高い女性像を描く。●上村松篁明治35年(1902)~平成13年(2001)京都に生まれる。母は上村松園。京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂に師事。1948年、日本画団体「創造美術」の結成に参加。1984年、文化勲章受章。近代的造形、色彩感覚を取り入れた花鳥画で知られる。●上村淳之昭和8年(1933)〜京都に生まれる。父は上村松篁。京都市立美術大学に学び、在学中より新制作協会展に入選。以後、同展及び創画展を中心に作品を発表する。東洋独自の空間表現を模索しながら花鳥画の新しい展開を求め研鑽を重ねている。2022年文化勲章を受章。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月26日池松壮亮、浜辺美波、柄本佑らが出演する映画『シン・仮面ライダー』のBlu-ray&DVDが、11月20日(水)にリリースが決定した。昨年3月に公開された本作は、「仮面ライダー」生誕50周年に庵野秀明が脚本・監督を手掛けた完全新作オリジナル映画。池松さんが本郷猛/仮面ライダー、浜辺さんが緑川ルリ子、柄本さんが一文字隼人/仮面ライダー第2号を演じているほか、塚本晋也、手塚とおる、松尾スズキ、森山未來、西野七瀬、竹野内豊、斎藤工、大森南朋、長澤まさみ、松坂桃李、安田顕ら豪華俳優陣が出演している。そんな本作が、Blu-ray&DVDになって登場。完全受注限定版(Amazon ver./キングレコードver.)、完全受注限定版、初回限定版、通常版を用意。本日より全国の販売店・ECサイトにて予約がスタートした。なお、ムービーモンスターシリーズやレプリカマフラーが付属される完全受注限定版は、6月16日(日)23:59まで予約受付となっている。SNSでは「待ってました!!」、「来た来た来た!即予約!」、「やっと自宅でヘビロテ出来る…!」などとファンから喜びの声が見られた。▼『シン・仮面ライダー』Blu-ray&DVD商品概要・完全受注限定版(Amazon ver./キングレコードver.)品番:NZX-1012~5(Amazon ver.)NKZX-9~12(キングレコード ver.)価格:¥51,700(税抜価格¥47,000)収録:4枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)+UHD1枚(本編)・完全受注限定版品番:KIZX-90658~61価格:¥29,700(税抜価格¥27,000)収録:4枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)+UHD1枚(本編)・初回限定版品番:KIXF-91804~6価格:¥13,200(税抜価格¥12,000)収録:3枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)・通常版Blu-ray品番:KIXF-1807価格:¥5,500(税抜価格¥5,000)収録:Blu-ray1枚DVD品番:KIBF-2480価格:¥5,500(税抜価格¥5,000)収録:DVD1枚(シネマカフェ編集部)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2024年04月22日池松壮亮、若葉竜也が出演する映画『ぼくのお日さま』が、2024年度の第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品されることが決定した。グザヴィエ・ドランが審査員長を務めることでも注目される「ある視点」部門。過去の日本作品では、北野武監督『ソナチネ』や、黒沢清監督『トウキョウソナタ』、是枝裕和監督『空気人形』が選出されてきており、近年では特に、新しい映画監督を国際的な舞台へと輩出する部門として注目されており、今年は2000本以上の作品の中から選ばれた。日本人監督の作品が出品されるのは、2022年の早川千絵監督『PLAN 75』以来、2年ぶり。本作の監督・奥山大史は、カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部門に日本人監督として史上最年少で選出されることとなった。今回、会見の中で「Hiroshi Okuyama」と名前が呼ばれると、映画祭の総代表も務めるティエリー・フレモーから「是枝(裕和監督)の再来だ。10分もみればこれがまさに映画であることが分かる。ぜひとも大きなスクリーンで見てほしい」と選出理由も述べられた。『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」のMVを手掛け、国内でも注目される奥山監督。商業映画デビュー作が選出されたことを受けて、「光栄の至りです」と喜び、「物語のインスピレーションを与えてくださったハンバート ハンバートさん、ずっと力強く背中を押し続けてくださった池松さん、そして、共にこの映画を作り上げてくださった皆さん。ここまで連れてきていただき、心から感謝しています」とコメント。企画段階から奥山監督を支え、コーチ荒川として出演している池松さんは「映画そのものを祝福してくれるような世界最高峰の地で、自分にとって本当に大切な作品を、様々な国の映画人、映画ファンにみていただけること、大変光栄に思っています」と心境を述べる。また、主題歌を担当した「ハンバート ハンバート」は「嬉しすぎて恐ろしいです」(佐藤良成)、「こんな幸せなことはありません」(佐野遊穂)と語っている。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。