『アナ雪』の大ヒットは日本人のDNAに理由があった?【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
雪の表現に学ぶ、日本人の美意識
12月7日(日)は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。紅葉のシーズンはすっかり終わり、山は雪によって白く染まる時季。都会でも北風が身にしみて、本格的な冬の到来を感じる頃です。
ところで、雪の結晶を見たことはありますか?温度や湿度によってカタチは変わるものの、基本構造は六角形。五角形や八角形をした雪の結晶はないんですよ。不思議ですね。
雪の結晶が、六枚の花弁が開いたようなカタチをしていることから、雪には次のような異称があります。
・六花(りっか)
・六つの花(むつのはな)
・六出(りくしゅつ)
・六出花(りくしゅつか)
・六辺香(ろくへんこう)
漢字を見ただけでは、雪のこととは想像もつきません。
また、初冬の風にのってちらちらと降る雪や、晴れた空から舞い降る雪のことを「風花(かざはな)」といいます。
ダイレクトに「雪」という文字を使わないところが、なんとも粋!日本人の自然に対する繊細な美意識を感じます。