年始に失敗した人に朗報!旧暦新年はリスタートのチャンス【恋占ニュース】
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
旧暦ではこれから年末!一年を締めくくる準備をはじめて
西暦(新暦)2015年がスタートして2週間。お正月モードからすっかり気持ちが切り替わり、日常を取り戻した頃でしょうか……しかし!旧暦ではまだ年が明けていません。1月20日(火)は新月で、旧暦12月1日にあたります。そう、これから「師走」を迎え、一年を締めくくるのです。
昔は12月になると、どこの家でもお坊さんを招き、その年に犯してしまった小さな罪や過ちを懺悔して、消滅を祈る法会をしていました。そのため、お坊さんは大忙し。普段は落ち着きはらっているものの、年末は忙しく走り回ることから、師が馳せる「師馳す」が転じて「師走」になったといわれています。
ほかに旧暦12月の別名には、
・暮古月(くれこづき)
・三冬月(みふゆづき)
・春待月(はるまちづき)
・梅初月(うめはつづき)
・弟月(おとうづき、おとづき)
などがあります。冬から春へと移り変わろうとしている気配、ワクワクとした新春への期待感が、これらの名前から伝わってくるかのようですね。