「第77回カンヌ国際映画祭」は5月14日(火)~25日(土)開催(※フランス現地日程)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月11日池松壮亮と若葉竜也の出演が発表されていた奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』の公開が9月に決定。池松さんが「この世界の光の粒のような二人の才能に出会えました」と称賛する主人公の吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら役のキャストが30秒予告とともに解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台にタクヤとさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松さん)の3人の視点で紡がれる物語。本作の主人公で、すこしばかり吃音をもつホッケーが苦手な少年のタクヤ役に大抜擢されたのは、本作が映画主演デビューとなる越山敬達。ドラマ「天狗の台所」にメインキャストとして初出演し、映画『スイート・マイホーム』『かぞく』に出演、アーティスト・演劇集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」の研究生「EBiDAN NEXT」としても活躍する、フレッシュな才能溢れる14歳。越山敬達スケートは4歳から経験があったが、劇中で披露するアイスホッケーとアイスダンスは初めて挑戦したという越山さん。ホッケーはスケートと靴が違い、アイスダンスも音楽に合わせ多種の滑走を伴うが、持ち前の運動神経で、どちらも習得に必要とされる目安の時間の半分以下の日数で習得したという。そして、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら役には、本作が演技デビューとなり、フランス語、英語も堪能のマルチリンガルでもある12歳の中西希亜良。中西希亜良4歳から現在までフィギュアスケートを習い、シングルのほかに、アイスダンスでは全日本フィギュアスケートノービス選手権大会にも出場経験があるフィギュア上級者。本作出演のきっかけは、キャスト募集を知ったスケートのコーチからの勧めで応募し、100名以上が参加したオーディションを経てヒロインに大抜擢された。また、さくらの母親役として山田真歩、タクヤの友人役として潤浩(ゆんほ)が出演する。今回解禁となった30秒予告は、田舎町のスケートリンクでコーチの荒川が、タクヤとさくらに、ペアでアイスダンスを練習しようと提案するところからはじまる。吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女。3人の雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を映し出し、「ハンバートハンバート」による主題歌「ぼくのお日さま」があたたかく包み込む映像に仕上がっている。キャスト&監督よりコメント吃音をもつホッケーが苦手なタクヤ役/越山敬達(こしやま・けいたつ)タクヤ役を演じさせていただきました、越山敬達です。『ぼくのお日さま』は、僕にとって初の主演映画だったので、クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました。ですが、すごく明るい現場で、キャストの皆さんやスタッフさんも優しい方ばかりだったので、一瞬で馴染めたし、撮影期間もあっという間に過ぎていきました。スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています。僕にとって『ぼくのお日さま』という作品が忘れられないように、皆さんにとってもきっと忘れられない作品になると思います!是非劇場に足を運んでみてください!!荒川に憧れるスケート少女さくら役/中西希亜良(なかにし・きあら)こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです。演技もはじめてで緊張しましたが、奥山監督や池松さん、越山くん、そしてスタッフのみなさんがいつも助けてくれました。でもその分、スケートでは誰よりも頑張ろうと撮影に臨みました。とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。監督・撮影・脚本・編集/奥山大史主役となる二人を探すため、繰り返しオーディションを行い、スケートリンクにも度々足を運びました。その末に越山くんと中西さんに出会えたことは、本作にとって、この上なく幸せな出来事でした。スイッチを入れるべきシーンでは、グッと集中して役に入り込み、自然体でいて欲しいシーンでは、嘘のない無邪気さを見せてくれた越山くん。吹替やCGでは決して表現できない優雅な滑りを魅せ、初挑戦となるお芝居にもまるでスポーツのように粘り強く取り組んでくれた中西さん。この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月10日ブラジルの公園で夫婦が目撃したシーンに反響が上がっています。池のそばでピクニックをしていた夫婦の前を、パンの欠片をくわえた1羽の鳥が通りすぎました。そこで妻は何が起きるのかを知りたくて、鳥の様子を撮影することにします。鳥は池の水際に近付いて、くわえていたパンを水面に落としました。どうやら鳥はパンをエサにして、魚を捕まえたいようです。鳥は魚の気を引くために、何度もパンを取り出しては水に戻すという行動を繰り返します。そうして魚がパンに食い付くのを辛抱強く待っている鳥。するとこの後、予想外の展開が起きたのです。何が起きたのかは、実際の動画をご覧ください!鳥がもっているパンを狙って、カモが近付いてきます。そしてパンはあっさりとカモに食べられてしまいました。目の前でパンを取られた鳥はその場から動かず、背中には哀愁が漂っています。きっとこの鳥の姿を見た人の多くが、魚釣りは失敗に終わったと思ったでしょう。ところがその直後、鳥は水面に残っていた小さなパンくずを使って見事に魚をゲット!落胆しているように見えた鳥は、実は冷静に魚を狙っていたようです。動画を見た人からは、この鳥の賢さに驚きの声が上がりました。・どんでん返しだ!・かわいそうに…と思ったら、お見事!・諦めない精神がすごい!鳥さん、やったぜ!・鳥は人間より賢いな。この鳥はカモにパンを食べられてしまった時、すぐ近くに魚がいるのが見えていたのかもしれません。だからその場から動かず、魚が水面に上がって来るタイミングを狙っていたのでしょう。パンを使っておびき寄せるという賢明な作戦で、魚を獲って見せた鳥。カモにパンを取られて気の毒と思いきや、一瞬で勝者になった鳥に誰もが感嘆したようです![文・構成/grape編集部]
