10/24新月から『閏(うるう)9月』の始まり!2014年が13カ月になるのはなぜ?【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
今年はなんと13カ月!おまけの月がもうすぐスタート
10月24日は、新月です。旧暦では、毎月の第1日目は必ず新月の日と決まっているので、この日から新しい月が始まります。前回の新月の日は旧暦9月(長月)1日でしたから、次は当然10月だと思いますよね。ところが!今年は9月がもう一回繰り返されるのです。正確には「閏(うるう)9月」がスタートします。
月の満ち欠けのサイクルは、約29.5日です。これが12回(12カ月)繰り返されて、旧暦の1年(平年)は約354日となります。
けれど、太陽のサイクルは1年=約365日ですから、約11日短いことになり、年を追うごとに日付と季節がどんどんズレてしまいます。そのズレは、3年で約1カ月分(11日×3年=33日)。そこで旧暦では19年に7回(だいたい3年に1回)、まるまる1カ月を挿入し、その年は13カ月としてズレを調整するのです。このプラスされる月のことを「閏月(うるうづき)」といいます。
閏月の月名(呼び名)