今日は旧暦・人日の節句!簡単にできる七草の体内クレンジング【恋占ニュース】
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
胃にやさしいだけじゃない!七草で体内をクレンジングして、春美人に
旧暦の新年がスタートして1週間。今日(2月25日)は旧暦1月7日にあたり、「人日の節句」の日です。七日正月とも呼ばれ、一年間の無病息災を願って七草粥を食べることで知られています。
もともと宮中では、1月15日に七種(ななくさ)粥を食べていました。これは、米・粟・きび・ひえ・みの・ごま・小豆を炊いた穀物の粥です。
一方、古代中国では1月7日に七種類の野菜のお吸い物を食べて無病を願う風習がありました。これが平安時代に日本に伝わり、やがて宮中の七種粥と結びついて七草粥になったといわれています。
それでは、春の七草をみていきましょう。
・芹(せり)
ビタミンB2やカルシウム、鉄分、食物繊維などが豊富。独特の香りには、消化促進の働きがあるといわれています。
・薺(なずな)別名:ぺんぺん草
たんぱく質やカロテン、ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄などを含み、利尿作用や解熱作用があるといわれています。