2024年04月01日池松壮亮、若葉竜也が出演する映画『ぼくのお日さま』の劇中写真が公開された。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のホッケー少年・タクヤと、フィギュアスケートを学ぶさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。今回の写真は、池松さん演じる荒川が、フィギュアスケート選手時代をふり返るワンシーンで使用されている。真剣な眼差しで氷上を優雅に舞う様子、氷飛沫をあげながら回転ジャンプをする場面と、完成度の高い写真だが、うっかりすると見逃してしまうため、要注目だ。池松さんは出演に向けて、クランクインの半年前から練習を開始し、別作品のために行っていたピアノの練習と並行する形でスケートの練習も重ね、劇中では完璧なスケーティングを披露している。『ぼくのお日さま』は秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月01日池松壮亮を主演に迎えた、『僕はイエス様が嫌い』(2019)奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』が今秋公開。この度、第2弾キャストとして池松さん演じる元フィギュアスケート選手のコーチ・荒川の恋人役として若葉竜也が出演する。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。主題歌は「ハンバートハンバート」の楽曲「ぼくのお日さま」に決定した。若葉さんは、本作で池松さん演じるコーチ・荒川の恋人・五十嵐を演じている。解禁されたシーン写真は、荒川と五十嵐が、眠りにつく前の2人を捉えたもの。五十嵐が荒川に向ける優しい眼差しや雰囲気が2人の関係性を伝える印象的なカットになっている。若葉さんは、狂気的な殺人犯を演じ各界から絶賛された『葛城事件』(2016)、少し頼りないけれど愛すべき青年・青を演じ、スマッシュヒットを記録した主演作『街の上で』(2020)、そして3月22日には主演映画『ペナルティループ』(2024)の公開が控えるほか、4月スタートのドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」にも出演するなど活躍中。若葉さんは、本作について「こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく『映画っていいな』なんて思ってしまいました」とコメント。また、奥山監督は「五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました」と明かす。「だからこそ、引き受けてくださると知ったとき、たまらなく嬉しかったです。いざ撮影して繋いでみたら、そこには、書きながら想像していたよりも更に魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました」と語り、「どんな役でも、どんなセリフでも、『こういう人いる!』と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです」と絶賛を寄せた。奥山大史監督是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれる奥山監督。是枝監督総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務め、演出を担当したNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の第3週「春よ、来い」(主演:宮崎あおい)が現在放送中と、大きな注目を集めている。『ぼくのお日さま』は今秋、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年03月19日令和5年度(第74回)芸術選奨贈呈式が12日、都内のホテルで行われ、映画部門・文部科学大臣賞を受賞した俳優の佐藤浩市が、受賞者を代表して挨拶に立った。「隣にいた池松壮亮くんに、“この空気感で、あんまり冗談とか言わないほうがいいかな?”って聞いたら、“浩市さん、絶対ダメですよ!”と念を押されました」という佐藤。その上で、「私も45年近くこの世界でやってこれて、今こうやって登壇させていただくことができたのは、人との出会い、作品との出会いがあって、こうして継続することができました」と感謝し、「60(代)半ばですが、そういう出会いの中で自分にとって新しいページめくることができたら、うれしいと思っております」と喜びを述べた。このほか、片岡愛之助(演劇部門・大臣賞)、山西惇(同)、中村勘九郎(同・新人賞)、岩井俊二氏(映画部門・大臣賞)、池松壮亮(同・新人賞)、井上雄彦氏(メディア芸術部門・大臣賞)、田村由美氏(同)、野木亜紀子氏(放送部門・大臣賞)、山崎裕侍氏(同)、石原大史氏(同・新人賞)、長田育恵氏(同)、藤井フミヤ(大衆芸能部門・大臣賞)、ねづっち(同・新人賞)などが受賞した。
2024年03月12日「ディズニープラス」で独占配信中の池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知出演ドラマ「季節のない街」が、4月5日(金)より地上波放送が決定した。宮藤官九郎が20代のころから切望していた企画で、テレビ東京とディズニーの共同制作で実現、昨年「ディズニープラス」で先行配信が始まった本作。原作は、山本周五郎の同名小説。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に、弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語。1970年には、黒澤明監督が『どですかでん』のタイトルで映画化したことでも知られる。本作では小説をベースに、舞台となる“街”を12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失い、この“街”にやってきた主人公が“街”の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとなっている。キャストには、怪しげな男の指示で人々の暮らしぶりを報告する仕事を請け負い、猫のトラと一緒に街に潜入する主人公・半助こと田中新助を池松さん、親思いの次男坊・タツヤを仲野さん、好きな子目当てで街に出入りしているオカベを渡辺さんが演じるほか、三浦透子、坂井真紀、濱田岳、片桐はいり、ベンガル、増子直純(怒髪天)、高橋メアリージュン、荒川良々、MEGUMI、皆川猿時、又吉直樹、前田敦子、塚地武雅、藤井隆、鶴見辰吾、岩松了らが出演している。今回の放送に池松さんは「ディズニープラスで配信された『季節のない街』が地上波で放送されること、とても嬉しく思います。未見の方にも、もうみていただいた方にも是非楽しんで頂けたらと思います」と喜び、仲野さんは「宮藤さんのもとに最高のスタッフとキャストが集って、撮影したのが約一年前。仮設住宅で笑ったり泣いたり、踊ったりブチ切れたりした日々が懐かしいです。あの街にしかないカオスがとっても恋しいです」と撮影を回顧する。渡辺さんは「毎話、魅力的なキャラクターたちが大暴れしています。このドラマが地上波で観られるのはいまの時代だからこそとても意義のあることだと思うので、放送が待ち遠しくて仕方ないです。あの街のみんなが思いっきり生きているのを、ぜひ目撃してください!」とメッセージを寄せている。また今回、仮設住宅で暮らす曲者揃いのキャラクターポスタービジュアルも公開。見ただけでキャラクター同士の関係性や街での立ち位置が伝わるような、個性溢れるビジュアルとなっている。さらに放送開始に合わせて、全10話のノーカット版シナリオに加え、各話の監督解説や美術セット図面、場面写真などを収録した「季節のない街 シナリオ」の発売も決定した。ドラマ25「季節のない街」は4月5日(金)24時42分~テレビ東京ほかにて放送。※初回、最終回は5分拡大「季節のない街 シナリオ」は4月5日(金)発売。(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日映画『ぼくのお日さま』が、2024年9月13日(金)に公開される。池松壮亮が出演。雪の降り始めから雪が解けるまでの少年の成長を描く映画『ぼくのお日さま』は、雪の降る街を舞台に、吃⾳をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少⼥さくら、元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川の3⼈の視点で紡がれる物語だ。雪が降り始めてから溶けるまでの、淡く切ない小さな恋の物語を映し出す。池松壮亮が元フィギュアスケート選手のコーチにさくらのコーチで、夢に敗れた元フィギュアスケート選手・荒川は池松壮亮が演じる。池松は以前、奥山大史が手掛けたエルメス(HERMÈS)のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY —それは、創造を巡る旅。—』に出演。その際、池松の佇まいに魅せられた奥山が『ぼくのお日さま』に大人の目線を加えたいと思ったことから、荒川というキャラクターが作られた。また、池松演じる荒川の恋人・五十嵐役として若葉⻯也が出演。五⼗嵐という役も、若葉への当て書きで作られたという。映画『ぼくのお⽇さま』登場人物タクヤ…越⼭敬達吃音をもつホッケーが苦手な少年。さくら…中⻄希亜良荒川にフィギュアスケートを学ぶ少女。荒川に憧れている。荒川…池松壮亮元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ。五十嵐…若葉竜也荒川の恋人。監督は奥⼭⼤史監督を務めるのは期待の新鋭、奥⼭⼤史。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエスが嫌い』で、史上最年少となる22歳で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新⼈監督賞を受賞した。映画『ぼくのお日さま』は、奥山が子どもの頃の約7年間、フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成⻑を描きたい」という思いを抱きスタートした作品だ。あたたかくて懐かしくて、しかしながら今まで誰も観たことのないような映画に仕上げている。なお、『ぼくのお⽇さま』は第77回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部⾨に正式出品。ワールドプレミア上映される。開催中の第26回台北映画祭では、⽇本史上初となる「審査員特別賞」「観客賞」「台湾監督協会賞」のトリプル受賞の快挙を果たした。主題歌はハンバート ハンバート主題歌は、ハンバート ハンバートが2014年に発表した8thアルバム「むかしぼくはみじめだった」の収録曲である「ぼくのお日さま」。監督の奥山は、映画のプロットを考える中で「ぼくのお日さま」と出会ったという。その歌詞を聞いた途端「主⼈公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」と語る。これまで主題歌オファーがあっても全て断ってきたほどの大切な楽曲だったが、奥山からの手紙を読みオファーを快諾したそうだ。映画『ぼくのお日さま』あらすじ吃⾳をもつホッケー少年・タクヤは、「⽉の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少⼥・さくらの姿に、⼼を奪われてしまう。ある⽇、さくらのコーチ荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを⾒つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。【作品詳細】映画『ぼくのお日さま』公開日:2024年9月13日(金)※テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテでは9月6日(金)~9月8日(日)まで3日間限定先行公開。監督:奥山大史脚本:奥山⼤史撮影・編集:奥山大史出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩主題歌:ハンバート ハンバート配給:東京テアトル
2024年03月03日『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督の商業デビュー作『ぼくのお日さま』に池松壮亮が主演。今秋、全国公開が決定した。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フュギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。奥山大史監督は、大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』により史上最年少となる22歳で、歴史あるサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞。是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれ、是枝監督総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めたほか、3月4日から放送開始するNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」では第3週「春よ、来い」(主演:宮崎あおい)の演出を担当する。奥山大史監督本作は長編2本目、商業デビュー作となるが、すでに世界各国の国際映画祭ディレクターから新作を期待される、次世代の映画界を担う期待の新鋭監督だ。奥山監督が子どもの頃に約7年間フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成長を描きたい」と本企画をスタート。プロットを考える中で「ハンバート ハンバート」の楽曲「ぼくのお日さま」と出会い、その歌詞を聞いた途端「主人公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」という。一方、本企画をスタートさせる前後に、奥山監督が総監督を務めた「エルメス(HERMÈS)」のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』で池松壮亮と撮影を共にしたことで、池松さんの佇まいに魅せられ、この物語に大人の目線を加えたいと思ったことから「夢に敗れた元選手のコーチ」という池松さんが演じたキャラクターが作られた。楽曲「ぼくのお日さま」は、「ハンバート ハンバート」が2014年に発表したアルバム「むかしぼくはみじめだった」に収録されており、奥山監督からの手紙を読んで、大切な楽曲の提供のオファーを快諾。また、デビュー作『僕はイエス様が嫌い』に続き、本作でも自ら撮影、脚本、編集を手掛ける奥山監督は、スケートを滑りながらカメラを回している。奥山大史監督本作は、釜山国際映画祭2022で行われた世界40か国288企画からなる「Asian ProjectMarket(APM)2022」で「ARRIアワード」を受賞しているほか、これまで濱口竜介監督、三宅唱監督らの作品を世界へ紹介してきたフランスの会社「シャレード」による海外セールスも決定、黒沢清監督や深田晃司監督の作品をフランスで公開してきたアートハウス・フィルムズの配給により11月にフランス公開される予定。タクヤ役とさくら役は後日発表される。元フィギュアスケート選手のコーチ 荒川役/池松壮亮コメント奥山大史という凄まじい才能に出会い、対話を繰り返し、共感し合い、共犯できた全ての時間に感謝しています。この世界の光の粒のような二人の才能に出会えたことにも感謝しています。今作を共に創り上げたスタッフキャストと共に、この素晴らしい作品を届けることができることを幸せに思います。この世界の雪解けを予感させてくれるような、あまりにもピュアで、心に響く映画になりました。是非楽しみにしていてください。池松壮亮主題歌/ハンバート ハンバート佐藤良成コメント奥山監督から最初手紙をいただきました。今作ろうとしている映画は、私の曲の中の「ぼく」から物語がふくらんだもので、主題歌にもその曲「ぼくのお日さま」を使いたいと。脚本や前作も拝見して、彼と是非仕事したいと思い快諾しました。出来上がった作品は、どのシーンのどのカットも実に美しい光と色で、こんな絵を撮る奥山監督は恐ろしい人だなと思います。自分の曲がこんなにも素晴らしい映画となって生まれ変わるなんて、本当に幸せです。主題歌/ハンバート ハンバート佐野遊穂コメントとにかく映像の美しさが印象的でした。どこを切り取っても儚さが漂っていて、監督のキャラクターがそこに一番現れてるように感じました。この楽曲の「ぼく」や、タクヤ、荒川コーチ、それぞれに小さな救いがあったように、この映画がまた誰かのお日さまになれば嬉しい事だと思います。「ハンバート ハンバート」監督・撮影・脚本・編集/奥山大史 コメントいつの日か、子どもの頃に習っていたフィギュアスケートの映画を作りたいと思っていました。でもなかなか作れずにいました。ただ思い出を映像にするだけでは映画にならない、と頭を抱える日々でした。そんな時、「ぼくのお日さま」という楽曲に出会い、惹かれるまま毎日聴くうちに、全く新しい物語が動き始め、時を同じくして、池松さんに出会い、この方の魅力を映し出すことができたら、映画になると確信できました。この作品で商業映画に初挑戦できたこと、嬉しく思います。どうぞご期待ください。映画『ぼくのお日さま』は今秋、テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年02月29日家族全員でスキンケアやヘアケアを楽しんでいるという、源田壮亮&衛藤美彩ファミリーの美容事情を深掘り。キレイになるだけじゃない。互いを思いやる心が育つ、ハッピーシェアビューティとは!?みんなで美容を楽しむ時間が家族団らんになっています。――おふたりが結婚なさったのは2019年のこと。源田さんは、その頃から美容男子だったんですか?衛藤美彩:全然。当時の夫は、グラウンドでたっぷり紫外線を浴びるのに日焼け止めすら使わず、夏は肌が真っ赤。まず「これいいよ」って、UVカットコスメを渡しました。それから、そのコスメをオフするためにクレンジングを渡して……。そんな感じで、だんだんスキンケアするようになったんです。源田壮亮:何事も、これはイイと納得したら前向きに取り組むのがモットー。自分でスキンケアコスメをそろえましたし、たま~に美彩の高級洗顔料や化粧水を借りることもあります。インナーケアのサプリメントも一緒に飲んでいるね。衛藤:腸活によい酵素サプリメントとかね。源田:あれは独特の味で、最初“ウッ”てなった。でも体調がよくなるので、続けています。今では、脱毛のために美容クリニックに通っているんですよ。将来、娘に“おヒゲいやっ”て言われないように(笑)。衛藤:結婚当初と比べて、すごい変わりようだよね(笑)。こんなふうに、夫が自発的に美容を楽しむようになってくれたのが嬉しい。源田:美彩が褒め上手だから。肌や髪がキレイになったっていっぱい褒めてもらえると、もっとやってみようって励みになる。衛藤:パートナーの美意識を上げたいって考える人は多いと思うけど、“あれやって、これやって”って強制するんじゃなくて、やってみたいと思えるようにリードすると、うまくいくのだと思います。子育てに似ているのかも。――お子さんも、一緒に美容を楽しんでいますか?衛藤:まだ子供だから体を洗って保湿やUVケアをするくらいだけど、大人も子供も安心して使える、肌に優しいコスメを家族みんなで使っています。源田:最近は、僕らにボディクリームを塗ってくれたりするんですよ。衛藤:ポンプを押すのが楽しいみたい。腕とかに塗ってくれるから、「わー、キレイになったね。ありがとう~」って褒めると、喜んでもっと塗ってくれます。源田:ここでも褒め上手を発揮している(笑)。お風呂上がりに家族みんなで楽しみながらボディケアして、子供が眠ったら“お疲れさま”ってハイタッチ。そこから、夫婦でスキンケアの時間です。衛藤:コスメの情報を共有したり、ふたりでパックをしたり。一緒に盛り上がれるのがいいですね。源田:打者としてボールを打つときは猛烈に歯を食いしばるので、こめかみがガチガチになるんです。そんなときは、寝る前に美彩がマッサージしてくれます。――聞いているだけで幸せになるシェアビューティですね。衛藤:確かに幸せだなって思います。シェアビューティって、時間を共有するよい機会ですよね。お互い褒めたり信頼を高めたり、よい関係を保つためのコミュニケーションにもなるし。源田:そうだね。この調子で美容を頑張って、子供が大きくなったときにかっこいいオヤジでいたい。“俺の背中を見ろ”的な。衛藤:子供たちも、美容好きになりそう。家族みんなでシェアビューティできる日が、楽しみです。源田家のアイテムA【カネボウ】スクラビング マッド ウォッシュ溶岩クレイが毛穴の汚れを吸着。泡立つスクラブ洗顔。肌に密着する生泥感触がユニーク。「スクラブがほどよい刺激になり、気持ちがよい。メンズの肌もスッキリ洗い上がります」(源田さん)。130g¥2,750(カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120・518・520)B【SENSAI】UTM ザ ローションIIふっくらハリのあるシルクスキンが叶う。シルク由来の成分を配合。リッチなコクのある質感。「育児が忙しくエステに行けないので、このアイテムに投資。気分が上がるし、疲れた肌がよみがえります」(衛藤さん)。125ml¥28,600(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)C【アロベビー】ベビーソープデリケートな赤ちゃんのケアに。天然由来成分99%以上の処方で新生児から使えるフォームタイプ。「子供のボディウォッシュ、保湿、UVケアは全部アロベビー。天然の香りが心地よくて、私も愛用しています」(衛藤さん)。400ml¥2,200(SOLIA TEL:03・5772・1105)源田壮亮さんプロ野球選手。埼玉西武ライオンズで内野手を務める。2021年、東京オリンピックで金メダルを獲得。優れた守備選手に贈られる「ゴールデン・グラブ賞」を6年連続で受賞。衛藤美彩さんタレント、モデル。乃木坂46の元メンバー。2019年に結婚し、現在は2児の母として家事や育児、仕事に大忙し。家族の日常を披露するほのぼのインスタグラムが好評。ワンピース¥33,000(カーサフライン/CASA FLINE表参道本店 TEL:03・6447・5758)※『anan』2024年2月28日号より。写真・藤原 宏(Pygmy Company)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・KUBOKI(aosora)取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
2024年02月27日村上春樹の小説「一人称単数」が2月26日(月)本日、Amazon オーディブルにて配信スタートした。現在Audibleでは、村上春樹作品を多数配信中。19作目のオーディオブック化となった「一人称単数」は、2020年に刊行された8作からなる最新短篇小説集。今回、朗読を担当したのは、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『宮本から君へ』『シン・仮面ライダー』などに出演している俳優・池松壮亮。「初めての挑戦で難しかったですが、とてもやりがいのある作業でした」と収録をふり返った池松さんは、「読む人の記憶や感覚に触れ、独り言のような記憶にならない曖昧な記憶、形容し難い個の体験や感情を、言葉を丁寧に紡ぎ、巧みに操つり、魔法のように浮かび上がらせる素晴らしい作品」と本作について語る。さらに「声と音によって、小説とはまた少し違う届き方を試せたのではないかと思います。寝る前に聴いていただくのも、ラジオのように聞いていただくのも、好きなように楽しんで頂けたらと思います」とコメントしている。「一人称単数」あらすじ人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私はいまここにいる。ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、いまも記憶にあるいくつかの短歌。鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか?驚きと謎を秘めた8篇。「一人称単数」はAudibleにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月26日夜ドラ「ユーミンストーリーズ」に出演する新たなキャストが発表された。本作は、松任谷由実の名曲からインスピレーションを得て描かれた、3人の小説家が生み出した3つの物語を原作としたオムニバスドラマ。夏帆主演の第1週「青春のリグレット」(原作:綿矢りさ)には、菓子(夏帆さん)の元彼・陸役で金子大地、菓子が旅行した先で立ち寄る店「しらかばヒュッテ」の店員役で片桐はいり、夫・浩介役で中島歩が出演。金子さんは「誰しも経験があるのではないかな」と本作について述べ、片桐さんは「どんなすてきなドラマになるのか楽しみです」と完成に期待。中島さんは「真っ当に生きることに疑問を感じている方には特にご覧いただきたいです。もちろん真っ当に生きることを諦めている方にもご覧いただきたいです」とメッセージ。<「青春のリグレット」あらすじ>夫に浮気され、夫婦関係が破綻しかけている菓子。まだやり直せる。そう考えた菓子は夫の浩介を旅行に誘うが、その旅先で、昔ある人に言われた言葉が実は重要な意味を持っていたことに気づき…。麻生久美子主演の第2週「冬の終り」(原作:柚木麻子)には、フードコートでパート勤務をする仙川真帆役・篠原ゆき子、鮮魚売り場を担当するパート・みつき役で伊東蒼、生鮮売り場担当の正社員・前田役でクリスタル ケイ、ベテランパートの定岡正子役・浅田美代子が参加。篠原さんは「あぁ、私この話すごく好きだ」と台本を読んだときの感想を明かし、伊東さんは「今まであまり聴いたことのなかった方達が、松任谷由実さんの温かくそっと寄り添ってくれる楽曲に触れる機会になってくれれば」とコメント。クリスタル ケイさんは「皆さんに是非楽しく見ていただきたいです」と呼びかけ、浅田さんは「この話の中で私の役は楽しく遊ぶことが出来ました」とふり返る。<「冬の終り」あらすじ>スーパーでパートとして働く藤田朋己(麻生久美子)は、新しく入ったパートの仙川真帆と全く会話が続かず気まずい思いを募らせる。しかし有線である曲が流れた時、初めて変化が訪れた。もう一度、少しだけ日常に変化を。一人の思いをくみ取ったパート仲間によって、ちょっとした大ごとに発展してしまう友情の物語。宮崎あおい主演の第3週「春よ、来い」(原作:川上弘美)では、“あれ”の力を持つ衣笠雄大役で池松壮亮、両親を事故で亡くし叔母と祖父と暮らす上原多英役で白鳥玉季、多英の叔母・谷川なりみ役で小野花梨、保険会社社員の千崎倫也役・岡山天音、雄大の父・衣笠充流役で田中哲司が出演する。池松さんは「この世界の結びつきと、人を想うこと、誰かの幸せを願うこと、そして愛の発見を導いてくれるような作品です」と説明し、白鳥さんは「心がいっぱいになる作品だと思います。楽しみにしていてください!」とメッセージ。小野さんは「この曲の持つ淡い優しさと切なさがぎゅっと詰まった脚本」と言い、岡山さんは「カナコと、お互いの人生を徐々に交差させていくキャラクター」と自身の役柄を説明。田中さんは見どころについて「池松君との少し微妙な親子関係です」と明かしている。<「春よ、来い」あらすじ>一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ(宮崎あおい)。誰のために使ったら良いのか。亡くなった母は誰のために使ったのか。疑問の答えを求めてたどり着いた先に、同じ“あれ”の力を授かった雄大、生きることをつらく感じる中学生の多英が見えない糸で導かれ――。なお、物語を彩る劇伴音楽には、コンサートで「卒業写真」をカバー演奏しているアーティスト・青葉市子が決定した。夜ドラ「ユーミンストーリーズ」第1週「青春のリグレット」は3月4日(月)~7日(木)22時45分~(全4回)、第2週「冬の終り」は3月11日(月)~14日(木)22時45分~(全4回)、第3週「春よ、来い」は3月18日(月)~21日(木)22時45分~(全4回)NHK総合にて放送。※BSP4Kでは前編・後編に分けて放送(前編:「青春のリグレット」+「冬の終り(前半)」3月8日(金)21時~/後編:「冬の終り(後半)」+「春よ、来い」3月15日(金)21時~)(シネマカフェ編集部)
2024年01月25日マイナビ転職の新CM「出会い」編に出演した池松壮亮と一ノ瀬ワタル。元キックボクサーから俳優というキャリアチェンジを遂げた一ノ瀬、そして幼少期から役者として活躍し続ける池松に“仕事”について話を聞いた。それぞれがこれまで歩んできた道のりを振り返りながら、自身にとっての転機、そしてその当時の心境を明かす。○一ノ瀬ワタル、格闘家から俳優へ「性格的にすごく合っていた」――今回の新CMでは、“転職”というものが大きなテーマになっています。一ノ瀬さんは格闘家から俳優にキャリアチェンジされましたが、当時はどんな心境でしたか?一ノ瀬:期待が大きかったと思います。キックボクサーとしての最後の頃にトレーナーから「ガードを殴っているぞ」とよく言われていて。計量のときに対戦相手に初めて会うんですけど、めちゃくちゃいい人やったんです。俺がその人に勝って、すごい泣いている姿を見たときに、試合で勝つことよりも罪悪感の方が勝ってしまったんです。キックボクシングにすごい悩んでいた時期でもあって、そのときに俳優という職業に出会ったんです。俳優って、演技で死闘は繰り広げるんですけど、1つのいい作品を一緒に作るという同じ目標がある。だから俺には性格的にすごく合っていたんです。もちろん不安もあるんですけど、俺の好きなアントニオ猪木さんの言葉「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」の通り。最初の一歩は怖かったですけど、自分が行きたい道に進んでみてよかったです。――これは今悩んでいる方にもとても響くお話ですね。一方で池松さんは、幼少期から俳優として仕事をされてきていますが、仕事として意識が変わった瞬間はありましたか?10代からやっていたので、よくわからないまま始まってるんです。最初は仕事というものもわからなかった。一番大きく意識が変わったのは、生まれ育った福岡から東京に出てくる18歳ぐらいのとき。そこからまた大学卒業するタイミングで変わったり……それでいうと、今年(2023年)お世話になってた事務所を離れて独立したんです。そこでもまた変わりました。いろんなタイミングで目標に向かってちゃんとやろう! と、覚悟を新たにするタイミングが数年に1回は訪れます。まさに2023年がその年。大きく変わった年でした。○一ノ瀬ワタル、『サンクチュアリ』続編に意欲「完結させたい」――新しい一歩を踏み出すことは勇気のいることだと思います。新たな一歩を踏み出す方にアドバイスをお願いします。一ノ瀬:では、先ほどの言葉をちゃんと改めて。転職という道は怖いと思うんですけど、「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」。ありがとう! 猪木さん、拝借させていただきました! 一歩踏み出すのが怖いとき、俺はこの言葉を思い出します。池松:怖いというのは当たり前のことであって、怖いことを怖がらなくていいと思います。真剣であればあるほど誰でも怖いはずです。僕自身にも言えることですけど、「怖いことを経験してまで何を獲得したいか、その先を見たいかどうか」だと思います。――一歩踏み出すことが大事だと。最後に2024年に達成したいことをお聞かせください。池松:僕はもうあんまり具体的にこれ! ということはないんですけど、毎年思うのはコツコツと続けること。目標はいつだってあるし、例えば映画だったらこういうものを作りたいという思いは毎回あるので、そういうことに対してコツコツと続けることですね。年々、より丁寧にと思いながらやろうと思っています。一ノ瀬:『サンクチュアリ』の猿桜というキャラクターが、まだ俺の中では完結してなくて。俺の中で暴れてるというか……モヤモヤしているヤツがいるんです。こいつを完結させたいというのが目標です。■池松壮亮1990年7月9日生まれ、福岡出身。2003年に映画『ラストサムライ』でスクリーンデビューを果たし、注目を集める。その後、映画を中心に様々な作品に出演、近年では海外作品でも活躍。2019年公開の映画『宮本から君へ』では第93回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞した。近年は『シン・仮面ライダー』(23)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)、『愛にイナズマ』(23)に出演した。■一ノ瀬ワタル1985年7月30日生まれ、佐賀出身。元プロキックボクサー。映画『クローズZERO II』(09)に出演し、俳優を志す。その後、映画『宮本から君へ』(19)、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、映画『ヴィレッジ』(23)など話題作に出演。2023年にはNetflix『サンクチュアリ -聖域-』で初主演を務めた。
2024年01月25日